昭和37年に刊行された「討論 “天皇”」里見岸雄 この本は、高校生から大学生、新聞記者、教師、組合員、美容師、主婦、元軍人、神職、僧侶といろんな職業や考えの人が講師の大内山護を交えて10回に渡りおこなわれた討論会を速記録したものを出版した本です。 最近の皇室典範改定の動きを見るうえで、天皇陛下は日本人にとってどのような位置にあるのか、また昔からどのように思われてきたかを知ることができるかなり貴重な本だと思います。討論形式なので誰でもが分かりやすく話されています。 もし、古書店で見かけられたら是非購入されることを勧めます。 天皇国の世界に果す役割 大内山 日本はいま非常に重大な国運の瀬戸際に立っていると思います。皇統連綿万世一系の天皇を奉じて長い歴史を成してきたんですが、この間に、すくなくも三回の大きな革新が行なわれました。 大化の改新と、明治維新、そしていま進行中の昭和の大維新がそれです。
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