サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
デスク環境を整える
www6.ocn.ne.jp/~kanpanda
狼神社と「妙見宮」に何か深い関係があると考えた最初の人物は、とうぜんといえば当然ですが、日本民俗学の祖、柳田国男ということになります。1933年に刊行されたその著『桃太郎の誕生』のなかで、江戸時代から狼神社として知られていた兵庫の養父神社が妙見山という山の麓にあることに注目し次のように語っています。 養父の五社大明神と妙見山の関係・・・、現在は勿論ニ處の信仰は分立して居るから、各その社傳縁起の文字によつて、聯絡を見出すことは不可能であろう。・・・狼に関する信仰・・・もしも他から移って来たとするならば、私は或は妙見山の方からかと想像している。(P.239、240)「狼と鍛冶屋の姥」『定本柳田国男集第八巻』(筑摩書房1968) 柳田国男は、狼信仰の由来は妙見信仰にこそあるのではないかと考え、上記に続く文章の中で、さらに三峯神社、山住神社、春野山大光寺などについても妙見宮と関わりがないか自ら調査
「ニホンオオカミとヤマイヌ」2002/2 ヤマイヌとオオカメ、信頼が置けぬライデン博物館? 基本標本
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www6.ocn.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く