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2015_J2_第14節・・ツエーゲンを甘く見ていたこと、反省します・・また、押される展開を自分たちで逆流させるのは難しいというテーマも・・(ジェフvsツエーゲン金沢、1-1)・・(2015年5月17日、日曜日) 「ツエーゲン金沢!? どうなんだろうね、まあ人数を掛けた堅守ベースの速攻が、うまくはまっているっていうことなんじゃないの!? 失点数ではリーグトップなんでしょ・・」 軽率にも、昨日の埼スタで、ジャーナリスト仲間に、そんな発言をしてしまった。 ツエーゲンのゲームを、まだ「しっかり」と観察していなかったにもかかわらず。だから、軽率のそしりを免れない。すみませんネ、(ツエーゲン監督の!)森下仁之さん。 ところで、森下仁之監督。 鳥栖の森下仁志監督と血のつながりはないらしい。それでも、名前の「読み方」は、まったく同じなんだよ。フ~~・・、これから気をつけなくちゃ。 ということで、私の「ツ
2014_J2_第7節・・ベルマーレがブチかましたスーパー組織サッカー・に乾杯!!・(ジェフvsベルマーレ、 0-6)・・(2014年4月13日、日曜日) 「ところでチョウさん・・湘南スタイルって何ですか?」 記者会見で、唐突に、そんなことを聞いた。もちろん、「そんなことを改めて聞かれたとき、どのように簡単に表現しますか?」という補足も付け加えたよ。 それに対して、ベルマーレ監督チョウ・キジェは、例によって真摯に、こんな一言をくれた。 「それは、リスクを冒してプレーする勇気です」 いいね~~、チョウ・キジェ。本当に、このプロコーチは、レベルを超えている。 今シーズンのベルマーレについては、スタジアム観戦は、このゲームが初めてでした。もちろんテレビでは観ているけれど、やはりスタジアム観戦は、迫力が違った。 何せ、グラウンド全体を「俯瞰」して観られるから、攻守にわたって、ベルマーレ選手たちが、
2012年Jリーグの各ラウンドレビュー 第12節(2012年5月20日、日曜日) このゲームの主役は、鳥栖ディフェンスだった・・(FCTvs鳥栖、3-2) レビュー 「やっぱり、ゲームを支配して攻めている方のチームが負けるのはよくない・・サッカーの発展のためにもネ・・今朝のチャンピオンズリーグ決勝では、あれほどゲームを支配し、チャンスも作り出したバイエルン・ミュンヘンが負けたけれど、サッカーにとってよいことじゃない・・」 ゲーム終了後の記者会見。FC東京のランコ・ポポヴィッチがそこまでコメントしたところで、無意識のうちに、プログラムで椅子を叩いていたっけ。もちろん、そんなに大袈裟なアクションじゃなかったから、ポポのコメントを邪魔したりはしなかったと思うけれど、とにかく、ポポの発言に過剰反応してしまった。 皆さんもご存じのように、「あの」バイエルン・ミュンヘンが、ミュンヘンのスタジアムで行わ
2012_XEROX・・見所豊富な勝負マッチだった・・(FC東京vsレイソル、 1-2)・・(2012年3月3日、土曜日) いや、ホント、とても面白くエキサイティングな勝負マッチでした。 私は、FC東京が同点ゴールを叩き込んで延長へ突入して欲しい・・なんてことまで思っていた。スミマセンね、ネルシーニョさん。 それほど、負けたFC東京が展開したサッカーがインプレッシブだったのですよ。全体的には、FC東京の方が、ゲームを支配していた。もちろん「勝負」という視点じゃ、経験豊富なネルシーニョ監督に率いられたレイソルに一日の長があったとは思うけれど・・ね。 とにかく、FC東京がブチかましたダイナミックな組織サッカーが、強烈な存在感を放散したことだけは確かな事実でっせ。 全員が、しっかりと連動しながら(組織的なハードワークを積み重ねることで!)ボールを奪いかえそうとしていたし、素早く広い人とボールの動
