こんにちわ。 コロンボです。 本を読むのは人との出会いに似ている。 いい人もいれば嫌な人もいる、面白い本もあればそうでない本もある。読んでみないとどんな本かは分からないし、人気がある本だからと言って決してそれが自分にとって面白い、いい本であるとも限らない。 人との出会いも、本との出会いも偶然の要素が多分にあって、いい本に出会えばその作者の本をもっと読みたくなって、作者のことをもっと深く知りたくもなる。 最近は、あまりいい本や作者に出会えていなかったのだが、上野千鶴子氏の本『上野千鶴子のサバイバル語録』は久しぶりに出会えたいい本で、非常に面白く、そして興味深い本であった。 上野千鶴子のサバイバル語録 (文春文庫) 作者:千鶴子, 上野 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 上野千鶴子氏といえば、フェミニズムやジェンダー論などで研究者、教授として有名だが、平成31年度(2019年度