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パリ五輪
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“ひゃくとうおんな”と読む。いや、別に“ひゃくとうじょ”でも“ひゃくあたまおんな”でも良いのだが、故植草甚一氏がかつてテレビ出演した際、この本を取上げてそう発音していたので、それに倣ってみた次第。漢字に置き換えた邦題のビジュアル的なインパクトを活かすためにも、やはり最後は「じょ」よりも「おんな」がいいように思うし、実際、この読み方がこの“20世紀の奇書”(澁澤龍彦評)に一番しっくりくるような気がする。 もっとも『百頭女』と言っても、本の中に本当に百の頭を持つ女の絵が出てくる訳ではない。これは、シュルレアリスムを代表する画家マックス・エルンストが1929年にコラージュ・ロマンと銘打って発表した画集であり小説でもあるような実験的な書物なので、古い19世紀の挿絵本やカタログの木版画を切り抜き、貼り合わせて作った奇怪な物語が読者の思惑をはぐらかすように続いて行くのである。一応、ストーリーらしきもの
『パワーズ・オブ・テン』書籍版 『チャールズ&レイ・イームズの世界』 パイオニアLDC:廃盤 何の変哲もないこの平穏な風景から 驚くべき旅がスタート! ↓ 徐々にカメラが引いて、 やがて公園の全景が現われてくる。 ↓ そして宇宙の果てへと・・・。 旅はまだまだ終わらない。 『パワーズ・オブ・テン』(むろん、映画の方)のウワサを初めて聞いたのは、たしか80年代の初め頃だったと思う。新聞のコラムでこの映画を紹介している記事を1、2度目にしたのである。新聞に載ったのは、たぶん、当時何かの映画祭で賞を取った(マイアミ国際映画際金賞、トリエステSF映画祭審査員特別賞、ウィンスコン科学映画館最優秀映画賞など数多くの映画賞を受賞している)関係からだろう。いずれも文章だけの簡単な紹介だったが、その内容にいたく刺激を受け、ぜひ観て見たいと願ったものだった。 実際に映像を観ることができたのは、その1、2年後(
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