2011_女子WM_29・・番外編_5・・宇佐美貴史・・フ~ッ!・・(バイエルンvsバルセロナ、 0-2)(2011年7月28日、木曜日) どうも皆さん。 昨日のコラムを最終回にするつもりだったけれど、それをアップした後にはじまった「アウディーカップ決勝」、バイエルン・ミュンヘン対バルセロナで宇佐美貴史がフル出場したから、ちょっとだけコメントする気になりました(結局は長くなってしまった・・あははっ・・)。 何せ、希にみる「若手有望株(天賦の才)」の一人だからね、簡単に潰れてもらっちゃ~困る。 彼の秘めたる才能については、昨夜のゲームを一緒に観戦した友人たち(プロモ含め、全員がサッカーコーチです)も、感心してはいたけれど、チームにとっての「実際の価値」という視点では、やっぱり大きな疑問符が浮かんでは消えるのですよ。 「日本ではどうだったんだい? チームは、彼の才能プレーを十分に活用できていた
2011_女子WM_27・・番外編_3・・さて、サッカーコーチ国際会議がはじまった・・そして、ナデシコへの誇り・・(2011年7月25日、月曜日) さて、ドイツ(プロ)サッカーコーチ連盟が主催する、サッカーコーチ国際会議がはじまりました。 この組織は、ドイツでは数少ない、サッカー協会も含む、どんな大組織にも属さない「独立した単独組織」です。要は、会員(スペシャルライセンスとAライセンス所有者)の会費だけで運営されているということだけれど(もちろん、ドイツ文科省からの補助金は十分にあるよ・・)、昨年は南アワールドカップで出席できなかった筆者だから、昨日の受付で、会費として250ユーロも取られた。あははっ・・フ~~・・ 会場は、女子ワールドカップ、日本代表のニュージーランドとの初戦が行われたボーフム・スタジアムに隣接する国際会議場の大ホールです。もちろん実技のデモもあるけれど、それはボーフム・
2011_女子WM_19・・ドイツの友人たちとの会話・・未知の領域へのブレイクスルーを果たし、そこを自分なりに開拓するナデシコ・・(2011年7月14日、木曜日) 「さて・・日本がファイナルに進出しちゃったぜ・・まず、そのことについて何か話してくれよ・・」 今回は、ドイツのサッカーフレンド二人とのスカイプ・ビデオ会議(ビデオ・カンファレンス)です。筆者、友人A、友人Bとしましょう。 友人A:「それにしても日本が展開したサッカーは爽快だったな・・スウェーデンは、まさにノーチャンスだった・・彼女たちにしても、これほどの完敗は初めての経験なんじゃないか・・」 友人B:「本当にそう思うよ・・とにかく日本の良さばかりが際立っていた・・彼女たちが魅せる組織サッカーには、戦術的に、特別な意味合いがあると感じていたよ・・」 筆者:「日本の組織サッカーだけれど、それは、相手が仕掛けてくるフィジカルなアタック
2011年Jリーグの各ラウンドレビュー 第10節(2011年5月7日、土曜日) レイソルは、本当に素晴らしいサッカーを展開した・・(RSvsR, 3-1) レビュー 「レイソルは(内容的にも!)順当な勝利を収めた・・今日の我々は、レッズにふさわしくない恥ずかしいサッカーになってしまった・・普段であれば、最後まで質疑応答に応えるが、今日は、これ以上コメントしたくない・・」 試合後の記者会見。ゼリコ・ペトロヴィッチは、そんな捨て台詞(ぜりふ)を残してインタビュールームを後にしてしまった。もちろん会見場には、「え~~!?・・聞きたいことが山ほどあったのに~~・・」という雰囲気が充満する。フ~~・・ わたしも、「ペトロヴィッチさんが言われた、恥ずかしいサッカーという表現だが、具体的に、何が恥ずかしかったのか?」という質問を投げようとしていたから、ちょっと機先を制されてしまった。まあ・・とても残念だ
