今日では電気の正体は金属元素の自由電子とされています。 この自由電子が移動することによって電気エネルギーというものが 発生するのです。 電流の研究が始まったころ、電流は+の電気をおびた粒子の流れだと思われていました。 電流の正体が電子(-の電気をおびた 粒子)の流れだということが発見されても、それまでの電気の法則を活用するために、今でも決まり事として「電流は+から-に流れ る」と言うことにしています。 まず、電気を理解するには『物とは何か?』を分からないといけません。 『物』ってなんでしょう? 『物』とは分子で出来ています。 分子とはその『物』を形成する上での最少構成単位です。 たとえば「水」の分子は「水素分子」と「酸素分子」で出 来ていますが、水の分子を水素分子と酸素分子に分けてしまうと水は水でなくなってしまいます。 分子には沢山の種類があります。 それらの分子は更に小さく分けていくと何