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2017年12月、ニューヨークのメトロポリタン美術館が展示するバルテュス「夢見るテレーズ」に対し、「幼い少女がセックスを暗示するポーズをとっている」として、撤去もしくは注意書きを求める運動がありました。 これには1週間で1万人の署名が集まりました。2018年3月には百貨店「池袋マルイ」で開催予定だった「ふともも写真の世界展」が直前で中止になりました。 若い女性の太もも写真が持つ性的な意味合いに、「多くの人が集まる百貨店に相応しくない」とクレームが寄せられたのが理由のようです。 マルイは続けて開催予定だった「百合展」の中止も決めました。こちらは女性同士の愛情をテーマにした作品の展示会でした。 近年、公共の場における性的表現に対する規制が強まってきています。 私たちはこの問題について、どのように考えるべきでしょうか? 問題とされたバルテュスの「夢見るテレーズ」は、中学生くらいの少女が、椅子に腰
東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムは、「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展を2019年6月30日まで開催しています。 同展はドガの傑作《リハーサル》を初めて日本で展示すると、話題になっています。 《リハーサル》は第一回印象派展が開かれた頃の作品で、新しい芸術運動の息吹を感じさせるものです。 モチーフはドガの好んだバレエダンサーで、対象をキャンバスの中心からはずした構図のユニークさが際立っています。 一方で、別の見方を提唱する人もいます。 コラムニスト・山田五郎さんの『ヘンタイ美術館』は、古今東西の名立たる画家をとりあげて「誰が一番ヘンタイか?」を決める不届き(?)な本です。 弟子の少年を愛人にしていたダ・ヴィンチから、カッとなって殺人を犯したカラヴァッジオ、女性の股間のアップなどタブーを破るようなヘアヌードを描いたクールベなどそうそうたるメンバーが12人並ぶ中で
1889年生まれのオランダの画家メーヘレンは不遇な半生をおくっていました(メーヘレンの前半生については前回のコラムを参照>>)。 画家としての技量は確かだったものの、写実画を頑なに愛するその姿勢が、流行にはずれていたからです。メーヘレンの同世代の画家は、1887年生まれのシャガール、1888年生まれのデ・キリコです。いずれも若い頃の写実的な絵から離れて独自の表現を追求していました。シャガールと同い年のマルセル・デュシャンなどは、工業製品の男性用小便器にサインをしただけの現代美術作品「泉」をすでに1917年に発表しています。そんな現代美術の潮流に乗れなかったメーヘレンは、肖像画などでわずかに生活費を稼ぐ日々でした。鬱屈したメーヘレンの心の中に暗い情念の炎が燃え出します。そうして、メーヘレンが何年もの歳月をかけて完成させたのが、フェルメールの贋作「エマオの食事」でした。 贋作で人生が変わったメ
翠波画廊ではこのたび、フランスを代表する“現代の印象派”ギィ・デサップ待望の来日展を開催いたします。作家本人が来廊し、交流をしながら作品選びができる貴重な機会を、どうぞお見逃しなく。デサップの描く、自身の子供時代の心象風…
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