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角田裕毅が2020年に所属したカーリン・モータースポーツのオーナーが、2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューを飾ることになった角田は同じくハースでF1デビューするミック・シューマッハなどとは「レベルが違う」と語った。 ●【一覧】2021年F1ドライバーリスト、全シート決定!角田裕毅のカーナンバーも明らかに 今年がF2初挑戦だった角田は最終的にランキング3位でシーズンを終え、来年には2014年まで活躍していた小林可夢偉以来7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてグリッドに並ぶことになっている。 2020年のF2選手権を制したのは2年目のシーズンだったミック・シューマッハだった。21歳のミックは7度F1王者となったミハエル・シューマッハの息子だけにF1界きってのサラブレッドだと言えるだろう。 だが、イギリスの『Express(エクスプレス)』のアンディ・ウィルソン記者によれば、角田が所属
F1の新しいロゴマークが使えなくなる可能性が出てきたと報じられている。 2017年にF1新オーナーとなったリバティ・メディアは、F1のイメージを刷新しようとここまでにいくつかの変革を行っている。そして、その一つが新しいロゴマークを導入したことだった。 リバティ・メディアは2017年シーズンの最終戦決勝日にそれまで“フライングF”と呼ばれて慣れ親しまれていたロゴマークに変わる新ロゴマークをお披露目した。この新ロゴはインターネット時代を意識したものだと言われている。 だがこのロゴが予期せぬ問題を引き起こす可能性がすでに今年1月に報じられていた。 それは、化学素材メーカーとして知られるアメリカの3M社が、同社が開発した着圧タイツ用として登録済みだったロゴとF1の新ロゴが“著しくよく似ている”ことが明らかとなったためだ。 その当時、3M社の代理人は「この件に関してはさらに調査を行っている」と語って
マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、今季トロロッソ・ホンダは下から数えて3番目か4番目にはなれるだろうと語った。 2015年からホンダをワークスPU(パワーユニット)サプライヤーとして迎えた名門F1チームのマクラーレンだが、以降3年間にわたって思うような進歩をとげることができず、ついに2017年シーズン限りでホンダとの関係を解消。今季はルノーからPUを購入してシーズンに臨むことになった。 だが、マクラーレンに代わってホンダPUを搭載したトロロッソが順調にバルセロナで行われた公式シーズン前テストを消化したのに対し、マクラーレンには何度もPU関連と思われるトラブルが発生。ホンダ時代から通算すると4年連続で満足なテストを行うことができないままにシーズン開幕戦を迎えることになってしまった。 ■マクラーレン・ルノーはうまくやれるはず しかし、アロンソは母国スペインのラジオ局『Onda Cero(
2013年12月にフランスのスキーリゾートで起きた転倒事故により脳に重大な損傷を負ったミハエル・シューマッハは、現在もスイスの自宅で療養を続けている。 今月3日に49回目の誕生日を迎えたシューマッハだが、現在の健康状態などに関する情報はほとんど表に出てくることはない。 そうした中、最近フランスの『L’Equipe(レキップ)』が報じたところによれば、現在シューマッハは自宅に隣接する小さな建物の中で生活しているという。その建物はいわば自宅内病院のような機能を持つ施設となっているようだ。 その『L’Equipe(レキップ)』の記事は2人のジャーナリストによって編集されたものだ。そのジャーナリストたちはレマン湖のほとりにあるシューマッハの自宅に近づいたものの、そこで警備担当者に制止され質問を受けたのだという。 その記事には、俗にパパラッチと呼ばれるカメラマンの次のようにコメントが掲載されている。
トロロッソが今季のF1最終戦アブダビGP(26日決勝)を欠場することになるかもしれないと報じられている。 ●【トロロッソ・ホンダ】来季は本当に“競争力がある”パッケージになる ■ルノーPUの信頼性不足に苦しむトロロッソ 来季からホンダPU(パワーユニット)を搭載することが決まっているトロロッソだが、今季はルノーPUの信頼性不足に苦しめられている。 今週末のF1ブラジルGPでも複数の規定数外PUエレメント投入により、現時点ですでにピエール・ガスリーが25グリッド、ブレンドン・ハートレイが10グリッド降格ペナルティーを受けることが確定している。 特に問題を多く抱えているのが熱エネルギー回生システムであるMGU-Hだが、ブラジルではハートレイのクルマにはすでに8台目、ガスリーのクルマには9台目のMGU-Hが搭載されることになる。 ■トロロッソ用PUスペアパーツが品切れ? そして、ドイツの『Aut
