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2017年治療成績 はじめに 膝関節に痛みが発生する理由は現医学でも全てが解明されていない。XPでは軟骨が完全に磨耗して消滅し、極度に変形している膝であっても痛みが全くない症例をしばしばみかける。また軟骨は正常で関節もほとんど変形していないのに痛みのために歩けない人もいる。こうした事例は「膝の痛みのシステムが判明していない」ことの確かな証拠となる。そして関節内注射が全く無効な例をしばしばみかける。注射無効例で変形の強い膝は手術を勧められ、変形が少ない膝は痛みが強くても手術をしない方針とされ、患者たちは整形外科医に振り回されている状況がある。このような医療の不適切さを正すため、「痛みの原因」について正しく研究し、症状に合った治療をすることが急務であった。本論文では注射無効の膝痛の正体にせまり、その治療法を示す。 2017/7/8の時点で以下のようなご指摘を受けました。ご意見まことにありがとう
ことの発端 歯科治療で抜歯などの処置をした後に患者が顎骨壊死(露出)を起こすことは以前からしばしばあった。顎骨壊死のリスクは感染・免疫不全・糖尿・喫煙などが言われているが、最大のリスクファクターは当然ながら侵襲的(乱暴な)手技であろう(ただしこれを口にすることはタブーである)。 歯科医たちは目の前の治療患者に顎骨壊死が発生した時、「この患者はなぜこんなに長期間、顎骨壊死が治らないのだろう?」と原因を探った。そこで患者の既往歴を調べたところ共通点があった。注射剤のビスフォスホネート(以下BPという)を使用していることだった。2003年にこのことがMarxらによってはじめて報告された。 この顎骨壊死とBP使用の関連は歯科医の間でたちまちトピックスとなった。「BPのせいで顎骨壊死が起こる。BPを使っている患者には抜歯をするな。BPの使用をやめさせろ。」と一斉にBP叩きが始まったのである。 オース
はじめに ケナコルトが「保存的に何を行っても治癒しない」整形外科領域の疾患を驚異的な力で治癒させてしまうことを知っている臨床医は少なくないでしょう。しかし、ケナコルト使用で副作用を出現させてしまった臨床医もまた少なくないでしょう。私もこれまで、ケナコルトの体に対する悪影響についてはさんざん述べてきました。ここでは悪影響があるにもかかわらずケナコルトを使用する本当の意味(どれほど効果が絶大か)について述べていきます。ケナコルトの効果は臨床家たちが評価する以上に実は大きいのです。それと同時にケナコルトがどれくらい少量でも効果を発揮するのかについて述べ、適量を安全に使用できる限界ついて考察します。少量適量の研究はケナコルトを使用するのなら知っておく義務があります。 ケナコルトのDDS ケナコルトのDDS(ドラッグデリバリーシステム)は他の薬剤には真似ができません。それは注射した局所に固形成分とし
2017年治療成績 <はじめに> 星状神経節ブロックがどんな病気に効果があるのか?は案外、医師にも世間の人々にも知られていません。さらに安全性についても不明であり、「得体のしれないブロック」であることに薄気味悪さを覚えるものです。この薄気味悪さは副作用やリスクをしっかり公示しないことにあると思われ、ペインクリニック科の医師でさえ、リスクや副作用についてしっかり認識していると思えず、その結果、本ブロックの信頼性(信用)が極めて低迷していると思われます。そうした悪しき状況、誤解を解かなければ、ブロック治療に未来がないでしょう。ここでは星状神経節ブロックがなぜ一般に普及しないか?について、その原因を探りつつ、本ブロックのリスクについて語ろうと思います。まずは、節操がないほど数多くの効能効果をご覧ください。 星状神経節ブロック療法の適応 (「ペインクリニック診断・治療ガイド」第2版より) 全身 風
*この索引はハンドルネーム:がんちゃんの尽力により作成していただいたものです。ここに感謝の意を表します。
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