2011_アジアカップ・・勝者メンタリティーの充実!?・・本物のダブルボランチ・・そして本田圭佑・・(日本vsカタール、3-2)・・(2011年1月21日、金曜日) タイムアップのホイッスルを聞きながら、またまた、「フ~~ッ!」なんていう深~~い溜息が口をついていた。 そしてすぐに、「これ」だよ・・この極限サッカードラマ(最高の学習機会!)こそが、世界のトップサッカーへつながる「ギリギリの体感」を積み上げていくための絶対的ベースなんだよ・・この日本代表チームは、日本にとっての本物のアイデンティティー(誇り)になった・・我々サッカー人は、彼らに心から感謝しなければならない・・またこの勝利は、ザッケローニのチーム作りにとっても、本当に素晴らしい(心理)マネージメントベースになるはずだ・・これで勝者メンタリティーが高揚しないはずがない・・なんていうテーマに思いを馳せていた。 それにしても、ホント
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第33節(2010年11月27日、土曜日) またまた連チャンでっせ・・(FRvsR, 1-1)(FCTvsMO, 1-1) レビュー すごかったネ~~、ゲーム終盤のレッズが、タイムアップのホイッスルが吹かれるまでブチかましつづけた執念のリスクチャレンジ。それは、それは、レベルを超えた「爆発的な闘う意志」だった。だから、フォルカー・フィンケに聞いてみた。 「そりゃ、サッカー選手だから勝ちたいのは分かる・・でも、同点ゴールが決まってからの最後の時間帯にレッズが魅せつづけた、アグレッシブな攻撃姿勢の背景に、ちょっと、レベルを超えた何かがあると感じた・・(ホームで、まだACLの可能性が残されている!)フロンターレが、フルパワーで仕掛けてくるならば分かるけれど、勝ったって、もう何も特別に得られるものはないレッズだから・・それが何だったのか、説明してもらえないだ
2010_アジア大会_Final・・最後の最後まで衰えなかった「闘う意志」と、関塚隆監督の優れたマネージメントに乾杯!・・(日本vsUAE, 1-0)・・(2010年11月25日、木曜日) すご~い、本当にすごい闘いだった。とにかく、日本の若武者たちが最後の最後まで魅せつづけた忍耐と、闘い切る『意志』に乾杯!! 前半、UAEに、セットプレーから二本の決定的ピンチを作り出された。あれが失点につながらなかったのは、まあ・・奇跡に近い現象だったね。それほどの絶体絶命のピンチだった。そして後半、UAEにゲームを支配される流れのなかで(UAEから見た)右サイドを突破され、最後は、ボールがバーを二度も直撃する決定的ピンチにも見舞われた(最初の直撃で跳ね返ったボールが、GK安藤駿介の足に当たって再びバーを直撃した!!)。それでも若武者たちは、そのピンチを凌(しの)ぎ切った。 この試合からピックアップする
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第30節(2010年11月14日、日曜日) アントラーズが魅せた、重厚な勝負強さ(勝者メンタリティー)・・(FRvsA, 1-2) レビュー 実力チーム同士が雌雄を決する、鳥肌が立つほどの緊迫感に包まれたギリギリのエキサイティングマッチでした。わたしは、心の底から堪能していた。これぞ、いま日本が提供できる最高峰のサッカーマッチだ・・ とはいっても、微妙なニュアンスだけれど、サッカー内容と勝負強さという、ある意味「背反」する要素の、『それぞれのチームでタイプが微妙に異なる最高バランス』という視点では、やはりアントラーズに一日の長があると「も」思っていた。 守備の目的である「ボール奪取」にしても、攻撃の目的である「シュート」にしても、その量と質で、微妙にアントラーズに軍配が上がると「も」感じていたのですよ。 たしかにフロンターレの攻撃は、例によって危険き
