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赤字経営が続いている第三セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR)の将来像を考える北部地域総合公共交通検討会(座長・正司健一神戸大学大学院教授)の初会合が28日、福知山市駅南町のマリアージュ福知山で開かれた。09年度の経常損益は7億2000万円の赤字と過去最高額で、全国の第三セクター鉄道35社のなかでも最も大きく、各自治体の負担や経営改善の支援などについて幅広く論議する。 検討会は、府、兵庫県、沿線などの7市町、JR西日本の関係者ら15人で組織する。月1回程度集まり、夏をめどに中間的な取りまとめをし、年度内に一定の方向性を定める。 初会合では、KTRの大槻茂社長が現状を説明。1992、93年度は300万人を超えた乗客が、その後は減少に転じ、09年度は約200万人にまで落ち込んだ。運輸収入も15億円を超えた96年度をピークに右肩下がりとなり、09年度は9億4000万円に減ったことなどを話した。赤字
福知山市三和町寺尾の三和荘で、2代目館長としてウサギの「きよちゃん」が就任した。愛らしい姿が人気を集め、利用客のアイドルになっている。 2代目がデビューしたのは、2月中ごろ。昨年12月、ネコにかまれて死んだ初代の跡を継ぐため、三和荘へもらわれてきた。 垂れ下がった耳が特徴のロップイヤーという品種。体長は約30センチで、薄い茶色の毛で覆われている。 きよちゃんの“勤務時間”は、午前8時から午後5時まで。三和荘の入り口付近の草の上などへ出勤し、来館者を迎え、愛敬を振りまいている。食欲は旺盛で、厨房から出た野菜くずなどを食べて、少しでも生ごみを減らすことも仕事。特に、ニンジンとサツマイモを好んで食べているという。 約3年半活躍した初代と同じように、お客さんからの人気も上々で、餌をもらったり、なでてもらったりして、可愛がられている。 写真=2代目館長の「きよちゃん」
手紙を配達する猫「クースケ」が、福知山市大江町南有路にいる。脚の指をけがして「助けて」と言わんばかりに玄関先で鳴き続けていた猫を、倉橋英子さん(83)が昨春から家族の一員のようにして飼ってきた。昨夏、近くの工事事務所で働く女性が、道路上にいた人懐っこいクースケと遊んだのをきっかけに、倉橋さん方と事務所間を毎日のように行き来するようになり、心の絆を結んでいる。 白黒2色の毛並みをした雄の猫で、倉橋さんが名付けた。 昨年5月、自宅前で鳴き声がやまず、玄関の戸を開けると、右後ろ脚が血で染まった猫が倒れ込むようにしていた。「当時、周辺にアライグマが出没していました。指2本をかみ取られたらしく、やせこけて、見るに堪えない状態でした」と振り返る。 動物病院で手当てを受け、自宅でも毎日、傷口の消毒や手当てを続け、やがて元気を取り戻して歩けるようになった。 昨年7月のある日の夕方。便せんを折りたたんだ手紙
北近畿タンゴ鉄道(KTR)は、ダイヤ改正に合わせて12日午前8時20分から、KTR福知山駅ホームで、特急「たんごリレー号」の出発式をした。 「たんごリレー号」は、JR西日本のダイヤ改正で、大阪方面から丹後方面を結ぶ相互乗り入れの直通特急が廃止されるのに伴い新設した。福知山駅を発着し、丹後方面と結ぶ。 出発式では、大槻茂社長が「大阪方面からの相互乗り入れがなくなるのは残念だが、マイナスと考えず、むしろプラス面に生かすことを考えていきたい」とあいさつした。 命名者の京丹後市峰山町の会社員、鈴木眞也さん(43)に目録が贈られたあと、大槻社長や松山正治市長ら沿線自治体の首長らがくす玉割りをして祝った。 一日駅長の舞鶴市吉原小6年、小室翔君(12)の合図で、KTRが所有するタンゴエクスプローラーの車両を使ったリレー号が午前8時42分に出発した。隣接するJRホームには、新造車両の287系を使った特急が
北近畿タンゴ鉄道(KTR)は、JR西日本とともに12日にダイヤ改正をする。大阪方面から丹後方面を結ぶ相互乗り入れの直通特急の廃止に伴い、福知山駅を発着する「たんごリレー号を走らせる。 ダイヤ改正に合わせ、KTR線内の特急を2本増やす。リレー号は、KTRが所有するタンゴエクスプローラーの車両を使う。記念となる最初の列車の出発式は12日午前8時20分から、KTR福知山駅ホームで行う。 KTR天橋立駅では、午後1時30分から2分間、JRの183系、新造された287系とKTRのタンゴディスカバリー、タンゴエクスプローラーの4車種が並ぶ。
