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若狭の漁村に暮らす平凡な少女は、何事もなければ漁師と結婚し、母親となって、若狭の穏やかで恵み豊かな海に漁師として我が子を送り出し、年老い、穏やかにどこにでもあるあたりまえの生涯を終えるはずだった。 だが、少女は、漁師である父親が獲った人魚の肉をそれと知らずに食べてしまったことで、「不死」という逃れられない運命に囚われることになる。長い年を経ても老いず、いつまでも若狭の海のような美しさと輝きを保ったまま、少女は、死にゆき、朽ち果ててゆく、人とものの定めを哀しく見送り続けた。一人、時の流れから置き去りにされた少女の心だけが、疲れ果て、枯れていった....。 少女は、自らの肉体の死をひたすら追い求め、諸国を行脚する。いつしか少女は比丘尼となって、死に行く定めの人々に、安らかな彼岸への引導を渡すようになる。 自ら求めても得られない「死」、それを恐れ、逃れようとする人々は、不思議な比丘尼の言葉の響き
いろいろな場所を巡り歩いていると、初めて訪ねた土地で、ふいに「ここには確かに来たことがある」というデジャヴュに襲われたり、久しぶりに故郷に帰ったような安堵を感じることがある。どこか他の場所や故郷と自然環境や文化が似ているといった単純なことではない。何かもっと根源的なものが直接心を刺激する。 そんな、土地から受ける不思議な感覚とは何か。心を刺激する根源的なものとは何か。そのことがずっと気になっていた。 じつは、ぼくがレイライン探索をはじめたのも、そんな土地と人にまつわる疑問を解き明かしたいというのが、きっかけの一つだった。 この世には、たくさんの聖地が存在する。その聖地の中には、同じ「雰囲気」を漂わせている聖地が複数ある。そして、ある聖地を訪ねたときに、他の聖地と同じ「質」を感じることがある。聖地の由来を調べてみると、そこにははっきりとした関連性が読み取れる。そして、それらの聖地を結ぶと、そ
●江戸の鬼門封じと五色不動 徳川家康から家光まで三代の将軍仕え、江戸の都市計画から日光東照宮の造営まで行った天海僧正という人物がいる。天海僧正については、その出生から、どうして高度な風水や陰陽道の知識を有していたのか、そして、いつ、どこで、何をきっかけに徳川家康に見出されたのか、その人生が深い謎に包まれた人物だ。一説には、織田信長を打った明智光秀がじつは天海僧正で、秀吉の手を逃れて、家康の元に走ったという話もある。 その天海僧正は、もともと風水的には地勢の良くなかった江戸を平安京を凌駕するほどの風水都市に仕立て上げたと言われる。も江戸城の鬼門に当たる上野には、東叡山寛永寺が置かれ、反対の裏鬼門には目黒不動が配された。平安京の鬼門を守護するのは比叡山。江戸城の鬼門を封じるのは、東にある比叡山で東叡山というわけだ。 上図は、江戸の鬼門と裏鬼門を結んだラインだが、面白いことに、見事に国会議事堂の
●レイライン・聖地学トークサロン(オンライン版) 準備回 2022年5月26日 「聖地学講座」10周年を機に、定期的なトークサロンを再開し、聖地に秘められた様々なことをご紹介しながら、 みなさんと一緒に世界や人について考えていきたいと思います。 2018年から2年あまり、都内で開催していた「レイライントークサロン」を発展させる形で、「レイライン・聖地学トークサロン」をまずは オンラインではじめます。 今回は、その準備回として、トークサロンや聖地学でとりあげたテーマを振り返りながら、レイラインハンティングという手法を解説しようと思 います。 ●詳細・お申し込みは下記 Facebookページからお願いします https://www.facebook.com/events/1492149234573653 ●レイライントークセッション 「天孫降臨神話を描き出す伊勢のレイライン、その隠された意味
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