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第29節(2010年11月6日、土曜日) FC東京は、決して降格するようなチームじゃない・・(FCTvsGA, 1-1) レビュー 「アリャ~~ッ!!」 そのとき、不覚にも頓狂な声を出してしまった。それは後半42分のこと。同点に追い付かれたFC東京が、前半に魅せつづけていた勢いを甦(よみがえ)らせて勝ちにいった。そして、サッカー内容からすれば、まさに順当とも言える決定的チャンスを作り出した。でも、平山相太の右足シュートは、無情にも、ガンバゴール左ポストを外れていった。 多分そのシュートは、ガンバ選手の足に当たっていたはず。でも結局はゴールキック・・。そしてその数分後、西村雄一レフェリーのホイッスルが響きわたった。タイムアップ・・ 「降格リーグ」真っ只なかのFC東京は、どうしても勝ち点「3」をゲットしたかったに違いない。彼らが展開したサッカーは、勝利に
2010_日本代表・・ザッケローニの確かな心理マネージメント!?・・とにかく日本代表のこれからに期待が高まる・・(韓国vs日本, 0-0)・・(2010年10月12日、火曜日) それにしても・・ホントに・・ザッケローニが率いる日本代表は、素晴らしいスタートを切った。これだけは、誰にも否定できない確かな事実だよね。 何せ、「あの」アルゼンチンに勝利を収めただけじゃなく、ホームの(日本代表にとってはアウェーの)ソウルで戦う韓国代表に対しても、互角以上の「戦術コンテンツ」を内包した立派なサッカーを魅せつづけたわけだから。 特にアルゼンチン戦では、立ち上がりの時間帯を除き、リードしてからも、アルゼンチンに最後の最後まで自分たちのサッカーをさせなかっただけじゃなく、彼らを、ボールの動きとフリーランニングが上手くリンクしない(スペース活用とは無縁の)足許パスのオンパレードという無様なサッカーに陥れもし
2010_ナビスコ準々決勝・・小笠原満男が退場になったときは、アントラーズの勝利を確信したモノだった・・(FRvsA, 3-1)・・(2010年9月8日、水曜日) 昨日の日本対グアテマラ戦と同様に、この試合も、所用が重なったことでテレビ観戦ということになってしまいました。でも、特に今日のゲームは、後半からでもスタジアムに行けばよかった・・ ・・後半29分に、アントラーズ小笠原満男が二枚目のイエローで退場になった・・そして、アントラーズのやるべきサッカーが明確になった・・守備ブロックを固め、ボール奪取からのチャンスに、トップに一人残ったマルキーニョスへ一発カウンターロングパスを送り込む・・ ・・それだけじゃなく、後半に登場した牛若丸(中村憲剛)も、うまくゲームに乗っていけない(彼のところにボールがうまく集まらない)・・たしかにゲームは支配しているフロンターレだけれど、最後の勝負所では、まった
2010_日本代表_とにかく、南米の強豪に競り勝ったことには重要な価値がありますよ・・(日本代表vsパラグアイ, 1-0)・・(2010年9月4日、土曜日) そうネ~~・・まあ、あの先発メンバーじゃ「あんな感じの流れ」になるのも自然の成り行きだよな~~ 原博実代行監督によれば、この先発メンバーは、原博実を中心にしたコーチングスタッフや(ザッケローニは、メンバーについてはまったく関与していなかったとのこと・・)技術委員会メンバーなどの「総意」だそうな。 そうネ~~・・要は、ゲームの結果に対して責任を負わなければならないような「意志」を先発メンバーに絡めなかった・・っちゅうことでしょ。前の四人、GKと両サイドバックは、海外から招集した(誰もが見たい!)注目のスター選手だし、この試合が代表デビューとなる細貝萌にしても、今野泰幸が出られないことで決まったということだからね。 たしかに立ち上がりは、
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第19節(2010年8月18日、水曜日) トゥーリオというテーマ・・(FRvsGR, 4-0) レビュー ヨ~シ・・これで面白くなった。 フロンターレのヴィトール・ジュニオールが先制ゴールを決めたとき、すぐに頭をよぎった直感的な感想です。 ところで、その先制ゴールだけれど、本当に、見事の一言でした。 中盤の高い位置で、フロンターレの田坂祐介が、仕掛けのドリブルに入る・・同時に、右サイドのヴィトール・ジュニオールが爆発した・・中央ゾーンの決定的スペースへの、斜めの飛び出し・・彼をマークすべきだったグランラパス阿部祥平は完全に置き去り・・そして、ヴィトールが目指すタテの決定的スペースへ、田坂から、まさに「置くような」ラストパスが出された・・という次第。 そのコンビネーションだけじゃなく、そのラストパスを、まさに冷徹そのものといった(当たり前だよっ!?って
