1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)収束に伴い米経済が持ち直し、少なくとも2年間は好況が続くと楽観している。 ダイモン氏は株主に宛てた年次書簡に、「過剰貯蓄と新たな刺激策による貯蓄、巨額の赤字財政支出、追加の量的緩和、新たなインフラストラクチャー法の可能性、ワクチン普及の成功、パンデミック収束前後の高揚感などで、米経済が急拡大することはほぼ間違いない」と記述。「このブームは2023年にかけても容易に続く可能性がある」と続けた。 連邦政府による前例のない救済プログラムが失業増加を抑え、一段の景気悪化を防いだと指摘。新型コロナ危機が始まった時点で銀行は十分な体力を備えていたため、社会が危機を乗り切るの