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ブックマーク / www.sorae.jp (125)

  • 小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル、今夜帰還 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月12日、小惑星探査機「はやぶさ」について、機体状態が良好で、軌道が正常に推移していることから、予定通り6月13日に試料回収カプセルの大気圏再突入を実施すると発表した。 発表によると、「はやぶさ」は日時間6月13日19時51分頃にカプセルを分離し、切り離されたカプセルは日時間22時51分頃に秒速12km、角度12度で大気圏に再突入する。大気圏再突入後、カプセルは高度約10kmでパラシュートを開き、前面及び背面のヒートシールドを分離し、ビーコンを放射しながら降下する。 カプセルは6月14日0時頃までに、オーストラリアのウーメラ立入制限区域に落下する予定となっており、JAXAは探索班を配置し、カプセルを回収する予定。ただ、「はやぶさ」の体については、化学推進系の故障により、惑星間軌道に離脱させることができなくなった

  • 小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル帰還、NASAも観測 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: NASA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」はいよいよ明日に帰還し、試料回収カプセルを投下するが、米航空宇宙局(NASA)もその様子を観測すると発表した。 「我々は『はやぶさ』の打ち上げからずっとJAXAと協力してきました。今も探査機を帰還させるために共に働いています」、とジェット推進研究所(JPL)「はやぶさ」ナビゲーションチームのシャム・バスカラン(Shyam Bhaskaran)氏は語る。 地球を一度離れ、探査機が再び戻ってカプセルを投下するのは、NASAのスターダスト彗星探査機に次いで、2回目。NASAは「はやぶさ」のカプセルの大気圏突入に備え、「スターダスト」の時と同じ体制で観測を行う予定だ。 NASAはディープスペースネットワークのパラボラアンテナなどを使って、「はやぶさ」を追跡するだけでなく、カプセルが大気圏に突入する様子を

  • H-IIAロケット18号機による「みちびき」の打上げは8月2日 | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は6月9日、準天頂衛星初号機「みちびき」を載せたH-IIAロケット18号機を、8月2日に種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。 打ち上げ時刻は22時54分から23時54分に設定されており、打ち上げ延期となった場合の予備期間は8月3日から9月30日までとなっている。 「みちびき」は準天頂衛星システム(QZSS)初号機で、重さ約4000kg。準天頂軌道に投入された後、現在のGPS信号や新型GPS信号とほぼ同一の測位信号を送信し、GPS の電波が届きにくいビルや山でも測位サービスを提供すると共に、GPSの精度を向上させる精密な補正信号も送信し、日全国どこでも高精度な測位を実現させる。 なお、この写真は報道陣に公開された「みちびき」、2010年4月に撮影されたもの。 ■H-IIAロケット18号機による

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、最後の軌道補正マヌーバTCM-4完了 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月9日、小惑星探査機「はやぶさ」の最後の軌道修正となる軌道補正マヌーバ(TCM-4)が無事完了したと発表した。 発表によると、軌道補正マヌーバTCM-4は日時間6月9日12時30分に開始され、イオンエンジンによる噴射加速は約2時間30分にわたって行われ、日時間6月9日15時に無事完了した。今回の軌道修正によって、「はやぶさ」はオーストラリアのウーメラ立入制限区域内着陸想定地域へと精密誘導され、「はやぶさ」と地球との距離も約190万kmとなった。また、機体の状態も良好だという。 「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルは日時間6月13日23時頃に大気圏再突入し、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸する予定となっている。JAXAは「はやぶさ」の帰還に合わせ、特別番組や「はやぶさ」管制室

  • 星の動きから星団の結びつきの強さを解明 | 銀河・星雲 | sorae.jp

    Image Credit: NASA, ESA, MPIA and University of Cologne ハッブル宇宙望遠鏡が10年の間隔を置いて撮影していた散開星団の写真から、星々のごくわずかな動きが検出された。星々の生まれ方と育ち方に関する重要なヒントとなる。 この成果は狙ったのではなく、マックス・プランク天文学研究所のヴォルフガング・ブランドナー(Wolfgang Brandner)氏率いる研究チームが、ハッブル宇宙望遠鏡のアーカイブから発掘したものである。同チームは地球から2万光年の距離にある散開星団「NGC 3603」を同じ条件で1997年7月と2007年9月に撮影していた画像を比較して、700個以上の星が動いている事に気づいた。 この散開星団では直径3光年の領域に1万もの恒星が集まっている。ちなみに、太陽から最寄りの恒星までは4光年以上だ。 星の生涯は数十万から数億年とい