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第18節(2010年8月15日、日曜日) 両監督との対話・・(FRvsSA, 3-1) レビュー 「おっしゃるように、これまでサンフレッチェは、多くの優秀な選手を他のクラブに取られた・・また今シーズンでは、主力級の選手にケガが多い・・にも関わらず、サンフレッチェは、立派な(優れた)サッカーを展開しているし、そこそこの結果まで残している・・そんなペトロヴィッチさんを見ていると、選手の才能レベルなんかに関係なく、しっかりとしたコンセプト(チーム戦術)を、一人の例外もなく全員が、まさに全力で徹底的に追求すれば、その方が良いサッカーになると確信しているようにも見える・・もちろん、選手の才能と優れたコンセプト(チーム戦術)は、優れたサッカーの両輪ではあるけれど・・」 例によって、質問が長くなってしまった。それでも、ペトロヴィッチ監督の通訳、杉浦大輔さんは、正確
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第16節(2010年8月1日、日曜日) 高畠勉監督の素晴らしい「采配」・・(FRvsVE, 3-2) レビュー 「素晴らしいタイミングの交替というか・・とにかく高畠さんの采配がピタリと当たったのは確かなことだと思いますよ・・ご自分でも、そのことを明確に意識されていたに違いない・・心のなかでは、快哉を叫んでいたに違いないと思うのですが・・」 「いえ・・この成果は、あくまでも選手たちが最後まで闘って勝ち取ったものですから・・」 この見事な逆転ドラマでは、やはり高畠勉監督の「手腕」にスポットを当てるしかないでしょう・・。 高畠勉監督の決断。まず何といっても、スターティングメンバーから、様々な戦術的意味合いを内包する「コンビネーションの機能性」を熟考して(!?)レナチーニョを外したことが目立っていたよね。 昨シーズンは、攻守にわたる組織的な(汗かき)チームプ
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第13節(2010年7月17日、土曜日) 後半は、とても興味深い「我慢比べ」になった・・(AvsFR, 2-1) レビュー 「このままウチがトップを走りつづけるだって!?・・コトは、そんなに単純じゃないよ・・まだ22試合も残っているんだぜ・・Jリーグは、そう簡単に独走できるようなリーグじゃないんだよ・・対戦相手もレベルが高いしね・・とにかく、まだ何も決まっていないんだ・・まだリーグの中盤に差しかかったところだし、ワールドカップ中断明けのフォーミングアップが済んだだけというところだね・・とにかく我々は、一つ、ひとつ、コツコツとやりつづける・・もちろん当然ながら、最後の最後にはトップに君臨しているように全力で頑張るさ・・」 「久しぶりにトップに返り咲いたわけだが、これで、強いアントラーズがダントツのトップを突っ走ってしまうのではないかと心配している・・そ
2010_WM(21)・・ワールドカップという巨大な刺激(その6)・・岡田武史と日本代表チームに心から感謝します・・(日本vsパラグアイ、0-0、そしてPK戦負け)・・(2010年6月29日、火曜日) あ~~、ビックリした。 渋滞に巻き込まれ、プレトリアのメディアセンターに到着したのは、キックオフの90分前。承認されているメディアシート・チケットの配布は、まさに90分前までなのです。 私がディストリビューション・カウンターに到着したとき、その周りは黒山の人だかり。聞けば、承認されたメディアへのチケット配布は、既に終了したとのこと。こりゃ大変だ。すぐさま、メディア・オフィサーと話そうとするけれど、彼は「黒山」に取り囲まれている。フ~~・・ そこからの「ストラグル」は、皆さんのご想像にお任せしますが、とにかく、何とかメディアシート・チケットは手に入れました。あっと・・もちろん記者会見の「許可証
