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モデルに関するwalkinglintのブックマーク (9)

  • サブプライムの不確実性 - 池田信夫 blog

    フェルプスがサブプライム危機についてのエッセイをWSJに寄せている:最近まで、未来は合理的に予見できると称する経済学と、リスクを合理的に管理できるという「金融工学」と、インフレ目標のような「ルール型金融政策」ががファッションだった。しかし、その種の理論は最近の大規模な危機をまったく説明できない。 1920年代には、ナイトやケインズが「不確実性」にもとづく経済学を構想した。またハイエクの理論は、フリードマンや私が考えた自然失業率の理論の先駆だった。彼は、長期的には政府は金利や失業率をコントロールできないと考えた。しかし、これはその「自然」な率が一定だということではない。 ハイエクの理論によれば、自然利子率はバブルによって上昇し、中央銀行がそれに沿って金利を上げないとインフレが起こる。これが今回、起こったことに近い。私もハイエクのを書く必要上、彼とケインズのややこしい論争(というかハイエ

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    walkinglint 2008/03/21
    > 最近の状況を考えるには、RBCとかDSGEなどの衒学的な飾りばかり多い「設計主義的合理性」の理論より、1930年代の巨匠の議論のほうが参考になる。LucasからPrescottあたりまでの理論は、あと100年ぐらいたったら、マーシャル
  • 涙ぐましい努力が報われない悲劇 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    とりあえず、世界の流れに乗るならスピード重視のモデルが一番良いのではないかな。スピードがあればミスがあってもリカバリーできる。失敗してお金と労力が無駄になっても、最も大切なリソース(時間)は無駄にしなくてすむ。慎重に事を運んでいるのとマッタリやっているのとは大きく違うが、外から、或いは上から目線で見ている限り、ほとんど区別は付かない。気が付けばタイムリミットでゲームオーバー。なんてことはよくある話だ。確かにモデルの選択は大切だ。しかし、いつも正しいモデルを選択できるとは限らない。地球レベルでのビジネスは、法律は国ごとに違うし、経済の問題や地政学的な問題で環境が激変することもある。そんな時一番頼れるのは、素早い判断と創造性がもたらすスピード。モデルは、結果を出すための手段だ。原動力にはなりえないし、固執していては加減速も方向転換も出来ない。(2008/02/19)

    涙ぐましい努力が報われない悲劇 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
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    walkinglint 2008/02/15
    > 若い頭脳をソリューションの世界に閉じ込めていては組織の将来が危うい。新しいモデルの創造の世界へ向かわせるべきである。
  • 言葉遊びに他ならぬ、か? - 認知科学史に関する非常に粗雑な概説

    今回の記事は認知科学の歴史概説です。 さて。久しぶりの更新なのですが、このサイトは、いずれ(というか、もはやか…)見限ります。学術blogを始めたのはいいけど、いじりづらいので。代わりに、htmlでHPサイトを立ち上げます。とりあえず、新しいサイトでは、客寄せ(笑)の一つの柱として認知科学の歴史を扱っていきたいと思っています。 認知科学の誕生経緯は複雑であるが、ごく簡単なイメージを掴んでもらうために、20世紀以降の行動主義から、認知科学の一つのコアである認知心理学が誕生するまでを、掻い摘み記しておく。 心理学史を学んだ者にとってはお馴染みのフレーズであるが、第一次大戦後、行動主義心理学[*2]が行き詰まりを見せた。人間の精神活動を研究対象から半ば捨てたことで、その研究法は洗練されたが、代償に、研究対象が貧困化してしまったのだ[*3]。極端な例を挙げれば、動物の些細な行動を記述するためにすら

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    walkinglint 2007/12/20
    > コンピュータ以外にも「機械」がある中、なぜコンピュータが当時メタファーになり得たのか。
  • オフなので今日も仕事だ - 内田樹の研究室

    オフなのだが締め切りが二たまっているので、早起きして原稿書き。 まず日締め切りの「エピス」の原稿。 今回は『シルク』。 たいへんよい映画なのであるが、致命的な瑕疵がある。 それについて書く。 私がこの映画評のコラムで批判的なことを書くのはたぶんはじめてである。 どんな映画でも「よいところ」は探せばあるので、それ「だけ」書いてきたのであるが、『シルク』は「それ以外」にほとんど欠点のない例外的にすぐれた映画なので、あえて今回に限り欠点について論じたのである。 それはそれだけこの映画の完成度が高いということであり、それと同時にこの映画の瑕疵がこの映画だけの固有の問題ではなく、現代文明のかかえる病根に通じていると思ったから、論じるに値すると思ったのである。 その原稿の一部を転載する。 (…) でも、人間の声の魅力を最大限に引き出した映画だからこそ僕はある違和感を報告しないわけにはゆきません。

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    walkinglint 2007/12/07
    > ロールモデルが複数になり、そのそれぞれが「違うこと」を言い始めるときにはじめて人間は成長のプロセスに入る。
  • 「重ね合わせ」とは何か?

