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昨日の『朝日』の夕刊に,定年退官を控えた見田さんが,教師生活30数年について記した文章を寄せています.「最終講義は逃げ切った」というのが,このあいだ会ったときのご本人の弁ですから,おそらくこれが最終講義の代わりでしょう.つねに「若さ」を体現してきた見田先生が還暦とは,非常に感慨深いものがあります. 僕の世代の社会学者はだいたい駒場の折原ゼミか見田ゼミの出身者です.駒場での同学年を見渡してみると,都市社会学者の町村敬志や教育社会学者の刈谷剛彦は折原ゼミの出身者.彼らはウェーバリアンである折原先生の禁欲主義を今でも受け継いでいます.生まれつきのエピキュリアンだった僕は,折原浩先生の崇高な倫理主義にはついていけず(別に見田さんがアモラルだといっているのではない!?),メキシコから帰ってきたばかりの見田さんのゼミに出席していました(当時はカスタネダを読んでいた).同じ理由かどうかは分かりませんが,
武川ゼミ 社会学科は卒業論文が必修となっており,学生諸君は卒業にあたって卒業論文を執筆することになります.社会学科では,従来から,400字詰め原稿用紙に換算して約200枚程度の論文を書くのが標準となっています. 英語圏の大学では,学生生活のマニュアルが多数出版されており,学生が勉強するための技術(skill)が事細かに説明されています.当然,そのなかにはレポートや卒業論文の執筆に関するものも含まれています.日本でも勉強のためのスキルの解説書を企図した『知の技法』(東京大学出版会)が刊行されましたが,この本,読み物としてはたいへん面白いが,技術書としてはどこか物足りない(もっとも「西田幾太郎の文章を真似してはいけない」といった,きわめて有益かつ実際的な指南もあります).そこで,卒業論文の書き方を,ここでは,なるべく具体的に記してみることにします. とはいっても論文の書き方は各人各様で,全員が
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