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夏の料理
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「悲観的な性格を治したい」「怒りっぽい性格で損をしている」といったように、「性格」の問題でカウンセリングに来談される方がおられます。 「はたして“性格”というような一貫した傾向があるのか、そんなのは錯覚みたいなものじゃないか」といった意見もあるのですが、日常の仕事や人間関係で「性格」についてしばしば言及されるということは、それなりに有用な仮説だと考えてもいいのではないでしょうか。 ここでは「性格」と、それを測定するための「心理テスト」についてお話しします。 パーソナリティとは パーソナリティ(性格、人格)は、「その個人の思考・感情・行動の根底にある持続的で一定したパターン」(ICD)あるいは「認知・感情・対人関係の領域にわたる持続的で一貫した傾向」(DSM–Ⅳ)と定義されています。 語源をさかのぼると、「ペルソナ(persona)」という仮面を意味する言葉に由来しています。 ユング心理学で
今日は近代心理学において「愛」がどのように研究されてきたかということがテーマです。 親と子や恋人・夫婦などの親密な関係における情緒的な絆のことを、心理学では「愛着(attachment)」と言います。 「乳児が特定の人との密接な関係を求める傾向や、それらの人がいることにより安心する傾向」(『ヒルガードの心理学』)と定義されていますが、近年は乳児だけでなく、 青年期や成人してからの愛着スタイルの研究もよく行われているようです。 カウンセリングを受けたいと考えておられる方は、かささぎ心理相談室のカウンセリングへお進みください。 愛着と母性の剥奪 「愛着」についての心理学理論は、ジョン・ボウルビィ(John Bowlby,1907-1990)という精神科医・精神分析家によって提唱されました。ボウルビィは、第二次世界大戦後の イタリアで孤児院などに収容された戦災孤児の調査を行い、母性的な養育と心身
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