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研究の不正というのは、捏造・改竄・盗用が代表的なものですが、これは研究内容についての話です。実際には様々な悪質な不正がありますが、それらについてもいずれ書いていきたいと思ってはいます。 不正、それは研究者にとってはもちろん、研究業界としてもこれは決してしてはならず、許容してはいけないことです。絶対にいけないことです。 その不正によって公益が損なわれた大きな実例がありますので今日は簡単に触れたいと思います。 日本においては STAP 細胞の小保方・笹井達の研究の不正で一気に研究不正というものに焦点が当たりました。 (その頃のことをちょうど日記に書いていました ▶ 当直バイトの夜、STAP細胞の疑惑ももう決着しそう) 榎木英介先生の本も大変勉強になります ▶ 【書籍紹介】嘘と絶望の生命科学 (文春新書 986) また、世界最大の捏造ともいわれるシェーン事件については ▶ 【書籍紹介】論文捏造
日本でもまだ新規感染者が毎日出続けている状況であり、流行の火種は残っていますし、海外から流入してくることは当然ありえますので、日常生活では予防の継続が必要であり、まさに専門家会議のいう「新しい生活様式」を継続することが重要ですね。
今、新型コロナウイルス SARS-CoV-2(2019-nCoV) の流行が問題になっていますが、感染経路に関する話で、よく「飛沫感染」や「空気感染」といった言葉、「接触感染」などといった言葉が言われていると思います。 いくつか質問を受けましたので、今回は飛沫感染と空気感染(飛沫核感染)の違いについて簡単にまとめておきたいと思います。 感染様式というのは英語では mode of transmission と言われますので興味のある方は、こういった単語で検索してみるといろいろと調べられると思います。 感染症を引き起こす微生物(病原性微生物)には、細菌、真菌、ウイルス、リケッチア、マイコプラズマ、寄生虫などなどがありますが、風邪や上気道炎、肺炎(下気道感染症)は感染している人や動物などが吐き出した飛沫を吸い込んだり、手についた病原体が口や鼻から入り込んだりすることで感染します。 時にエアロゾル
新型コロナウイルスに関する簡単な解説とまとめ記事 ※ 本記事は更新していきます。最終更新 2020.5.10 ※ COVID-19 についての情報集として、新たなサイトを立ち上げました。 昨年(2019年)12月31日に武漢市が発表した原因不明の肺炎の起因ウイルスは、新しいコロナウイルスであることが中国当局によって確認され(2020年1月9日)、世界保健機関(WHO) は新型コロナウイルスに 2019-nCoV という暫定的な名前を付けました(1月10日)。2月11日には 、WHOは引き起こされる疾患の正式名称を COVID-19 とし、 ウイルスについては International Committee on Taxonomy of Viruses は、severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) を正式名称とし
HPVV についてはこのブログでも何回も触れてきました。 問題と感じることがありましたので今日は書きたいと思います。 朝日新聞に HPVV に関する新しい記事が HPVV とは、ヒトパピローマウイルスワクチン、いわゆる「子宮頸癌ワクチン」のことです。基本的なことは以前にここに書きました。 ▶ ごく簡単な「ヒトパピローマウイルスワクチン」(HPVV) の話 その1 ここにもまとめています ▶ 【情報】ワクチンの情報のあるサイトまとめ さて、昨日2019年6月12日付で紙媒体の朝日新聞、ネット上の朝日新聞デジタル「アピタル」(4本関連記事がありました)に、この HPVV に関する記事が出ました。 ▶ 子宮頸がんワクチン、積極的勧奨中止から6年 続く検証 ▶ 「副反応の治療態勢、整備が欠かせぬ」HPVワクチン ▶ HPVワクチン接種「社会の目線配慮し、合意形成を」 この3本の記事は著しくバランス
とても寒い日が続くベセスダです。 朝の気温が -8℃ から -11℃ ぐらいで、バスを待っていてもとても寒いです。
本記事では「紅茶によりインフルエンザの感染・感染拡大が防げる」と言い切るだけの明確な証拠(エビデンス)は足りておらず、これらのプロモーションはやりすぎであり、モラルハザードである、ということを記します。 紅茶・緑茶に含まれる成分が、インフルエンザを含むウイルス粒子の感染性を奪うこと、その他の抗菌作用や免疫細胞に対する作用があることは、多数の研究がありますが、それらを総合しての感染予防効果を証明した研究や、感染拡大を防止する効果を疫学的に示した研究ははっきりもうしあげると、まだない、ということを述べます。
インフルエンザをはじめウイルス性感染症の流行する季節になってきましたね。 規則正しい生活をして体調を整えるとともに、体調不良を感じたら外出は控え、十分な休養をとるとともに、感染を拡げないことが重要ですね。 さて、SNS をみていたところ、二酸化塩素で空間除菌をしてウイルス感染を防ぐことをうたう製品をお勧めしている投稿を見かけました。 こういった製品について少し述べておこうと思います。 据え置きまたは首からかける携帯型で、二酸化塩素ガスを逐次、空中に放散させて抗ウイルス効果がえられると標榜する製品は、複数種類が複数社から出ております。 CM も多く、大手ドラッグストアなどでも普通に売られていますが、先の結論から述べますと、これらの製品に風邪を含むウイルス感染症を防ぐといえるだけの明確な根拠はありません。 一方で、これらの製品の誤飲による重大な事故、接触によるやけど、刺激による諸症状などが報告
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