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弁護士の中村和洋です。 近年,賃貸借契約終了時の敷金返還をめぐって,弁護士資格のない業者が交渉に入ったり,退職代行サービスと称して,退職手続を代行する業者が多くみられます。 しかし,これらの行為は,いわゆる「非弁行為」として,弁護士法に違反し,刑事罰が科されることもあります。 また,弁護士以外のいわゆる隣接士業として,行政書士,司法書士,税理士などがありますが,これら士業の業務は,法律によって限定されており,それに違反すると,やはり弁護士法違反の問題が生じます。 弁護士以外の者に法律事務をお願いしてしまうと,依頼した方も,後に警察の捜査に巻き込まれてしまうなど,大変なことになってしまうおそれがあります。 そこで,今回は「非弁行為」について少し詳しく解説します。 1.弁護士法の規制 弁護士法では,非弁行為について,以下のような規制があります。 ・弁護士法72条 弁護士又は弁護士法人でない者は
競馬の払戻金で得た所得に関する事件の税務訴訟について,本日,大阪地方裁判所が判決を言い渡しました。 この裁判は,既に大阪地裁,大阪高裁で判決がなされている刑事事件(現在,検察官が上告受理申立てし,最高裁に係属中)とは異なり,税務署が行った課税処分の取消しを求めている行政裁判です。 大阪地裁第7民事部は,原告(納税者)側の主張をほぼ全面的に認め,はずれ馬券を必要経費と認めなかった課税処分の大部分を取り消しました。 これは,刑事裁判の判決の内容と同様であり,これで,国の主張は,3回連続で裁判所によって排斥されたことになります。 今回の判決でも,本件の馬券の購入行為は,広く回収率を高めることを目的として,競馬予想ソフトを利用して独自の手法に基づき,多数のレースを対象に継続的に多数回にわたって広く馬券を購入することによって払戻金を得ていたものであるから,「営利を目的とした継続的行為から生じた所得」
私、弁護士 中村和洋は、平成9年から平成19年まで、大阪地方検察庁を中心に検事として主に刑事事件や少年事件を取り扱ってきました。 また、そのうち3年間は、訟務検事として国を当事者とする行政事件・民事事件も担当しました。 平成19年に弁護士登録をし(大阪弁護士会)、関西を起点に活動していますが、これまでの10年間の検事経験を生かして、専門性のある弁護士として、依頼者のニーズに対応し、社会に貢献することを理想としています。 平成24年からは念願の独立を果たし、中村和洋法律事務所を設立いたしました。 従来の専門分野にとどまらず、外部の法律事務所、司法書士事務所、税理士事務所等とも提携、協力することにより、幅広い分野にも対応いたしております。
司法試験の勉強について(2017年版) 刑事事件、税金事件、反社会的勢力対応に強い弁護士。弁護士法人 中村和洋法律事務所 1 勉強の姿勢について (1)勉強時間の確保 ロースクール生や、予備試験を受験する方に、参考になればと思い、勉強の方法等について、私なりの考えをご紹介します。 司法試験については、正しい方法で、集中して、一定の時間勉強しさえすれば必ず通ります。 受験生のみんなが選択するようなオーソドックスな方法をとることが非常に大切で、後は勉強の絶対量で差がつきます。 私の場合は、大学1年生の終わりころから卒業1年目までの約4年弱勉強しましたが、週に1日は勉強しない休みの日をもうけていたので、1日平均4~5時間、合計すると4000~5000時間勉強しました。 1日10時間を目標にして、普段は午前9時ころから、午後8時ころまで勉強するようにしていましたが、やはり息抜きをしたり、用事があっ
本件については、私、中村和洋が主任弁護人として、また、不服申立て等についても代理人弁護士として担当しております。 各新聞紙等で広く報道をされておりますが、正確な事実関係をご理解いただくために、以下に本件に関するQ&Aとして、説明をさせていただきます。 Q&A 1 どのような事案ですか。 会社員のAさんは、平成16年ころから、市販の競馬予想ソフトに、自らが過去の統計を基に分析したデータや計算式を付け加えることによって、独自のシス テムを構築し、インターネット上で馬券を購入するようになりました。そして、JRAで開催されている期間の全競馬場のほぼ全レース(障害レースと新馬戦を 除く)の馬券を購入し続けていました。 当初は100万円を資金としていましたが、その後、それは順調に増え続け、平成17年から平成21年までの5年間の馬券の収支は、購入金額が合計約35 億500万円、配当金額が合計約36億60
2012年12月5日(水) 本件については、私、中村和洋が主任弁護人として、また、不服申立て等についても代理人弁護士として担当しております。 各新聞紙等で広く報道をされておりますが、正確な事実関係をご理解いただくために、以下に本件に関するQ&Aとして、説明をさせていただきます。 Q&A 1 どのような事案ですか。 会社員のAさんは、平成16年ころから、市販の競馬予想ソフトに、自らが過去の統計を基に分析したデータや計算式を付け加えることによって、独自のシステムを構築し、インターネット上で馬券を購入するようになりました。そして、JRAで開催されている期間の全競馬場のほぼ全レース(障害レースと新馬戦を除く)の馬券を購入し続けていました。 当初は100万円を資金としていましたが、その後、それは順調に増え続け、平成17年から平成21年までの5年間の馬券の収支は、購入金額が合計約35億500万円、配当
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