前F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、マクラーレンが今季限りでホンダと手を切ってルノーと2018年以降の契約を結んだのは間違いないと語った。 86歳のエクレストンは、F1の新オーナーとなったリバティ・メディアによって長年勤めてきたF1最高責任者の座からおろされ、現在は実権のない名誉会長という肩書を与えられている。 そのエクレストンは、マクラーレンとホンダが決別することで、現役最高のF1ドライバーとも言われるフェルナンド・アロンソが来季以降もF1に残留する道が整えられたのは確かだと考えている。 ■アロンソはマクラーレンでF1にとどまる 「(マクラーレンと)ルノーとの契約は完了したよ」 『Daily Mail(デイリー・メール)』紙にそう語ったエクレストンは次のように付け加えた。 「アロンソが続けるというのは素晴らしいニュースだ」 ■マクラーレンはルノーで満足できるとは思えない しかし、
マクラーレンとホンダが決別のときを迎えるのか、あるいは来季も両者の関係が継続されるのか、その最終決定はレッドブルとトロロッソに委ねられることになりそうだ。 ■ホンダとの決別を決めたマクラーレン 先週末に行われたF1イタリアGPでもトラブルにより2台ともリタイアとなってしまったことで、マクラーレンとしてはホンダと今季限りで手を切り、来季はルノーパワーユニットに移行するという考えを固めたと伝えられている。 ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介は、3日(日)に現在の状況を次のように語っていた。 「いいパフォーマンスを発揮することで彼ら(マクラーレン)を納得させたいと頑張っています。ですが、それで十分かどうかは分かりません」 だが、マクラーレン首脳部のコメントからは、すでにホンダに対する忍耐も限界を超えたことがはっきりと読み取れる。 マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリ
現在危機的な状況に陥っているホンダF1プロジェクトだが、シミュレーションの部分でほかのメーカーに後れをとっているのかもしれない。 ●アロンソ「マクラーレンのクルマには戦闘力がある。問題はホンダだけ」 最近、ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介がファクトリーでのテストと実際のサーキットにおけるパフォーマンスの相互関係がうまくとれていないことを認める発言を行ったことが報じられた。 ■ホンダはシミュレーションで失敗していると元F1エンジニア こうした報道を受けて、かつてHRTのテクニカルディレクターを務めていた元F1エンジニアのトニ・クケレラが『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に対し、ホンダは恐らくシミュレーションに問題を抱えているのだろうと次のように語った。 「彼らは巨額の投資を行ったものの、それがあまり賢い方法で行われなかったのかもしれない。あるいは、このエリアの重
マクラーレンとホンダの決別決定の時が刻々と近づいているようだ。 今週、イタリアのメディアがマクラーレンを率いるザック・ブラウン(マネジングディレクター)がホンダに対し90日の最終期限を提示したようだとか、夏休み明けの第12戦ベルギーGP(8月27日決勝)がホンダばん回の最後のチャンスになるようだとの報道を行った。 ■ホンダの猶予はあと2レースだとドイツ紙 だが、その後ドイツの『Bild(ビルト)』が、決別の時期はもっと早く訪れるだろうと次のように報じた。 「Bildがつかんだことによれば、もし日本人たち(ホンダ)が今後数週間のうちに競争力のあるエンジンを供給することができなければ、マクラーレンはホンダとともに今シーズンを終えることはないだろう」 「あと2レースで、マクラーレンとホンダが決別する可能性がある」 この報道が事実であれば、次戦の第8戦アゼルバイジャンGP(25日決勝)後に、何らか