3月12日のJR西日本のダイヤ改正に合わせて、福知山、山陰、舞鶴各線に投入される新型特急電車「287系」の試運転が、14日から始まった。通常ダイヤの合間を縫っての走行で、午前7時10分ごろ、JR福知山駅ホームに車両が滑り込むように入線すると、通勤客らが目を見開き、真新しい姿を見つめていた。 現在使われている旧国鉄時代からの「183系」の老朽化対策として新造された。車体構造が強く、安全性を高めたほか、座席の座り心地を向上させ、足元のスペースを広げた。女性専用や車いす用のトイレも設けている。 「北近畿」から名称変更する「こうのとり」(大阪−城崎温泉)などに運用される。一部区間では、今までよりも10キロ早い最高時速130キロで走る予定。現行車両86両のうち、46両を順次投入する。新造費は約80億円を見込んでいる。3両か4両編成が基本となるが、7両が連結される区間もある。 試運転は16日までで、山
福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園(二本松俊邦園長)で飼育され、先日アライグマにひっかかれ19針を縫うけがを負った子ザルのミワが18日、10日ぶりにイノシシの子・ウリボウの背中に乗り散歩を楽しんだ。散歩の再開を見ようと、早くから市民らが来園。報道陣もたくさん駆けつけ、仲のいい様子を見守った。 ミワは盆前からウリボウの背中に乗るようになったが、8日に園内を散歩中、アライグマ舎に近づきけがをした。負傷後はウリボウとの散歩は中止となっていた。 ミワはウリボウとの再会が久しぶりだったため、最初は少しためらっていたが、すぐにウリボウのかごの中に入り背中に飛び乗った。そのあとウリボウが元気に園内を走り出し、合体技の「ロデオ」を見せた。ミワはしっかりと抱きつき、久しぶりに背中の感触を味わっていた。 訪れた人たちは「乗れてよかった」「かわいい」と言い、携帯電話のカメラでその姿を写していた。厚中問屋町の池
福知山市のサンプラザ万助で19日に開かれた大正小学校昭和37年度(1962)卒業生たちの還暦同窓会が、かつてないほど盛り上がった。参加者の一人がサプライズ企画を実行したからだ。静岡県伊東市在住の会社員、森方久雄さん(59)が、自宅から約465キロを自転車ノンストップ31時間で駆け付け、仲間たちに忘れられない思い出をプレゼントした。 同窓会は40歳、50歳、55歳の時に開かれ、今回は還暦記念。「心に残る同窓会にしたい」とサプライズ企画を考え付いたという。前田竹司さんら幹事には事前に伝えてあったが、ほとんどの参加者たちは何も知らされていなかった。 自転車歴は16歳のころからと長い。福知山商業高校1年生のときの丹後半島2泊3日のツーリングを皮切りに、在学中に西日本一周、東日本一周。28歳のときには日本縦断3200キロを9日と17時間53分で達成するなど、自転車にどんどんのめり込んだ。今も走り続け
鉄道ファンやカメラ愛好家、観光客ら多くの人に親しまれてきた、JR山陰線に架かる余部鉄橋。兵庫県香美町香住区余部にあるこの鉄橋はいま、鉄鋼製からコンクリート製に造り替える工事が進められており、工事の進捗率はすでに90%を超えた。福知山工事所(金子雅所長)の管轄で工事が行われ、8月12日からは新橋梁での運行が開始される予定。工事が進む現場を訪ねた。 旧余部鉄橋は1912年1月に架けられ、今年で“98歳”だった。骨組みで橋脚をつくり上に橋桁を乗せるトレッスル橋の工法で、全長310メートル、高さ41メートル。11基の橋脚を持ち、鋼材を組み合わせたトレッスル橋としては国内最長の規模だった。 しかし、海に近いため強風にさらされることが多く、1986年12月には回送中の列車が突風にあおられて7両が橋梁中央付近から落下し、多くの死傷者を出す事故が発生。これに伴い、秒速20メートル以上の風が吹くと香住−浜坂
福知山市猪崎の市動物園(二本松俊邦園長)にいる赤ちゃんニホンザルとイノシシの子・ウリボウが、奇妙な友情を育んでいる。2匹は互いに生後1カ月のころ、自然界で親と離れて保護された境遇が重なっている。ゲージから出すと、すり寄って仲むつまじい姿を見せる。 ニホンザルは親と死に別れ、ウリボウは1匹で溝にはまっていたところを救出された。2匹とも1カ月ほど前から動物園にいる。ともに愛敬があり、約1週間前に試しに近づけてみたところ意気投合したという。 二本松園長は「自然界では親同士が警戒するけど、2匹は飼育員が親だと思っているのかもしれませんね。当面はサル、イノシシ、人の温かい三角関係を見守っていきたい」と話している。 写真=種を超えた友情。仲の良い赤ちゃんニホンザルとウリボウ
