人生の最期を意識して事前に準備する「終活」を行っている人のうち3人に1人が自分の葬儀費用を準備していることが、冠婚葬祭互助会「くらしの友」(東京都大田区)の調査で分かった。 調査は昨年12月~今年1月、終活を行っている東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の50~70代の男女に行い、500人が回答した。 それによると、自分の最期を意識してやった活動(複数回答)で最も多かったのが「自分の葬儀費用の準備」で34・6%。「エンディングノートに記録」(29・2%)▽「墓地、永代供養墓の検討・購入」(25・8%)-が続いた。 男女別では、「エンディングノートに記録」は女性35・6%、男性22・8%。「自分のルーツや家系図の取りまとめ」は男性14・8%で、女性5・6%だった。 自分の最期に向け、思いを伝えたり、心を満たしたりするための活動(同)は「医療や延命に対する考えをまとめる」(24%)がトップ。男女