【画像:琢磨インディ500優勝】佐藤琢磨「サンキュー!」歴史的な偉業を達成した優勝の瞬間!ブリックヤードでガッツポーズ! 2017年5月28日(日)、『第101回インディアナポリス500(インディ500)』がインディアナポリス・モータースピードウェイで開催され、500マイル(800km)・200周・約4時間の長丁場のレースを終え、8度目のインディ500挑戦をしていた佐藤琢磨(No.26 アンドレッティ・オートスポーツ)が栄冠を手にした。 世界三大レースの伝統のレースひとつ『インディ500』で日本人としてはもちろん初の快挙だ。TAKUMA SATOの名がモータースポーツの歴史に刻まれた瞬間だ。 ■浮き沈みがあったレース、しかし今日の琢磨は落ち着いていた 佐藤琢磨は、4番手からスタートしていたものの、スタートやリスタートで出遅れたりして大きく順位を落とす場面もあった。しかし、落ち着いていた琢磨
現在F1解説者を務める2人の元F1ドライバーが、マクラーレンが近いうちにホンダと手を切ってメルセデスからパワーユニットの供給を受けることになりそうだといううわさに疑問を呈した。 ●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「“神の奇跡”を」・・・年内にザウバー・ホンダ?メルセデス「ノーコメント」の意味とは? 今季も悲惨と言っていい状況を迎えているマクラーレン・ホンダだが、先週末に今季のF1開幕戦オーストラリアGPが開催されたメルボルンのパドックでは、すでにマクラーレンがホンダに見切りをつけ、メルセデスとの間でパワーユニット供給に関する交渉を開始したようだとのうわさがささやかれていた。 しかも、それは来季からというような話ではなく、今シーズン中にも実現されるのではないかとさえ言われている。 ■ホンダとの関係解消を否定しないマクラーレン 当のマクラーレンもそうしたうわさを明確に否定することはなく、レーシ
「ホンダエンジンはストレートで死んでいるような音に聞こえる」 これは9日(木)、今シーズン2回目のF1プレシーズンテスト(バルセロナ・サーキット)3日目午前中の走行時に、コースサイドで見ていたジャーナリストのジェームズ・アレンがSNSでつぶやいた言葉だ。 ●【最終F1テスト:3日目午前タイム】マクラーレン・ホンダ、1分22秒超え!フェラーリは最速更新 ■パワーが出ていない アレンは長年、F1エンジン(パワーユニット)を聞いてきて、この日も全パワーユニットの音を聞いているはずだ。ホンダが開幕戦仕様として持ち込んでいる新パワーユニットは、昨日フェルナンド・アロンソが記者会見で怒りを露わにしたように「パワーが出ていない」ようだ。 ■レースを走りきれない? マクラーレン・ホンダは圧倒的に走行距離が少ない。他のチームが1日のテストで2〜3レース分も走行している状況にも関わらず、丸1日テストをしてもレ
マクラーレンは、2017年のシャシー名称を変更することを発表した。 1981年から2016年まで『MP4』と呼ばれてきたシャシー名は、ロン・デニスがマクラーレンに加入する前に「プロジェクト4(Project Four)」というF2チームを運営していたため、マクラーレンの「M」とプロジェクト4の「P4」から取ったものだった。 ●マクラーレンがホンダと手を切ってBMWに移行? ■新シャシー名は? 先ほどマクラーレンが発表した新シャシー名は『MCL』と呼ばれることになり、車体ナンバー呼称は継続して『32』が使われる。マクラーレン・ホンダの2017年の新車は『MCL32』と呼ばれることになる。 伝統のオレンジ色が復活するとうわさされているマクラーレン・ホンダの新車は、2月24日に発表される。 「2017年がすべてが変化しており、我々のクルマの名前も変更されます。みなさん、マクラーレン・ホンダ MC
マクラーレンがホンダと手を切るつもりかもしれないと報じられている。 ■マクラーレン市販車部門がBMWと提携 2015年に伝説的コンストラクターであるマクラーレン・ホンダが復活。初年度は予想以上に不本意な結果で終わってしまったものの、2016年シーズンには堅実な進歩を見せ、2017年は表彰台争いもできるのではないかとの期待が膨らんでいる。 だが、今週になって、マクラーレン・グループの市販車部門であるマクラーレン・オートモーティブがエンジン開発に関してBMWと手を組んだことが明らかとなった。 今回のBMWとの提携について、マクラーレン・オートモーティブの責任者であるマイク・フルーウィットは次のように語っている。 「これはすべてのパートナーたちの強みを生かすエキサイティングなプロジェクトだ」 ■BMWはF1スペックエンジンを開発? だが、すでにメディア関係者の中にはマクラーレンが、マクラーレン・
F1公式サイトが、2016年F1シーズンを懐かしい『8ビット』ゲーム風に振り返る3分動画を公開した。 8ビットゲームのように作られているが、操作はできないのであしからず。 ●8-Bit F1 2016 Season Review(3:12)
