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MachiKania type Pは、安価なRaspberry Pi Picoを利用してBASICプログラムを動作させることができる、オープンプラットフォームです。 BASICプログラムは実行時に自動的にコンパイルされるので高速動作を実現しています。従来のMachiKania type ZやMachiKania type Mとも互換性があるため、過去のプログラムも簡単に動作させることができます。I/O機器制御にも対応しているので、組み込み用途にも適しています。ぜひ一度お試しください。 (2023.9.30) WiFi対応のRaspberry Pi Pico Wにも対応し、様々なネットワーク機能を利用できるようになりました。 PIC32MX版最上位モデル「MachiKania type M」はこちら 「MachiKania type Z」はこちら MachiKaniaシリーズはKM-BASI
街中でLEDを多数並べて作られた表示板をよく見かけるようになりました。駅の行き先表示板からビル壁面に据え付けられた大型ディスプレイまで、単色のものからフルカラー表示されているものなど、街を歩いていると様々なLEDディスプレイを見ることができます。 その昔学生だった頃、8×8=64個の赤色LEDをユニバーサル基板に格子状にハンダ付けして簡易表示板を作った身としては、気になって仕方がありません。調べてみると64×32のRGBカラーLEDの表示板が通販で3000円ちょっとで買えることがわかったので、思わず買ってしまいました。説明書などは一切付いていませんでしたが、ネット上の情報と実験により制御方法がわかりました。 (2020.10.10) 今では64×64のものが3000円で買えるようになりました。 私が購入したLEDディスプレイはこちらの商品です。 P3 RGBピクセルパネルHDビデオディスプ
MachiKania type Mは、カラーグラフィック機能搭載のMachiKania type Zの上位モデルに当たります。より高精細で色数アップしたカラーグラフィックに加え、豊富な汎用I/Oポートを備えることで、外部入出力機器の接続に対応しました。 これにより、テレビゲームだけではなく、様々な機器の制御を行うことができるようになりました。例えば各種センサーや小型の液晶ディスプレイを接続し、読み取った値を常時液晶画面に表示する、または、モーターを搭載した機器を接続して、動きの制御を行うことも可能です。もちろん、制御プログラムはゲーム同様に高性能BASICを使って、簡単に記述することができます。 何をつなぐかはあなた次第。様々な機器が接続できると夢が広がります。さあ、あなたもハードウェアプログラミングで夢を形にしませんか? Raspberry Pi Pico搭載モデル「MachiKania
これまでPICマイコンを使用したNTSCカラーコンポジット信号出力実験を数多く行ってきましたが、全てに共通して言えるのは、マイコンのCPUでリアルタイムに汎用I/Oポートへ順次出力するプログラムを走らせることで、カラー映像出力を実現してきたことです。 これに対して、今回の実験ではマイコンの周辺機能を活用して映像信号を生成します。これまでにも何とかうまく周辺機能を活用して出来ないものかと検討はしてきましたが、残念ながら機能不足で出来ませんでした。しかし、このたび最新のマイコンを利用した、ごんべいさんによる実験を目の当たりにして大きな衝撃を受けたので、私なりに改良して公開することにしました。そのため、私の実験記事というより、ごんべいさんの実験の解説といった内容となります。 実験に使用したマイコンは、マイクロチップ社の32ビット最新PICマイコン「PIC32MKシリーズ」のPIC32MK1024
このページは開発終了した初代MachiKaniaのページです。 Raspberry Pi Pico搭載モデル「MachiKania type P」はこちら(2022.8.27~) PIC32MX上位モデル「MachiKania type M」はこちら(2018.8.3~) 2代目モデル「MachiKania type Z」はこちら(2016.8.5~) 自分で電子工作をして、オリジナルのテレビゲームを作ることが出来たら、どんなにか楽しいでしょう。友人に、自分の子供達に、自慢してみたくありませんか?MachiKaniaは、そんなゲーム作成の環境を提供します。部品は秋葉原で安価に手に入るものばかり。BASIC言語による手軽なプログラミングと、高速実行を実現するコンパイラ、家庭のテレビにつないで、簡単にカラフルなゲーム作りが楽しめます。作ったプログラムはSDカードに保存されるので、パソコンへのバ
