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鉄という金属は、実は純度100%の状態では身の回りに使われていません。私たちが目にする鉄と呼ぶものは多くの場合鋼という金属です。この記事では鉄と鋼の違いを鋼の特徴を踏まえながら解説しています。 鋼の特徴と鉄との違い 鋼とは、鉄に0.02%~1.7%の炭素を加えた合金で、ほかにも微量にマンガンやリン硫黄なども含んでいます。鉄と鋼の違いは、含有している炭素量の違いからくる物性の違いにあります。鋼は鉄よりも強度と靭性(粘り強さ)、加工性に優れた金属です。鉄は炭素量が0.02%未満の金属で、脆く酸化しやすく加工が困難なため、工業製品の材料としては向いていません。 鋼は炭素量が多いと硬くなる傾向がありますが、その反面、粘り強さが弱くなります。硬いものはその限度を超えるような力がかかると折れてしまいますが、ここで折れにくい性質を靭性が強い(粘り強い)と言います。硬さと靭性は一般的に反比例の関係で、片方
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