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精神科病院における身体拘束は、精神保健福祉資料によれば2017年では12 ,528人とされ、10年前(2007年)の6,786人と比較して約2倍となり、その数は増え続け、身体拘束によって生命が奪われる事件の報道もなされています。身体拘束は、「生命」・「個人の尊厳」にかかわる問題です。大阪精神医療人権センターでは、身体拘束がそもそも「治療」といえるのか、身体拘束に根拠や合理性があるのかという根本的な疑問点から、精神科病院における身体拘束を考え、現状を変えていくための方策を検討しています。 身体拘束とは 身体拘束のうち、両手両足と胴を拘束することが五点拘束と呼ばれています 頑張って起き上がれば、起きることは何とかできるかもしれません。最近の日精協雑誌(日本精神科病院協会)には、「身体拘束中に寝返りが打てないということはない」と書かれていましたが、寝返りが打てるか打てないかという問題ではなく、こ
第3章 大和川病院問題の経過 渡辺 哲雄 はじめに 大和川病院は、系列の安田病院、大阪円生病院とともに2年余りに渡り医師・看護婦の数を水増しした虚偽の報告をし、また医療監視に際しては違法な実態を隠す工作をして、合わせて20億円をこえる医療費を不正に請求したとして、大阪府は3病院の保険医療機関の指定を取り消し、また医療費の返還を請求した。一方、大阪地検特捜部は、3病院の責任者であるオーナー安田基隆を医療費についての詐欺容疑で逮捕し、労働基準法違反などと合わせて起訴した。一連の経過の中で大阪府は病院の開設許可及び医療法人の設立許可を取り消し、3病院の廃院を決定した。 大和川病院は大阪市の南東、奈良県との県境に近い柏原市の大和川沿いにある単科精神病院(524床)であり、大阪円生病院(大阪市東住吉区、内科337床うち老人213床)とともに医療法人北綿会が経営し、安田病院(大阪市住吉区、内科250床
「精神科病院における医療保護入院」を知る!!│人権センターニュースバックナンバーより 2019.04.04 UP 本特集では、「医療保護入院」を考えるために、「医療保護入院」の内容や現状をご紹介します。是非、ご一読の上、総会・記念パネルディスカッションにご参加ください。 記念パネルディスカッションでは、①医療保護入院の現状や背景、②法的観点から見た医療保護入院の問題点、③医療保護入院以外の選択肢、④相互作用を考えていきたいと思います。はじめての方でも、大阪府以外の方も、是非、ご参加ください!!
賛同者企画 イタリアにて ~日本でもできる!と感じた理由~ 上野 秀樹(精神科医) 1.はじめに 2017年の1月にイタリアに精神科医療の研修に行ってきました。トリエステとトレント、全10日間の日程でした。 イタリアでは1978年のバザーリア法によって精神病院が閉鎖され、精神病院がない社会がつくられました。実際にイタリア全土で精神病院が閉鎖されたのは1999年のことになります。一方で私たちの日本は、世界の精神病床の約2割にあたる約35万床もの精神病床を有する精神病院大国です。入院期間も長期にわたり、20年以上入院されている方が3万人以上も存在しています。平成4年に精神科医になった私は、この現実を「当然のこと」として受け入れてきました。ずっと日本で精神科医として働いていると、こうした日本の非常識な現実も「あたりまえ」のものになってしまうのです。 イタリアと日本、両国とも最初の包括的な精神障害
大阪弁護士会館12階 1203会議室 (大阪市北区西天満1-12-5) ≪アクセス≫ ・京阪中之島線「なにわ橋駅」下車 出口1から徒歩約5分 ・地下鉄・京阪本線「淀屋橋駅」下車 1号出口から徒歩約10分 ・地下鉄・京阪本線「北浜駅」下車 26号階段から徒歩約7分 ・JR東西線「北新地駅」下車 徒歩約15分 地図
大阪精神医療人権センターは 精神障害者の権利擁護活動を行い、 安心してかかれる精神医療の実現を目指しています。
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