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パリ五輪
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- 1 - 消費者行動論 武居 奈緒子 Ⅰ マーケティングと消費者行動 マーケティングでは、直接、消費者の行動を研究する領域として、消費者行動という 研究領域が存在する。しかしながら、消費者の行動を研究している分野は、マーケティ ングだけであるとは限らない。消費者の行動を研究する領域は、経済学・心理学・社会 学・地理学等多岐にわたる。そして、それぞれの分野で消費者の行動について研究蓄積 がなされている。例えば、経済学では、製品種類についての需要の問題を取り上げてい る。心理学では、消費者の行動の心理的側面との関わりで整理している。社会学では、 集団としての消費者がどのように行動するかということに研究の焦点がおかれている。 地理学では、空間と消費の関係についての研究蓄積がある。このように、経済学、心理 学、社会学、地理学でも消費者の行動について研究は行われている。 しかしながら、マーケティ
経済学は,社会科学の中ではその理論体系が比較的標準化していることで,ある種の「公式」どおりに教科書を作ることができる。「公式」に従えば内容や構成について悩むこともない。実際,定番の教科書はいくつも存在するし,網羅的で体系的に書かれている。で,どこの大学の経済学部新入生も,かならずこの種の教科書を1冊は読まされる。しかしその結果,大学生の経済学理解は進んだであろうか?答えは「否」である。せいぜい限界効用均等の法則を意味もわからず、呪文のように唱えるだけである。原因は教科書の作り手が,誰に何をどのように伝えるか,苦闘していないからである。そんな中にあって,本書は驚きの一冊である。確かに本書も一般の教科書と同じように,ミクロ経済学とマクロ経済学の両方を内容に持っている。しかし経済理論の道具を操ることが自己目的化したような類書とは異なり,本書は経済理解のための経済学という姿勢で貫かれている。本書は
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大学学習では、自主的な読書が重要です。 とはいえ、読書の効用をいかに強調されても いったいどのような本を手に取ればよいかがわからず、 途方に暮れている人も多いのではないでしょうか。 そこで経済学部に進学したみなさんが、 経済学に親しむために適した本を案内できたらと考え、 経済学に関連する良書を集めました。 しかしながら本に親しんでもらうには、 例えば、通学途中に手頃に読めるほうがよいだろうし、 あまり高価な本だと購入のときのハードルが高いだろう ___といったことを考えた結果、 安い 軽い だが中身は濃い という3条件をみたす新書本・文庫本30冊を選定しました。 ぜひ手にとって、経済学へ通じる扉を叩いてみてください
2002/10/23 ■■ ネットワーク効果 ■■ ネットワーク効果 最近、ビジネス書で「ネットワーク効果」という言葉がよく使われています。文脈に応じて様々な意味で用いられていますが、「経済学におけるネットワーク外部性がもたらす効果」の意味として用いられている場合が多いようです。 ネットワーク外部性とは、「同じ財・サービスを消費する個人の数が多ければ多いほど、その財・サービスの消費から得られる効用が高まる効果」をさします。たとえば、FAXが世の中に1台だけしかないとすると、その FAXは全く機能しません。利用者が少なければ、FAXを利用する価値は乏しいと考える人も多いでしょう。逆に、FAXの利用者が増えれば、通信できる相手が増えるので、それだけ FAXの価値が増すことになります。FAXそのものの性能とは無関係に、利用者の数に依存して価値が変化するのです。このように、ネットワーク外部性
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