2010_WM(15)・・ ワールドカップという巨大な刺激(その5)・・また書き足し分も!・・(日本vsデンマーク、3-1)・・(2010年6月24日、木曜日) さて、デンマークとの雌雄を分ける決戦。 たぶん、日本サッカーの歴史のなかでも最高レベルの「意義」を内包する勝負マッチになるはず。本当に、そんな「機会」を勝ち取るところまで日本チームを引っ張ってきた岡田武史には(もしここで負けたとしても!!)最高レベルの賛辞をおくりたいと思います。 さて試合・・といきたいところだけれど、でもその前に、ちょっとだけ。今はまだゲーム開始まで数時間というタイミングなのです。 今日は、「B&B」があるヨハネスブルク近郊から、ルステンブルクまでの180キロ弱をドライブしたのですが、そのルートには様々な選択肢があります。プレトリアを経由すれば、直接ルステンブルクまでつながるアウトバーンはあるけれど、そこを通った
2010_WM(4)・・ワールドカップという巨大な刺激(その3)・・(日本vsカメルーン、1-0)・・(2010年6月14日、月曜日) 岡田武史が、「究極の組織プレー」を頑(かたく)なに追求するのではなく、どちらかといったら「結果を優先させる現実的なやり方」へ、ちょっとだけシフトしたことには、ちょっと落胆もあったけれど、でも、この試合では勝つことが最優先ターゲットだったわけだし、いまの中村俊輔の状態を考えれば、まあ・・ネ・・。 何せ私も、日本代表がカメルーンに勝利を収めたことについては、とても興奮したし、正直、とても嬉しかったわけだからネ。タイムアップのホイッスルを聞いたとき、思わず「ヨ~~シッ!!!」とガッツポーズが出た。 とにかく、この試合では、守備が、掛け値なしに素晴らしかった。決して、受け身に下がって狭いゾーンを固めるというのではなく、忠実なチェイス&チェックを繰り返すなかで、安易
2010_ACL・・やはり中村憲剛は牛若丸だった・・(フロンターレvs城南一和, 3-0)・・(2010年4月14日、水曜日) 最初は、「北京へ行くぞ~~っ!」なんて声が出たけれど、すぐに、「いや・・行きたいな~」なんて、声からチカラが失われていった。 フロンターレが見事な勝利を収め、(決勝トーナメントへ進出できる!)グループリーグ二位の座を争うライバルの北京国安が、メルボルンとのアウェーゲームに引き分けたことを知ったとき、思わず、そんな声が出ていた。でも、すぐに、ゴールデンウィーク真っ最中のその日は別件があったことを思い出した。そうだよな~、北京へ行くなら、少なくとも二日はスケジュールを空けなきゃならないしな~~・・。 まあ、どうなるか分からないけれど、このゲーム(フロンターレ対城南一和)を見届けたとき、本当に、北京でのギリギリの最終勝負マッチ「も」観てみたくなったんですよ。それほど、フ
2010年Jリーグの各ラウンドレビュー 第1節(2010年3月6日、土曜日) ディフェンスが動的に均衡した勝負マッチだった・・(FCTvsM, 1-0) レビュー さて、私の2010年シーズン開幕ゲームは、FC東京vsマリノスということになりました。それにしても、目立ったポイントがないという意味で、とても目立っていた開幕マッチだった。まあ、守備に関しては「動的に均衡」していたと言えそうだけれどネ。 要は、両チームともに、ほとんどチャンスらしいチャンスを作り出せなかったということです。 全体的にはゲームの流れを支配していたマリノスでは、前半34分に、東京ゴール前13メートル辺りからフリーの兵藤慎剛が放ったシュートくらいでしたかネ、本当の意味で決定機と呼べるようなチャンスは。あっと・・、例によって山瀬功治は、とても素敵で危険なドリブルシュートにチャレンジしていたっけ。たしかに、そのドリブルシュ