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、軌道補正マヌーバTCM-2完了 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月27日、小惑星探査機「はやぶさ」の第3回軌道補正マヌーバ(TCM-2)が無事完了したと発表した。 発表によると、軌道補正マヌーバTCM-2は日時間5月23日7時に開始され、イオンエンジンによる噴射加速が約93時間にわたって行われ、日時間5月27日3時38分に無事完了した。今回の軌道修正により、「はやぶさ」は地球外縁部へ精密誘導され、「はやぶさ」と地球との距離は約760万kmになった。また、機体の状態も良好だという。 JAXAは今後、残り2回の軌道補正マヌーバを実施し、「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルを、日時間6月13日23時頃に大気圏再突入させ、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸させる予定となっている。 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年11月に小惑

  • 30度ずれた軌道を回る、2つの巨大惑星 | 系外惑星 | sorae.jp

    Image Credit: NASA, ESA, and A. Feild (STScI) 太陽系では、すべての惑星がほぼ同じ平面に沿って太陽の周りを回っているが、一見常識に思えるこの事実も、他の惑星系では当てはまらないらしい。 地球から44光年の距離にある恒星、アンドロメダ座υ(ウプシロン)星(以下υ Andと表記)には、3つの惑星「υ And b」「υ And c」「υ And d」が見つかっている。このうちcとdが互いに30度もずれた平面を公転していることが、地上の望遠鏡で14年間蓄積したデータとハッブル宇宙望遠鏡の高精度なデータを組み合わせることでわかった。 太陽系でも小惑星や彗星が惑星に比べて傾斜した軌道を通ることはあるが、υ And c と d は質量がそれぞれ木星の14倍と10倍もある巨大天体だ。なお、最近までそれぞれの質量は木星の2倍と4倍とされていたが、ハッブル宇宙望遠鏡

  • 金星探査機「あかつき」、地球を撮影 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月23日、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)によって撮影された地球の画像を公開した。 公開された画像は3種類。「あかつき」の中間赤外カメラ(LIR)、紫外線イメージャ(UVI)、1μmカメラ(IR1)によってそれぞれ撮影されたもの。今回の撮影は機器の状態を確認するために行われたもので、撮影時刻は日時間5月21日20時50分、撮影時の「あかつき」と地球の距離は約25万kmだった。 夜側から撮影しているため、赤外線と紫外線で捉えた地球はまるで三日月にように見え、一方、中間赤外カメラで撮影した地球では、中央にオーストラリア大陸、下に冷たい南極大陸が暗く写っている。 JAXAによると、この3種類の機器の状態は正常で、残りの2μmカメラ(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の確認につ

  • 金星探査機を載せたH-IIAロケット17号機、打上げ延期 | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は5月18日、同日6時44分に予定していたH-IIAロケット17号機の打ち上げを直前で延期した。 H-IIAロケット17号の打ち上げカウントダウンは順調に進められていたが、天候が急激に悪化し、JAXAと三菱重工業は打ち上げの約5分前、5月18日6時38分、H-IIAロケット17号機の打ち上げを中止した。 H-IIAロケット17号には既に燃料が充填されているため、今後、燃料を抜いて、大型ロケット組立棟(VAB)で機体を点検する必要がある。新しい打ち上げ日時はまだ発表されていないが、早くても5月21日以降となる見込み。 H-IIAロケット17号には、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)のほか、大学開発の深宇宙衛星「UNITEC-1」や

  • 金星探査機を載せたH-IIAロケット17号機、明日早朝打上げ | H2A | sorae.jp

    Image credit: H2A/H2Bロケット打上げレポート 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は5月17日、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)などを載せたH-IIAロケット17号機を、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場へと移動した。 H-IIAロケット17号機は5月17日6時1分に大型ロケット組立棟(VAB)を出発し、6時25分に大型ロケット発射場第1射点に到着した。到着後、打ち上げに向けての最終確認と燃料充填が行われる予定だという。 H-IIAロケット17号機の打ち上げは5月18日6時44分に予定されており、JAXAは6時15分頃から、打ち上げ模様をインターネットでライブ中継するほか、JAXA i や相模原キャンパス、その他大学等でパブリックビューイングを開催する。 「あかつき」は重さ約

