回転と力の伝わり方 モーターはそのままでは回転が速く、力を十分に活かせないよね。そういう時は、プーリーやギアを使おう。 このコーナーでは、プーリーやギアを使った時の回転数とトルクの関係を説明するよ。 組み合わせるプーリーの直径やギアの歯数の比を変えれば、回転数やトルク(回転力)を変えることができます。 上の図の場合、プーリーは大きい方の直径が小さい方の直径の2倍、ギアは大きい方の歯数が小さい方の歯数の2倍となっているので、それぞれ小さい方の回転数とトルクを1とすると、大きい方の回転数は2分の1に、トルクは2倍になります。 注意:理論上は、回転数×トルクは常に一定になりますが、実際は摩擦やすべりが生じ計算通りにはなりません。 また、ベルトでつないだ2つのプーリーの回転方向は同じになりますが、ギアを組み合わせた場合は、1枚ギアが増える毎に回転方向が変わります。 ギアの合計数が奇数ならば、最初と