序 章 美大生の社会学に向けて 1.問題の所在――芸術家養成と専門教育 2.先行研究の検討――高等教育と芸術・文化生産の研究を架橋する 3.研究課題の設定――本書の3つの問い 4.分析の視座――ディスポジション/ハビトゥス 5.研究対象と方法 6.本書の構成 第1章 美術系大学の学生の子ども時代 は じ め に 1.出身家庭の文化的・経済的状況 2.美術に親和的なディスポジションの形成背景 お わ り に 第2章 美術系高校・大学への進路選択 は じ め に 1.美術系高校への進路選択 2.非美術系高校から美術系大学への進路選択 お わ り に 第3章 美術系予備校・画塾を通じた文化獲得 は じ め に 1.美術系大学進学者の予備校・画塾経験 2.予備校・画塾の有用性と機能 お わ り に 第4章 美術系予備校・画塾が学生の大学生活に与える影響 は じ め に 1.通学者による予備校・画塾