  • 宇宙最大の天体は成長を続ける | 宇宙 | sorae.jp

    Image Credit: 理研, Yoshikawa et al. 宇宙に張り巡らされた、網目が1億光年もある巨大な網の糸から、結び目へと物質が流れ込む。そこでは、数百~数千の銀河を擁する銀河団が成長する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のX線天文衛星「すざく」が、宇宙最大の天体が進化する様子を垣間見せてくれた。 銀河は、上のシミュレーション画像に見られるように、二次元で言えば網、三次元で言えば泡のように分布している。泡の中身(つまり銀河がほとんど無い部分)は直径1億光年にもなる。この泡のような広がりは「宇宙の大規模構造」と呼ばれる。また、宇宙に存在する物質の大半は光で観測することのできない暗黒物質だが、その暗黒物質も大規模構造に沿って分布している。 一方、ひとかたまりの天体として宇宙最大と言えるのが銀河団である。その名の通り、可視光では数百~数千個の銀河の集団に見えるが、銀河の質量が銀

  • 金星探査機「あかつき」など、H-IIAロケットに搭載 | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は5月9日、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)などを載せた衛星フェアリングを移動し、H-IIAロケット17号機との結合作業を行った。 衛星フェアリングを載せた移動台車は5月9日午前6時半頃、衛星フェアリング組立棟(SFA)をゆっくりした速度で出発し、午前8時半頃に大型ロケット組立棟(VAB)に到着した。到着後、衛星フェアリングが吊り上げられ、H-IIAロケット17号機との結合作業も行われた。 「あかつき」は重さ約500kgの金星探査機。H-IIAロケットによって打ち上げられた後、約6ヵ月後に金星周回軌道に投入される。赤外カメラや赤外イメージャー、雷/大気光カメラを搭載し、2年間にわたって金星の地表面や大気などを観測し、金星の謎に迫る。

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、第2回軌道修正完了 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月4日、小惑星探査機「はやぶさ」の第2回軌道補正マヌーバ(TCM-1)が無事完了したと発表した。 発表によると、第2回軌道補正マヌーバ(TCM-1)は日時間5月1日20時に開始され、イオンエンジンによる噴射加速が約64時間にわたって行われ、日時間5月4日11時57分に無事完了した。今回の軌道修正により、「はやぶさ」は地球外縁部へ誘導され、「はやぶさ」と地球との距離は約1660万kmになった。また、機体の状態も良好だという。 JAXAは今後、残り3回の軌道補正マヌーバを実施し、「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルを、日時間6月13日23時頃に大気圏再突入させ、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸させる予定となっている。 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年11月

  • 事業仕分け第2弾、JAXAiは「廃止」 | その他 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 日政府の行政刷新会議は4月26日、独立行政法人を対象とした「事業仕分け」第2弾の2日目の作業を行い、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運営する施設「JAXAi(ジャクサアイ)」について、「廃止」との結論を下した。 「JAXAi」は東京・丸の内オアゾ(東京駅から徒歩1分)に位置しているJAXAの情報センターで、誰でも無料で入場できる。H-IIAロケットのLE-7Aエンジンやロシアのソコール宇宙服などを常時展示しているほか、月1回のマンスリートークや子供を対象としたキッズイベントなども実施。また、スペースシャトルやH-IIAロケットの打ち上げ時では、丸の内オアゾ1階 OO広場(おおひろば)を使って、打ち上げライブ中継を行うなど、気軽に宇宙を楽しめるスポットとして人気を集めていた。 しかし、仕分け人から「丸の内に常設しなければならない理由が分からない」、「

  • JAXA、準天頂衛星初号機「みちびき」を公開 | GNSS | sorae.jp

    Image credit: JAXA JAXAと三菱電機は4月23日、神奈川県鎌倉市の三菱電機鎌倉製作所で、準天頂衛星初号機「みちびき」の機体を報道陣に公開した。 「みちびき」は準天頂衛星システム(QZSS)初号機で、重さ約4000kg。準天頂軌道に投入された後、現在のGPS信号や新型GPS信号とほぼ同一の測位信号を送信し、GPS の電波が届きにくいビルや山でも測位サービスを提供すると共に、GPSの精度を向上させる精密な補正信号も送信し、日全国どこでも高精度な測位を実現させる。 JAXAによると、「みちびき」は5月下旬に種子島宇宙センターに搬入され、最終準備作業を行い、今年夏(予想では8月中)にH-IIAロケット18号機で打ち上げられる予定になっているという。 なお、この写真は試験中の「みちびき」、2009年12月に撮影されたもの。 ■JAXA|準天頂衛星初号機「みちびき」 http:

  • ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げ20周年 | 銀河・星雲 | sorae.jp

    Image Credit: NASA, ESA, and M. Livio and the Hubble 20th Anniversary Team (STScI) 1990年4月24日、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)を乗せた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルが打ち上げられた。それからちょうど20年。NASAは新しい記念画像を公開するとともに、HSTがより身近になる企画を打ち出している。 公開された画像は、りゅうこつ座の方向、7500光年の距離にある星雲の一部だ。ガスと塵の中で新しい星が作られる一方で、すでに生まれた星からの放射が星雲を削って変形させている。1995年に公開された「わし星雲」の有名な画像とよく似た光景だ。 また、HSTを運用する宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)は打ち上げ20周年を記念して「Make your voice a part of Hubble Histor

  • 嫦娥3号の月面ローバーが完成、打上げは2013年 | 月 | sorae.jp

    Image credit: Xinhua Photo 重慶市の大学生や高校生に向けての講演「嫦娥1号と深宇宙探査」が4月9日に開かれ、中国月探査計画総指揮者と総設計者である叶培建(Ye Pei-jian)氏は、2013年に打ち上げる「嫦娥3号」の無人月面ローバーについて、開発及び製造が完了したことを明らかにした。 叶氏によると、月面ローバーは月面に着陸し、移動するだけでなく、月面表面や内部も探査できる。また、中国はこれまで少なくとも10数台の試作ローバーも開発したという 月面ローバーについて、叶氏は「皆さんに覚えて欲しい。この月面ローバーは中国が自主開発し、『中国ブランド』のものです」と強調した。 「嫦娥3号」はランダー(着陸機)と月面ローバーから構成され、月面に着陸して探査を行う。そのうち月面ローバーは約90日間にわたって活動し、6つの車輪で自由自在に走行でき、総行動範囲は3平方キロメー

  • 宇宙から見たアイスランドの火山噴火 | その他 | sorae.jp

    Image credit: NASA/JPL/EO-1 Mission/GSFC/Ashley Davies 4月14日に噴火を起こし、欧州全域の航空輸送に打撃を与えている「エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajökull)火山」。この2枚の画像は、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「Earth Observing-1」(EO-1)が4月17日に取得した画像である。 アイスランドは火山をいくつも擁する、世界でも有数の火山島。しばしば噴火活動を起こすが、同火山の前回の活動が1821年であり、約190年ぶりとなる。 吹き上げられた火山灰は上空1万メートルまで達し、欧州の広範囲に拡散を続けている。ジェットエンジンが灰を吸うと停止する危険性があるため、欧州に離着陸する航空機が軒並み運行停止に追い込まれており、空港そのものの閉鎖も続いているのは既に報じられている通り。 ここ2枚の画

  • JAXA、小惑星探査機「はやぶさ」の特設サイトを開設 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月15日、今年6月に帰還する小惑星探査機「はやぶさ」の特設サイト「はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン」を開設した。 「はやぶさ」のミッション概要や搭載機器などを紹介するだけでなく、帰還までの最新情報も更新するという。また、「はやぶさライブBlog」やはやぶさプロジェクトチームによるTwitterも開設され、応援メッセージの募集も行っている。 さらに、サイト開設と同時に、プロジェクトマネージである川口淳一郎氏による『「はやぶさ」、そうまでして君は。』が掲載されており、「はやぶさ」の帰還に対するその想いが綴られている。 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年11月に小惑星イトカワに着陸し、表面の岩石やチリを採取した。しかし、イトカワから離陸後、燃料漏洩が発生し、姿勢制御装置も3基のうち2基が故障した。

  • 宇宙ステーション補給機(HTV)に回収機能追加へ | HTV | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の立川敬二理事長は4月15日に記者会見を行い、宇宙ステーション補給機(HTV)の回収機能を開発する方針を明らかにした。これは時事通信などが報じたもの。 報道によると、JAXAは4月から「宇宙ステーション回収機研究開発室」を設置し、国際宇宙ステーション(ISS)から物資を地上に持ち帰れるように、HTVに回収機能を追加する。早ければ2015年度にも実現する予定だという。 回収機能の詳細は明らかになっていないものの、大気圏再突入できる「カプセル型」が考えられる。大きさは「きぼう」日実験棟の実験ラックを1 個持ち帰れる程度で、パラシュートなどを装備し、海面に着水することが想定される。 HTVは日が開発しているISSへの輸送を行う無人補給船で、積載能力は最大6トン。有人打ち上げはできないものの、ISSとドッキングした後、宇宙飛