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日本各地の公立美術館を筆頭に、財政難のもとにさまざまな締め付けがはじまっている。まるで美術館建設ラッシュの反動のように。 すでに文化行政も批判や見直しなどしにくい“聖域”ではなくなったのだ。 このような状況下で見えてくる日本の文化行政を、美術館の問題を通して探る連載。筆者には、前回「国立新美術館とは何か」を執筆した藤田一人氏。 締め付けられる文化を単に被害者としてとらえず、様々な視点から財政難という問題の背後に隠れた本当の問題を明らかにしたい。(編集部) 2003年度 第一回連載「国立新美術館とは何か?」はこちら ●展望なき日本のひ弱さ 未来への展望を持ち得ない者は、ひ弱だ。 “展望”のなき者は、目の前に立ちはだかる問題に、自信をもって毅然と対峙し、それを乗り越えていくことが出来ない。展望が開けない限り、いや、開こうとしない限り、“いま”という現状を打破できず、ただ、現状を守る
現代美術への視点 :連続と侵犯 高嶺格 God Bless America 文●石橋宗明 ISHIBASHI Muneharu 画商 (投稿) ■ 現代美術への視点:連続と侵犯 2002年10月29日〜12月23日 東京国立近代美術館 2003年1月16日〜3月23日 国立国際美館 大阪府吹田市千里万博公園10−4 06−6876−2481 《出品作家》青木淳、キャンディス・ブレイツ、 遠藤利克、ロラン・フレクスナー、 ロニ・ホーン、イリヤ&エミリア・カバコフ、 中山ダイスケ、ジュリアン・オピー、高嶺格 クレイ・アニメーション《God Bless America》は、国立国際美術館のテキストによると、「作家がセットの中に寝泊まりしながら18日間かけて撮影したもの」で、「2トンもの粘土と格闘する、大変な肉体労働の」日々だったのだという。作品を見てみると、男女
〜あまりにも“日本的”な美術の現実 参考写真 *第5回からはタイトルを国立新美術館とは何か?に変更しました。 美術ジャーナリスト:藤田一人Kazuhito Fujita 「てんぴょう」は季刊雑誌だったので、連載というものはその発行間隔の長さから考えていませんでした。 しかし日刊とも言えるウェブサイトに引っ越してきたからには、連載を、と。 美術サイトらしく作品・作家論とも思ったのですが、ここには偶然訪れた美術にそんな関心の無い人も意外と多いと考え、社会と美術の関係を考えさせるようなテーマを選ぼうと思いました。 そこで決まったのが、「ナショナル・ギャラリー(仮称)」です。まだ新聞では昨年に、その名称を公募する記事が小さく載っただけですが、その規模(総額380億円)といい、建築場所(六本木)といい、これから平成18年の開館に向かって話題を呼ぶに違いありません。 筆者はフリーで活動
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