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PPA 不使用の定義:起算日から2 週間前までの間にこれらの製品の使用がなかった場合とした。 患者群で11人、 コントロール群で33人は起算日より3 日前〜2 週間前までの間にこれら製品を摂取していたが、 これらも追加して解析に含めた。 PPA使用(何らかのPPA 含有製品を使用したもの)の定義:起算日当日の発症直前前から起算日より3 日前までの間に使用したものと定義した。(このうち)PPA 初回使用は、PPA 含有製品を発作直前の24時間以内に使用し、かつ起算日より前2 週間以内にはPPA 含有製剤の使用がなかったものとした。 PPA 初回使用時に発作を起こした例は、全例鎮咳剤あるいは感冒剤を使用した例であった。 CI=信頼区間。オッズ比は喫煙状況、高血圧の有無、人種(黒人か非黒人か)、教育レベルで調整した。 女性患者の一人は、 上記の問題の期間中にPPA を含む鎮咳剤や風邪剤、 および
(2009.9.14号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No134 新ワクチン:特例承認はダメ 09Aインフルエンザはおとなしい インフルエンザワクチンは百害あって一利なし NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)は9月13日、 厚生労働省の「新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの接種について(素案)」 に対し、以下の骨子の意見書を、医療機関問題研究会と共同で提出しました。 詳細は、ホームーページ、『薬のチェックは命のチェック』35号(2009.7発行)および同36号(2009.10発行予定)を参照ください。 意見書全文(PDF)、 3000字要約版(PDF)、 1000字要約版(PDF) 、 プレスリリース(PDF) (以下はほぼプレスリリースの内容と同じです)。 意見の結論 輸入ワクチンを特
(2009.9.9号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No131 インフルエンザ: 死亡はタミフルでは防げない NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 8月30日にタミフルが処方されていた健康40代女性が突然死していたとのニュースが31日にありその後道の調査で、タミフルを服用していなかったことが判明した、と報道されました。 「タミフルの服用は、新型インフルエンザの早期治療に有効で、医療従事者でもある保健師がなぜ使用しなかったのかわからない」との北海道健康安全室のコメントとともに、「タミフルを使用しなかったため症状が悪化し、急性心不全を引き起こした可能性もあり」と、いかにも「タミフルを飲んでいたら助かったかもしれない」ともとれる報道でした。 このためタミフルの使用に慎重になっていた多くの人を始め、医療現場でも動揺が見受けらます。「タミフルを使用しなか
(2009.8.18号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No126 「新型」初の死者はタミフルの害では? 腎不全で透析中ならタミフル蓄積⇒肺炎・多臓器不全併発の可能性大 NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 沖縄県で2009A/H1N1インフルエンザ(いわゆる新型)に感染した沖縄県宜野湾市の男性(57)が入院先の病院で死亡したとの報道があった。死者は初めてとのことである。 報道によると、この男性は心筋梗塞(こうそく)の治療歴があり、慢性腎不全で人工透析を受けていた。9日午後から、のどの痛みなどの体調不良を訴えていた。10日に病院で透析を受けた際、37度台の発熱があり簡易検査を受け陰性だった。12日、透析中に39℃に上昇したため再度検査を受けたところインフルエンザA型陽性と判明。タミフルを投薬され、中部徳洲会病院(同県沖縄市)に入院したが、14日未
(2009.05.14号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No118 新型インフルエンザでパンデミックは起きるか? NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 新たなウイルスによるインフルエンザの流行がパンデミック直前の状態だと、世界中で大騒ぎになり、特に日本の水際防止という名の厳戒態勢ぶりは異様ともいえます。 今回のA型H1N1インフルエンザは、豚由来インフルエンザA/H1N1(Swine-origin influenza A/H1N1:S-OIV)とされていますが、全くの新型とすると矛盾する現象があり、未確定であることから、NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)では、これを「2009A/H1N1」と呼ぶことにしています。 インフルエンザやふつうのかぜでさえ、非ステロイド抗炎症剤でライ症候群や脳症から多臓器不全を起こして死亡する例が少なくあり