iPhone7を発表したばかりのアップルが、次に発表するのは『マクラーレン買収』かもしれない。 ●【マクラーレン】アップルとマクラーレン、両社の共通点は“美しさ” 以前、アップルによるF1買収の噂まで出ていた。F1を買収することで、Apple TVやApple Carを補完することから、メリットは多分に考えられたためだ。 ■Apple Carはマクラーレンが加速させるか? アップルはマクラーレン・テクノロジー・グループのいくつかを買収する交渉の真っ只中にあるようだ。もちろん、その主要部門は高級スポーツカー部門で、Apple Carプロジェクトを補完するものになる。 ■2,000億円規模の交渉 『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』が報じたところによると、「交渉には3人が参加した」という。アップルが交渉を開始した金額は、10億ポンドから15億ポンド(約1,300億円か
F1ベルギーGPでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のドライビングに非難が寄せられている。 ●【動画】フェラーリ対フェルスタッペンは今後も続くか/F1ベルギーGPレースハイライト映像 ベルギーGPでは、スタート直後の1コーナーで、フェルスタッペンとフェラーリのセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンが接触。3台ともダメージを負って最後尾に落ちた。 その後、追い上げてきたライコネンにストレートでかわされそうになると、フェルスタッペンはブレーキングゾーンで進路を変更してこれをブロック。また、次にはストレート先のヘアピンでライコネンに寄せて外に押し出した。 ■「あんなまねをされたことはない」とライコネン ライコネンは無線で怒りを露わにしていたが、レース後にも不満を述べた。 「激しい、いいバトルなら構わない。でも、あれは正しいことじゃなかった」 「どんなドライバーにも、あんなまねをされたこ
NHK BS1の「ワールドスポーツMLB」番組内において、F1ニュースを無料で観ることができるようになった。 ●【まとめ】F1放送の視聴方法2016 NHKの担当者によると、毎晩23時から放送されている「ワールドスポーツMLB」番組内において、今シーズンのF1スペインGPからF1グランプリがあるたびに取り上げていくという。 番組内の限られた時間とはいえ、NHK BS1のニュース内でF1が無料放送されることは画期的なことと言えるだろう。 ■F1ニュースが放送される予定日 F1GPレース翌日の月曜日、夜11時〜 NHK BS1「ワールドスポーツMLB」
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン) は7日、特別なチューニングを施した「NISSAN GT-R」2016年モデルが、ドリフトの世界最高速度となる時速304.96km/hを達成し、ギネス世界記録を更新したと発表した。 ●【画像5枚】NISSAN GT-R、世界最速ドリフト走行でギネス記録を更新 そのギネス世界記録を更新した瞬間映像がこれだ! ■迫力の304.96kmドリフト映像 ●【ライブ中継】日産、Super GT開幕戦をピットから生中継 ■関連:「NISSAN GT-R 2017年モデル」 ●日産自動車、「NISSAN GT-R」 2017年モデルを先行披露 ●【映像】「これが日産史上最高のGT-R!」ニューヨークで世界初公開 ●【画像】日産「NISSAN GT-R 2017年モデル」展示イベント開催/横浜にて展示中 ■GT-Rがドリフトでギネス記録
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、肋骨の骨折と、肺が一部つぶれていたために欠場になったと語った。 木曜日、FIAの医師はCTスキャンを熟慮した結果、マクラーレン・ホンダに対して今週末はアロンソを欠場させるよう申し渡した。 アロンソは、ハイスピードでクラッシュした時のGフォースにより、部分的に「肺がつぶれた」ため「気胸」に苦しんでいた、と記者団に語った。 気胸とは、肺が収縮してしまい、呼吸困難をきたしている状態だ。事故などで肋骨の骨折が原因となる「外傷性気胸」と思われる。 しかし、それはもはや問題ではないと語り、「呼吸器系の問題」では苦しんでいないが、「左側の肋骨が折れている」という。 アロンソは現在、第3戦F1中国GPに出場するべく回復に努めている。 「100パーセントじゃないよ」 「(中国GPに出るためには)8〜10日以内にテスト(FIAの診察)を受ける必要がある」 「ど
