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1938年にドイツの物理学者オットー・ハーンが原子核分裂を発見してから数年後、ナチスドイツによる核爆弾の製造を懸念したアメリカは、イギリスやカナダとともに、当時の日本の国家予算を凌ぐ規模の予算を投じて核分裂を利用した爆弾の製造に取りかかりました。そして1945年8月、2つの異なる材料と機構を持った原子爆弾が、それぞれ広島と長崎に落とされました。 2015年は核兵器が初めて人類に対して使われてから70年の節目の年でした。 アメリカとソ連が核兵器の数を増やし続けた時代は終わりましたが、今なお世界には人類を何度も滅ぼすことのできる量の核兵器が存在しています。 今回は各国の持つ核兵器の数について、2016年3月に出された最新の資料*1等を元に紹介します（北朝鮮のみ2015年10月の資料*2に基づいた数）です。 【2017年9月4日追記】 世界の核兵器の数 保有国 ランキングの2017年最新版もアッ