2010_日本代表_東アジア選手権・・良いサッカーを展開した岡田ジャパン(でも中国もピックリするほど良かった!)・・また「なでしこジャパン」からは空間認知力をピックアップ・・(日本vs中国、女子=2-0、 男子=0-0)・・(2010年2月6日、土曜日) そりゃ、不満は出てくるだろうな~~。何せ、ピーケーは取られるし、それ以外にも決定的チャンスを何度か作り出されちゃったからネ。 だから、いくら全体的にゲームを支配し、シュート数でも、決定的チャンスの量と質でも明確に上回るなど、全体的にとても良いサッカーを展開した日本代表にもかかわらず、脳裏に残った印象は、あまり良くない。そう、後味が良くない。その気持ちは・・ホント・・確かに・・よく分かる。 でもサ、いま書いたように、日本代表が、良いサッカーをやったことだけは、確かな事実だよね。逆に、とても効果的な「ゲーム戦術」を、これ以上ないほど徹底しまく
2010_日本代表・・結局は、目指すサッカーをグラウンド上に体現するための「意志」が足りなかった・・(日本vsベネズエラ、0-0)・・(2010年2月2日、火曜日) まず最初に、日本代表は、ベネズエラ代表に感謝しなければいけません。 攻守にわたる全力の組織プレー(特にディフェンスでの忠実な組織プレッシング)・・素晴らしい。だからこそ、日本代表にとっては、とても素敵な学習機会になるばすだった。 もちろんベネズエラは、何人かの主力が欠けているからベストメンバーではなかったけれど、南米の本場チームが、あれだけ気合いを入れた(強烈な意志を前面に押し出した!)プレーをしてくれれば、そしてそれに対して日本代表も「ガチンコの勝負」を挑んでいけたとしたら、素晴らしい学習機会になったはずなのに・・。 そういえば、2008年8月20日に札幌で行われたウルグアイ代表との国際フレンドリーマッチも、素敵な学習機会の
2010_高校選手権(正月大会)決勝・・とても面白いエキサイティングマッチ・・また青森山田の「天賦の才」柴崎岳というテーマも・・(2010年1月11日、月曜日) さて、第88回全国高校サッカー選手権大会の決勝。山梨学院と青森山田が対峙しました。とても内容のある、エキサイティングな(観ていてとても面白い!)勝負マッチだった。 立ち上がりから、「後先考えず」ってな勢いで、山梨学院が、ガンガンと前から勝負を仕掛け、完璧にゲームのペースを握る。もちろんそんな流れの絶対的な基盤は、積極的なボール奪取勝負(守備)に対する強烈な意志にあることは言うまでもありませんよね。 わたしは、全体的なチーム力では(山梨学院の横森巧監督も記者会見で言っていたけれど・・)青森山田に、わずかに一日の長があると思っていました。根拠は、もちろん個のチカラ。要は、同じような傾向とパフォーマンスのチーム戦術だったら、最後は、個人
2009_天皇杯四回戦・・「ガンバレ木村浩吉!」ってなニュアンスのコラムになってしまった・・(MvsFR, 1-2)・・(2009年11月15日、日曜日) 「木村さんが言うように、選手は、最後の最後まで、全身全霊で闘いつづけていた・・わたしは、過去二年間の木村さんの仕事を高く評価しているのだけれど、辞めることが決定しているにもかかわらず、チームが一つにまとまり、いつものような高いモティベーションで闘いつづけたことは(そのこと自体が)木村さんの優れた仕事を、如実に物語っていると思う・・とはいっても、あと三試合でチームを去ることになる・・そこで、もっとも心残りなコトはなんだろうか?」 ちょっと微妙ではあったけれど、リーグ残り三試合は、たぶんマリノスの試合は観られないだろうから(木村浩吉監督と記者会見で対峙することもないだろうから)最後の機会ということで、木村浩吉監督に、何か話す機会をもってもら
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