先ほどの記事で今シーズンのフジテレビで放映するF1を観る方法をご紹介した。(参照:フジテレビ、ネット配信のみは中止 F1はテレビとセットで) 落ち着いてよく読めばシンプルなことだが、ショックのあまり、一瞬フリーズしてしまった方のために以下にまとめてみたので、よく読んで欲しい。 ■まとめてみると・・・ ◎「スカパー!」契約者がネットでも観られる方法 「スカパー!(テレビ基本契約)」+「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム(チャンネル契約者)」=【無料ネット配信も視聴可】 ◎「J:COM」契約者がネットでも観られる方法 「J:COM(テレビ基本契約)」+「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム(チャンネル契約者)」=【無料ネット配信は4月2日(土)から開始】 ×「スカパー!」か「J:COM」とは基本契約しているが、「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」のチャンネル契約をしていない=【無料
F1で苦戦の続くホンダエンジンに対する風当たりが強まっている。 イギリスの『Daily Mail(デイリー・メール)』は、マクラーレンがホンダの八郷社長にあてた書簡で、ホンダF1プロジェクト総責任者である新井康久の解任を求めたと6日(日)に伝えている。 ■イタリアGP予選後にメディアから厳しい追及 マクラーレンは、F1イタリアGP(6日決勝)の予選でもQ1敗退に終わった。 予選後は記者から新井に対して、ドライバーにキャリアを無駄にさせていることを謝罪するかといった厳しい質問が相次いだ。 辞職する意志を聞かれると、「それには答えない」と新井は話している。 また、新井は「何がわれわれのパワーユニットの弱点なのかはすでに突きとめた。来季に向けた開発をもう始めている」と明かしている。 同じようにエンジンで苦しんでいるレッドブルは、ルノーとの決別を模索している。 マクラーレン・ホンダも最終的には同じ
マクラーレンが、エンジンパートナーであるホンダに対し、「これ以上恥ずかしい思い」をする前に現在の危機から脱却できるよう手助けをすると申し出たと伝えられている。 【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント 今季新たなスタートを切ったマクラーレン・ホンダのプロジェクトだが、ここまでは非常に厳しい状況に置かれている。そして、先週末のF1カナダGPでは、ホンダエンジンのパワー不足、燃費の悪さ、信頼性の低さがさらに強調される結果となってしまった。 ■いら立ちを隠せないアロンソ カナダGP決勝を走行中にいら立ちを隠しきれない無線でのやりとりを行っていたフェルナンド・アロンソだが、ソーシャルメディアに上下を逆さまにしたタイミングスクリーンの画像を投稿し、チームメートのジェンソン・バトンに対し「こうしたほうがいいかな? 見方にもよるけれどね」とのコメントを添えている。 その逆さまとな
5日(日)に行われたF1日本GP決勝で、マルシャのジュール・ビアンキが重傷を負う事故が発生したが、夕闇がせまり、雨もまた降り始めていた段階でレースと止めるべきだったのではないかとの批判の声も上がってきている。 【結果】F1第15戦日本GP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数 イギリスの新聞各紙は、FIA(F1統括団体である国際自動車連盟)とF1最高責任者であるバーニー・エクレストンは、ビアンキの事故に関して緊急に調査するよう指示を出したと報じているが、エクレストンも『Times(タイムズ)』に対し、「こういう事故が起こってしまったし、我々はその原因を突き止めなくてはならない」と認めている。 ■レース続行に無理があった? だが、かつて4度F1チャンピオンに輝いた伝説的元F1ドライバーであるアラン・プロストは、『Europe 1 radio(ヨーロッパ1ラジオ)』に対し、台風18号の影響を
5日(日)のF1第15戦日本GP決勝で起きたジュール・ビアンキ(マルシャ)の大クラッシュ。その余波はまだ推し量るべくもないが、F1界の関心は早くも、雨中のレースを事故で赤旗終了に追い込んだ当時の状況に向いている。 もともと台風18号は数日前から人々の話題に上っていた。しかし今は、雨によるレース中断、セーフティカー導入、終盤の日照について多くの疑問が投げかけられている。 ■ハミルトンとスーティル レースに優勝したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)。「僕個人は、(それほどひどいと)感じなかった」 対照的にエイドリアン・スーティル(ザウバー)は、日没につれてサーキットでもっとも危険な箇所の判断がだんだん難しくなったと語る。結局、彼はマシンをクラッシュさせたが、その回収作業がビアンキの事故をより深刻なものにした。 「日は、かなり落ちていた。路面もすべりやすかった。それが原因でマシンを持っていか
