結晶偏光子 当社では、各種の結晶製偏光子を製作しています。偏光子に用いられる結晶は複屈折性を持ち、結晶に入射する光線の偏光方向により屈折率が異なります。この特性を利用し、古くから多種の偏光子が考案されています。一般に消光比が高く、高透過率で透過波長帯域が広いという特徴があります。特に消光比は一般に50dB(100000:1)程度の高い消光比が得られます。 結晶偏光子の主な分類 全反射型 偏光方向による全反射角の違いを利用した偏光子です。 片方の偏光が全反射するため原理的に高い消光比が得られる構造です。 <全反射型の各種構造> グラントムソンプリズム グランテーラープリズム グランレーザープリズム etc. 偏光分離型 偏光方向による屈折角の違いを利用した偏光子です。分けた偏光を両方使用する等の場合に利用されます。 透過した各々の偏光の消光比は高い消光比を持ちます。 <偏光分離型の各種構造>