解説 † 鳥取県鳥取市に本部を置き、医学部は米子市に位置する理系大学である。4学部7研究科を有し、学部大学院合わせて6200名が在籍する。 鳥取県の2大中心都市である米子市と鳥取市に2キャンパスが位置するが、両都市は100km弱離れているので地理的にも交流の点からも別大学と思ったほうがいい。 1949年、国立学校設置法が制定され、鳥取大学は、米子医科大学、鳥取農林専門学校、鳥取師範学校、鳥取青年師範学校を包括して設置された。学部として、学芸学部、医学部及び農学部が設置された。 医学部の前身は官立米子医科大学で新制八医科大学のひとつである。米子医科大学の前身も官立米子医学専門学校という歴史があり、早くから国が山陰地方医療の中核と認識していたことが伺える。医学部キャンパスが米子市内という事もあり郊外に立地する他地方国医と比べ生活の利便性は良い。国公立医学部立地偏差値でも57を記録し、首都圏札幌