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小暮: 最後にですね、松尾先生にこれから中古住宅のリフォームについて伺いたいと思います。家ってこれからどんどん余っていくじゃないですか。その中で中古住宅を活用するという流れはこれから増えていくと思います。まずはリフォームとリノベーションの違いから教えてもらえますか。 松尾先生: リノベーションというのは、例えば元々オフィスだった建物をホテルに改修するみたいな感じで、用途の変更を伴う全面改修をリノベーションって言ってました。でも最近は住宅のリフォームでもリノベーションという言葉がよく使われるようになっていますね。もう単純にリフォームって言うより、リノベーションって言う方が新しいじゃんという感じで使われることが増えてるんじゃないかな。リフォームというのは、英語ではReとFormです。ReとHomeと思っている人が結構いますけど。 小暮: リ・フォームですよね。 松尾先生: Reというのは再び、
小暮: はい、皆さんこんにちは。子育て設計の小暮です。今日は松尾設計室の松尾先生の所に、第二弾の動画撮影にやって参りました。去年の7月にお届けした第一弾は、いろんな方に見ていただいて「すごく良かった」と評判でした。今回は、私のメルマガやYouTubeなどからいただいたご質問を挟みながら、また松尾先生にいろいろと解説をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 松尾先生: はい、こちらこそよろしくお願いします。 小暮: まず一つ目は、これは消費者の方はなかなかご存知ないと思いますが、2021年4月から省エネルギーが義務化になりますね。 松尾先生: 2019年の1月からなるはずだったのが飛んだんです。 小暮: そうだ、飛んじゃったんですよね。2021年の4月から今度は「説明義務化」というのがスタートするらしいのですが、具体的にはどんなことなのかをちょっと松尾先生に解説をしていただければ
小暮: 私は樹脂サッシしか使ってないんですよ。ちょっと宣伝になっちゃいますけど、群馬県の南部地域で、樹脂サッシ採用率No1という。 松尾先生: 採用率?数じゃないんですね。 小暮: 数じゃないです、率でNo. 1です。だって100%ですから(笑)。いつも松尾先生がおっしゃる通り、やっぱり熱の出入りは窓からが50%ぐらいになる訳じゃないですか。なので窓を強化するというのは、コスパも良いし、物凄く簡単な訳ですよね。 松尾先生: そうですよね。 小暮: ですが、こういう質問をする方がいらっしゃるんですよ。じゃあなんでそんなに良いサッシなのに、大手ハウスメーカーは使わないんだと。大手ハウスメーカーさんが樹脂サッシを使わないんのは、もしかして何か秘密があるんじゃないかというんですが、何かあるんですかね? 松尾先生: いや、秘密は何もないと思うんですよね。これ実は今日の質問の中で一番難しいんですけど、
有限会社松尾設計室 代表取締役 JIA(日本建築家協会)登録建築家 パッシブハウスジャパン理事、PASSIVE WINDOW JAPAN 理事、住まいの屋根換気壁通気研究会 専務理事、空気調和・衛生工学会省エネルギー委員会、住宅指針改訂検討小委員会委員等を歴任。2005年 「建築環境省エネルギー機構」の「サスティナブルTOKYO世界大会」で「サスティナブル住宅賞」をはじめ、数々の賞を受賞「健康で快適な省エネ建築を経済的に実現する」ことをモットーにして設計活動、講演活動を行っている。兵庫県出身。九州大学工学部建築学科卒。著書に「ホントは安いエコハウス」。共著に「あたらしい 家づくりの教科書」。 有限会社松尾設計室のホームページはこちら。 松尾和也先生と語る、これからの家づくり基準。 当社の設計をご指導いただいている松尾和也先生に、この国の住宅業界の抱えている課題やこれからの家づくりの新しい基
Philosophy創業から20年。 私が家づくりを行う理由。 家づくりは、机上で計算し図面を書いただけでは思い通りにいかない事もあります。そこで現場に出掛け、職人さんたちと意見を交わしながら確認し、測定し、自分の頭と体で感じたことを家づくりに反映させていきます。 しかし、家が完成しても、それで終わりではありません。正しい家には正しい住まい方があります。冬には冬の、夏には夏の、秋と春には秋と春の住まい方があります。この住まい方を覚えると、家本来の心地よさを実感できますし、長持ちもします。そこで、必要に応じて、日射取得と床下エアコンの使い方、日射遮蔽と屋根裏エアコンの使い方等をアドバイスさせて頂きます。 ちなみに、暑い夏でもある程度の日射取得は必要だったりします。これが上手に出来ると、スカッとした空間になったりします。作るにも手間がかかり、面倒くさいしまい方があるような家かもしれませんが、私
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