自転車を輪行袋に入れなくてもそのまま列車に持ち込むことができるサイクルトレインが、北近畿タンゴ鉄道(KTR)で本格導入された。昨年は沿線のイベントに合わせ、企画列車として4回運行し、延べ30人以上が参加。「自転車+列車」の観光を体験した。 近年、地方ではサイクルトレインを運行させる鉄道が増えている。 KTRは、「観光地を走っている鉄道ですが、降りたあとの移動手段が乏しい。そのことがマイカー観光につながるのでは」と分析。そこで列車の利用向上や環境時代にふさわしいとして、導入を決めた。 車両は、宮福線を走る深緑色のMF車「青鬼」を利用。サイクルトレインの企画時のみ、一部座席を取り払い、自転車を固定する器具を取り付けられるように改造した。 昨年5月、サイクルトレイン専用車の完成記念ツアーとして豊岡方面へ向かう企画列車の運行を皮切りに、運動をするのに適した9、10、11月に実施(9月分は雨で中止)
北近畿タンゴ鉄道(KTR)は、普通・快速列車が1日乗り放題で、プラス1回だけ特急列車(普通自由席)が利用できる「ローカルフリー・1回だけ特急」と、2日間普通・快速列車に乗り放題の「ローカルフリー・ステイ2日用」の2種類のきっぷを発売した。 今年3月から販売を始め、9カ月間で1万3200枚の利用があった「ローカル1日フリーきっぷ」を、さらに充実させ利便性を増した新たな企画乗車券。 1回だけ特急は、利用当日のみで大人1500円、子ども750円。ステイ2日用は、連続した2日間の利用で大人2000円、子ども1000円。利用日が決まっている場合は、いずれも1カ月前から購入できる。最終利用日は2011年3月31日に設定している。 写真=「1回だけ特急」きっぷ(上)と「ステイ2日用」きっぷ
JR福知山支社が11日から導入した新製車両223系との入れ替えのため、同日が最終運転となった113系N編成の電車に別れを告げようと、福知山駅には熱心な鉄道ファンが集まり、ホームのあちこちでカメラを構える姿が見られた。 車両番号「クモハ113−3800」番台にちなんで「サンパチ」と呼び親しまれ、42年間使用されてきた。N編成は8年前から両端に運転席のある2両編成の列車として、山陰線・福知山線を中心に運行。客車を改造して運転席を設けたことから特異な前面となり、鉄道ファンの間で人気が出た。 最終運転となった列車は、午後1時6分福知山駅発で城崎温泉駅まで往復した。電車基地から列車がホームに入ってくると、カメラやビデオを持った十数人がホームの両サイドからその姿を撮った。 電車の入った3番ホームで撮影していた大学生の瀬尾浩一郎さん(20)=舞鶴市=は「両丹日日新聞のホームページでN編成の最終運転を知り
JR福知山支社は、11日から導入する新型車両223系との入れ替えのため、現在、山陰線・福知山線で運行する113系電車・N編成の車両を廃車にすると発表した。 N編成は、車両番号「クモハ113−3801」で42年間使用されてきた。 8年前に客車を改造して運転席を設け、両端に運転席のある2両編成の列車として福知山線の篠山口−城崎温泉駅間に18両を導入し、9編成で運行してきた。 城崎方面への運行時は従来の運転席で「城崎方」、城崎から福知山方面のときは正面がフラットな改造した運転席で運行することから「京都方」と呼ばれ、鉄道マニアに親しまれてきた。 11日の最終運転となる列車は、福知山駅発が3番ホームから出る午後1時6分発の城崎温泉行き、福知山駅着は5番ホームに入る午後4時15分着の城崎温泉発の列車が最後となる。 写真=11日が最終運転となる113系N編成(運転席は京都方)
JR西日本福知山支社は、秋の行楽シーズンにあわせ、山陰本線の鎧−餘部駅間に架かる「余部鉄橋」見学用の臨時快速「あまるべロマン号」を運行する。 運転区間は、豊岡−浜坂、浜坂−香住で各1日1往復。期間は10月6〜8日、11月23〜25日。車内には、明治時代の鉄橋建設時の貴重な写真も掲示する。全車指定席。 また特急「はまかぜ」1号、4号を餘部駅に臨時停車させる。期間は10月1日〜11月6日。
景色に溶け込むアズキ色 車内を改装し居住空間に 福知山市雲原に、阪急電車の車体1両が置かれている。尼崎市に住む男性が、セカンドハウスとして持ち込んだもので、車内は床などを張り、生活できるように改造。おなじみのアズキ色の車体は山々に囲まれた周囲の風景に溶け込み、地域の「名物」にもなっている。 1両を3部屋に仕切り 持ち主は尼崎市武庫之荘在住の芳森澄男さん(71)。以前から電車が欲しくて、当初はJRの車体を望んでいたが、自宅近くの阪急電鉄・武庫之荘駅の駅員から、解体される阪急電車の車体を売ってもらえることを知り、阪神淡路大震災の翌年の1996年(平成8年)に購入。雲原に所有する土地に置くことにした。 冬の寒さは厳しいが住み心地は抜群 車体は64年(昭和39年)に製造されたもので、全長20m、幅2・8m、高さ3・7m、重さは38tある。京都線や嵐山線で走り、震災の年まで現役として活躍した。 購入
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