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2019年2月26日 一般社団法人 日本知的財産協会 次世代コンテンツ政策プロジェクト 「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」に関する著作権法改正法案が、今国会に提出されんとしています。 当協会は、文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会「中間まとめ」に対する提出意見(以下)のとおり、国民への影響が極めて大きい見直しであることから、改正を行うとしても、 十分な議論を重ねて、慎重に行うべきであると考えています。 この中間まとめに対しては当協会以外にも数多くの意見が提出され、その後も見直しの内容を懸念する、多数の有識者による緊急声明1を はじめとした多くの意見2 が表明されていますが、 同小委員会は短期間の議論にとどまるなど、審議の過程でこれら意見を踏まえた十分な議論がなされたのか、疑問の残るところです。 改正による影響の大きさに鑑み、これら多くの意見を踏まえたうえで、適切な立法がなされ
日本の制度との対比における欧米諸国 の職務発明制度 ワシントン大学ロースクール教授 CASRIP所長 竹中俊子 JIPA 産業横断職務発明フォーラム 欧米主要諸国の職務発明制度 米国型 契約自由の原則 (例外:バイドール法他) 使用者・従業者間の交渉力の均衡を前提 各企業の私的自治と経済原理に任せ、特許を受ける権利移転メカ ニズム・補償金請求権制度無し ドイツ型 労働者保護政策による契約自由の原則修正 使用者・従業者間の交渉力の不均衡を前提 特許を受ける権利移転メカニズム・補償金請求権制度を導入し、 使用者と従業者の権利関係を国の政策で規制。 日本はどちらのタイプ? 米国型:契約による移転・労働協約で補償金決定可(?) はじめに 発明者の認定:特許を受ける権利の帰属を認定 するための出発点 職務発明制度:従業者による発明の奨励のみな らず、使
サトウの切り餅事件・知財高裁で逆転判決 −何があったのか− 東京地裁では、被告製品「サトウの切り餅」が、原告・越後製菓の特許権を侵害しないとして、被告勝利にしました。しかしながら、9月7日、知財高裁が逆転判決、特許権を侵害するとして、原告勝利となったのです。特許庁の判定も非侵害としたこの事件、知財高裁で何があったのでしょうか。早速判決を読んでみました。 越後製菓の特許は、右の【図1】のように切り餅の横腹にスリットを入れたもので、餅が焼けたとき【図2】のように横から蒸気が逃げ、最中のように焼きあがるという効果をもたらすものです。オーブントースターでも綺麗に焼けるというものでした。 知的財産面での論点 東京地裁で議論になった「構成要件B」を満足するか否かの議論が最初にありました。「切り餅の載置底面または平坦上面ではなくこの小片餅体の上側表面部の立直側周表面に、この立直側面に沿う方向を周方向とし
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