JR姫新線播磨新宮駅(たつの市新宮町新宮)の橋上駅舎工事が完了し、12日の始発から新駅舎での営業が開始される。駅北側にも新たに出入り口が設けられ、線路をまたぐ自由通路で南北が結ばれる。同日午前9時半から市主催の記念式典、10時20分から住民主催の祝賀行事があり、もちつきやよさこい踊りなどが披露される。 同駅の周辺整備は旧新宮町時代の1999年から始まり、駅前ロータリーなどが整備された。合併後も事業は引き継がれ、駅舎の改築工事は昨年8月から始まった。同駅が改築されるのは、78年ぶり。 新駅舎は鉄骨2階建て延べ約1100平方メートル。外壁にはステンレスで円をあしらい、近くの播磨科学公園都市にある大型放射光施設スプリング8をイメージした。自由通路の壁面にはギャラリーも設けた。 南北の階段にはスロープがあり、自転車でも通行できる。改札は2階。駅北口は12日から使用できるが、ロータリーと24台分の駐