電子機器に内蔵されている基板を見ていると、何やら構造物の建ち並ぶ街並みを上空から眺めているような気持ちになることがあります。この基板上空を空飛ぶ円盤に乗って飛行していると、突如前方から攻撃を仕掛けられ、また地上からは砲弾が狙って飛んでくる・・・しまった、ここは敵の要塞上空だったのか!生きて帰るには敵機を全滅させるしかない! そんな空想に耽りながら、PIC32MXマイコンによるオリジナルの本格的シューティングタイプのテレビゲームを作りました。タイトルは「VELUDDA」(ベルーダ)。マイコンチップだけでカラービデオ信号生成とサウンド出力、そして画面の回転とスクロールの処理をしながらシューティングゲームを実行するという無茶をしていますが、実に動きは滑らかです。PIC32MXの性能の高さを実感することができる作品に仕上がりました。 以前行った、拡大縮小回転機能付きビデオ出力実験の回路に、操作用の
32KバイトSRAM搭載のPIC32MX150F128Bを使った256×224ドット、16色、正方画素のカラービデオ出力実験の応用で、PICワンチップによるテレビゲームパックマンを作成しました。以前作成したキャラクターベースのパックマンをグラフィック版に書き直したものですが、動きがスムーズになり、見栄えもずいぶんよくなりました。とてもワンチップマイコンだけで実現されているとは思えないほど、いい感じに仕上がりました。 ハードウェアはカラービデオ出力実験のときに使ったものと全く同じです。また、キャラクターベースのパックマンからもマイコンを変更しただけなので、ICソケットを使って作られていた方は、単純にマイコンを差し替えするだけで動作します。ただ、ビデオ出力の安定化のために75Ωの抵抗を追加しましたので、必要に応じて付けて下さい。 また、試したわけではありませんが、PIC32MX150F128B
2024/3/20 MachiKania type Pの利用サンプルにポリゴングラフィックを追加しました。 2024/2/17 MachiKania type PのSDカード上のファイル操作が行えるファイルマネージャを追加しました。 2024/2/17 ファイル選択画面の強化やファイル関連命令を追加したMachiKania type P Ver.1.40を公開しました。 2023/12/30 MachiKania type Pの利用サンプルにDOZAN氏作成XEVIOUSもどきを追加しました。 2023/12/23 MachiKania type Pに温湿度・気圧センサBME280の利用サンプルを追加しました。 2023/10/28 MachiKania type P Ver.1.31を公開しました。 2023/10/7 MachiKania type PのIoTデータ可視化サービス利用サ
フルカラーLEDが10個並んだ画期的なバーLEDが発売され、価格も手ごろなことから衝動買いしてしまいましたが、なかなかよい使い道が思いつかず、しばらく眠らせてしまいました。Webなどで検索しても、これといっておもしろい使い方をしている作例が見当たりません。そんな折、あるイベントで縦に並んだLED列を回転させて、残像で文字や画像を表示させる装置を見かけました。一般的にバーサライタ(versa-writer)とかPOVと呼ぶそうです。バーLEDはLEDが1列に並んでいるので、バーサライタの製作にはうってつけに思われ、さっそく作ってみることにしました。 設計 使用したフルカラーバーLEDはOptoSupply社のOSX10201-LRPB2という型番のもので、秋月電子で1つ250円で販売されています。1つのセグメントにR、G、Bの3つのLEDがアノードコモンで入っており、それが10セグメント分カ
私が高校を卒業したばかりの頃、ゲームセンターでとんでもないゲームを見つけ、目が釘付けになってしまいました。ナムコの「ASSAULT」(アサルト)というそのゲームは、戦車を操り敵の砲台を破壊していくシューティングゲームだったのですが、地上を上空から見た画面構成となっており、戦車を旋回させると自機の画像が回るのではなく、背景の地上の画像全体が回転したのです。また、なぜか戦車が上空にジャンプでき、地上の画像の縮尺が滑らかに縮小していき表示範囲が拡大する機能もありました。(ゲーム紹介の動画はこちらにあります。) 私はゲームの内容そのものではなく、この画面の拡大縮小回転機能に衝撃を受け、いったいどんなハードで実現しているのだろうかと、自分なりに考えてロジック回路の回路図を書いてみたりしたのですが、実際に製作することなどできるわけもなく、夢想のままとなってしまいました。 あれから25年以上たった今、世
PICマイコンでテレビにカラー映像を出力する実験に成功しました。主な部品は16ビットPICとバッファーのためのIC1個、DAコンバーターのための抵抗5本、システムクロック用の水晶発信子、そしてPICを動かすための最低限の抵抗やコンデンサだけです。これほど単純な回路で、テレビにカラー映像が出力できるとは驚きました。PICに内蔵のビデオメモリで160×100ドット、8色のカラーグラフィックシステムが実現します。 PICによるビデオ信号出力と言えば、これまで白黒映像での出力が一般的でした。私も16ビットのPIC24FJ64GA002でテレビに直接接続できるゲームを作ったりしましたが、オリジナルがカラーのゲームだったので、非常に不満でなんとかカラー化できないかと考えていた頃に、トランジスタ技術の2012年2月号に、PC用の液晶モニターにアナログRGBインターフェイスでカラー出力する記事が掲載されま
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