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「腹水」は、お腹の中に貯まった水分のことです。 <どこに貯まるのか> 腹水はお腹の中に貯まります。 お腹の中は、内臓が背骨を中心に後ろ側にくっついており、その表面を腹膜(ふくまく)という膜がおおっています。その腹膜は、上下左右の端で折り返して、お腹の壁の裏側(へその裏側)をおおっていて、全体として袋の形をしています。この中には、病気がなくても数十ミリリットルの腹水が常にあり、お腹の中で腸が動く時に潤滑油の働きをしています。腹水は腹膜から少しずつ出てきて、再び腹膜から吸収され、通常は一定の量を保っています。 ところが何らかの原因で、できる腹水よりも吸収される腹水の方が少なくなると、次第に腹水の量が増えてきます(黄色で示してあるのが腹水)。腹水が多くなると、お腹の中の内臓や上にある肺を圧迫して、苦しい症状が出てきます。「お腹が張る」「みぞおちが苦しい」「息が苦しい」などの症状が現れることがあり
肺は、空気中から酸素を血液に取り込む大切な仕事をしています。肺には3億個ともいわれる肺胞が隅から隅までつまっています。肺胞は左の図のようになっていて、薄い膜(まく)をへだてて、空気と血管が非常に近い位置にあります。 血液は、心臓から動脈を通って全身に送り出され、静脈を通って戻ってきます。動脈から送り出されるときには酸素をいっぱい含んだ赤い血液です。静脈を戻ってくるときには酸素が使われて、くすんだ色になっています(図では水色)。 次に血液は肺に送られていきます。肺の血管はどんどん細かく枝分かれして、3億個の肺胞のまわりにある血管になります。そこで肺胞の中にある酸素を取り込んで、赤い血液に戻ります。 心臓から全身には1分間に5リットルぐらいの血液が送り出されます。静脈を戻ってくる血液も同じ量です。そして、心臓から肺に送られていく血液も、やはり1分間に5リットルです。これだけの血液が細かい肺胞の
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