5日(日)に行われたF1第15戦日本GPの事故で三重県内の病院に収容されたジュール・ビアンキ(マルシャ)の父親は仏日刊スポーツ紙『L’Equipe(レキップ)』の取材を受け、同選手は「危篤」の状態だと語った。 また同紙は、「緊急手術」の理由を脳血腫だとしている。 FIA(国際自動車連盟)の声明で、ビアンキは術後、「集中治療室に移って経過観察を受ける」ことが明らかになっている。 フランス『Le Figaro(フィガロ)』紙はビアンキについて、救急車で病院に運ばれたときから昏睡(こんすい)状態だったが、「呼吸サポートの必要はなかった」と報じた。 ビアンキの事故映像は、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングによって放映または公開禁止の措置がとられた。 ビアンキの一周前にまったく同じ場所で事故を起こし、たまたま現場に居合わせたエイドリアン・スーティル(ザウバー)。見るからにショックを受
ル・マン・シリーズとも呼ばれるWEC(世界耐久選手権)で活躍するアンドレ・ロッテラーとマーク・ウェバーが、現在参戦しているWECやスーパーフォーミュラとF1との比較を行っている。 アウディのワークスドライバーとしてWECの最高峰カテゴリーであるLMP1カテゴリーで昨年度のチャンピオンドライバーとなったロッテラーは、今年のF1ベルギーGP(第12戦)で小林可夢偉に代わってケータハムで初のF1レースを経験していた。だが、次戦イタリアGPへの出走も打診されたロッテラーだが、その要請を断ったと報じられている。 若いころ、F1のジャガーでテストドライバーを務めたこともあるロッテラーは、もう少しでF1ドライバーへ昇格するところまできていたことがある。しかし、ロッテラーは『NBC』に対し、「それはかなわなかったけれど、僕はすごく満足できる素晴らしいキャリアを積んできたよ」と語った。 ■スーパーフォーミュ
昨年4年連続でF1チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、来シーズンに復活することになったマクラーレン・ホンダへの移籍に関して興味を示していると報じられている。 マクラーレンの総帥であるロン・デニスは、エンジンパートナーのホンダとともに新たな時代を迎えるにあたり、力のあるトップドライバーとの契約を望んでいると伝えられており、その候補としてフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、そしてベッテルの名前があげられている。 ■アロンソやハミルトンの獲得は困難か だが、アロンソは今週、単に現在の契約を全うするばかりでなく、今後もフェラーリとの契約延長を望んでいると明言。事実上、マクラーレンへの移籍を否定している。 さらに、デニスが食指を動かしているもうひとりのトップドライバーであるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)については、仮に今季のタ
F1ドイツGP(20日決勝)初日はスタンドの空席が目立ち、メルセデスAMGの非常勤会長ニキ・ラウダは危機感を募らせている。 ドイツGPを開催しているホッケンハイムは、現チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の故郷から40kmほどの距離にあり、また今年はメルセデスAMGが圧倒的に強く、ドイツ人のニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がポイントでトップに立っている。 メルセデスAMGビジネス部門のエグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフも「満足ではない」と認めている。 「この現象を分析しなければ。週末も今のような状況が続くとしたら、考える必要がある」 ラウダは、「F1は大きな文化的変化に直面している」と『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に語っている。 「視聴者は、以前とは違う方法でスポーツを見たがっている。新しいコミュニケーションの方法が急速に成長しているからだ」 「当
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