全年齢における異常言動のNNH=27、10歳未満ではNNH=29であった。 これは、タミフルを服用した27人中1人、あるいは、29人中1人が、タミフルだけのために異常言動を生じたといえる) タミフルにより27人に1人が異常言動を起こす 異常言動のNNH(Number Needed to Harm)は27である。NNH(異常言動)=27の意味は、 「27人がタミフルを服用すると1人がタミフルのために余分に異常言動を発症する」ということだ。(念のために付け加えると、この27人に1人という数は、他にバイアスがないことを前提にした場合、純粋にタミフルによって生じる異常言動の発症割合である)。 10歳未満でも有意に異常言動が増加 全年齢のデータと10代のデータから、10歳未満の異常言動の発症割合を計算することができる。タミフル非服用例では15.1%(1241人中188人)、一方、タミフル処方群では1
(2006.03.28号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No65 TGN1412事件は不可避だったか? 臨床試験で6人全員がICUに入院 毒性情報の見逃し? 臨床試験は再考を要する 薬のチェック(NPO法人医薬ビジランスセンター) 浜 六郎 英国で3月13日、臨床試験の安全性、研究対象者の保護を考えるうえで極めて深刻な事件が発生しました[1,2]。日本ではほとんど報道されていませんが、英国をはじめヨーロッパでは連日大きく報道されており、事態の深刻さがうかがわれます。 (詳しくは、医療関係者向けに書いたTIP誌3月号の記事を参照ください。なお[数字]はTIP誌で引用した参考文献の番号です) 6人全員が意識不明で人工呼吸器 問題の臨床試験は、PAREXELという米国の臨床試験実施請負会社(CRO)によって、ロンドンにあるNorthwick Park Hospitalで
薬のチェックは、 「薬のチェックは命のチェック」と「正しい治療と薬の情報」TIP(The Informed Prescriber)を前身とし、2015年1月から薬のチェックTIPとしておりましたが、2019年からは、「薬のチェック」と名称を改めました。 薬のチェックは、前身の2誌および薬のチェックTIPと同様、製薬企業や行政の援助を一切受けず、広告もなく、購読料によって支えられているため、製薬企業や国に遠慮することなく、 中立の立場から薬剤を評価して本当の情報を載せることができます。 ぜひ、私たちの情報を、日常の診療に、また各人の健康に役立ててください。みなさんに購読していただくことで、 私たちのよりよい調査・分析・情報誌作りが可能となります。よろしくお願いします。
速報版 速報版では最新の医薬品情報をお伝えしています。 速報No208 (2022.12.17号) 電撃型アナフィラキシーを救え 速報No207 (2022.11.3号) 「コロナ」オミクロン対応の BA4/5ワクチンも無効の証拠 速報No206 (2022.10.30号) 「コロナ」ワクチン心筋炎死亡率が一般人口の7~28倍に 速報No205 (2022.08.30号) ワクチンが重症例を予防するように見えるのはなぜ? 速報No204 (2022.04.28号) モルヌピラビルの臨床試験における背景因子の偏り 速報No203 (2022.04.27号) ワクチン接種で非COVID-19死亡も減少 速報No202 (2022.01.28号) COVID-19用経口剤 モルヌピラビル(商品名ラゲブリオ) 速報No201 (2022.01.17号) COVID-19情報 ワクチン接種で死亡は減
(2006.10.28号、11.1改訂) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No71 厚労省研究班のデータを正確に読めば タミフルで1.7倍以上、19人に1人がよけいに異常言動 ——厚労省研究班の公表データを検証した結果—— まとめ 「インフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関する調査研究」(主任研究者:横田俊平横浜市立大学教授)が、インフルエンザ罹患時の異常言動とタミフル使用との関連は認められなかった、とする調査報告書(以下、報告書)を発表した[1,2]。 しかしながら、この報告書では、タミフル使用時の発症割合を過小評価し、未使用例を過大評価する計算方法が用いられている。報告書に記載されたデータを用いて可能な限り報告書に近い方法で、正確を期して再計算したところ、タミフル使用例は、使用していない状態に比し、少なくとも1.7倍(オッズ比)異常言動を起しやすくなることがわかった
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