    「シュレーディンガーのの核心」というページを読んだ人向けに、補足的な説明をする。特に、次のような疑問を感じた人のために。 「重ね合わせ」とは何か? 「生きていて、かつ、死んでいる」というようなことは、当にあるのか? これらの疑問を感じた人向けに、質を示す形で、簡単に説明する。 【 注記 】 この文書における「重ね合わせ」とは、「状態そのものの重ね合わせ」のことを言う。これは、「状態の数値の重ね合わせ」とは異なる。両者を混同しないこと。 前者は、たとえば、について「生きている状態」と「死んでいる状態」の重ね合わせ、というふうに考える。現実の状態が重ね合わせになっていると考える。 後者は、たとえば、ある数式のなかで、 Aという状態の数値と、Bという状態の数値とが、重ね合わせ状態だと考える。これは、数式のなかの話だ。 後者と前者は、おおむね、「理論と実験」または「仮想と現実」というような

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    walkinglint 2007/12/05
    でもそれがモデルということのような... > 「重ね合わせ」という解釈の難点は、量子力学の数式を、古典力学的なモデル(実数のモデル)で解釈することだ。
  • インターネットは無料天国! (2ページ目):日経ビジネスオンライン

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    walkinglint 2007/12/05
    > レッシグ氏は、企業の“損して得取れ”モデルが、今後数年でさらに普及するだろうと考えている。これは本命商品の売り上げを伸ばすために別の商品やサービスを無料または廉価で提供するという販売手法だ。
  •  「Why We Read Fiction」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Why We Read Fiction: Theory of Mind And the Novel (The Theory And Interpretation of Narrative Series) 作者: Lisa Zunshine出版社/メーカー: Ohio State Univ Pr発売日: 2006/04/30メディア: ペーパーバック クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見る これは英米文学の専門家であり,認知科学を文芸批評に応用しようとする分野の研究者である著者による,進化心理学的な視点もふまえた上での「何故ヒトは小説を読むのか」というである. 認知科学を応用した文芸批評という概念自体,私にとっては新鮮な響きだ.まず私は文芸批評全般についてまったく無知である.また認知科学を応用した文芸批評が今日どのような状況下についてもまったくよく知らない.アメリカではそ

     「Why We Read Fiction」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    walkinglint 2007/08/09
    > 物語は人の心についての読者の認知プロセスを誤らせたり混乱させたりするが,読者はそれを自覚することで自分の認知能力,特に心の理論がきちんとしていることを知り,いわば自分の心が健全であることをチェックで
  • The Black Swan - 池田信夫 blog

    ふつう自然科学や経済学で確率を考える場合、ほとんど正規分布を仮定している。しかし実際に世界を動かしているのは、そういう伝統的な確率論で予測できない極端な出来事――Black Swanである。 たとえば9・11の前に、今のように厳重なセキュリティ・チェックが提案されても通らなかっただろう。飛行機ごとビルに突っ込むという行動は、人々の確率論的なリスク評価の枠外にあったからだ。このように、いわばメタレベルで人々の予想を裏切る現象がBlack Swanである。ここでは母集団が未知なので、その確率分布もわからない。圧倒的多数の出来事はごくまれにしか起こらないので、その分布は非常に長いロングテール(ベキ分布)になる。 著者がBlack Swanを理解していた唯一の経済学者として挙げるのがハイエクだが、実は彼より前にこの問題をテーマにしたがある。Frank Knightの"Risk, Uncert

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    walkinglint 2007/06/26
    > ではBlack Swanを予測する理論はあるのだろうか? それは「予測不可能な現象」という定義によってありえない。複雑な世界には、すべてを説明する「大きな物語」はなく、個別の実証データにもとづく「小さな物語」を積
  • 山形浩生 の「経済のトリセツ」- 世界の将来シナリオと企業戦略

    最近読んでとてもショックを受けたがある。一年以上前に出たで、いま読んだのには特に理由はなく、偶然会社の隣の丸善で見つけて手に取ったんだが、リアル書店も捨てたもんじゃない。こんな拾いものがあるとは! Shell Global Scenarios to 2025: The Future Business Environmenttrends, Trade-offs And Choices (Institute for International Economics Monograph Titles) (※サマリーが、ここからダウンロードできる。) こいつは、あの石油のシェルが、自社の長期的なビジネス戦略を立案するために、2025年までの世界の展開についての分析と予測を委託しただ。いったいシェルは、どういう世界認識のもとにビジネス戦略をたてればよいのか? 書はそれに対する答えとなる。 さて

    山形浩生 の「経済のトリセツ」- 世界の将来シナリオと企業戦略
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    walkinglint 2006/10/13
    > すごいなあ。いま世界戦略がどうしたとかいう人は、グローバリズムとか、環境とか、アメリカの覇権がとか北朝鮮が中国がといった適当に国際ニュースに出てくる時事ネタをちりばめたヨタ話をし
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