わざわざケータイ小説を声高に否定するオタクって何なの? あんなのオタク向けに商品企画も製作もされてないんだからオタクが読んでも面白くないのも当たり前なんだし、 わざわざ「これのどこが面白いのかわからない」「これ読んで楽しめる奴はバカ」「ゆとり」「スイーツ(笑)」とか言わなくていいのにって思う。 逆に考えよう、ケータイ小説を面白いと思う層にニコニコで人気の初音ミクの歌をいくつか聴かせたらどんな感想を言うと思う? (中略) その感覚を共有できる人にしてみれば大衆の誰でも出来るだけ好かれるようにパッケージされた市販ものなんかより、ずっと楽しめるものになる。 逆に言えばそれ以外の層には全く楽しめないけど、そもそも楽しんでもらおうとも思っていないのだ。 そこにあるのは『私たちが、私たちによって、私たちだけのために作って共有して消費する』エンタテインメントの世界なんだと思う。 「わざわざケータイ小説を