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スマナサーラと書評に関するajitaのブックマーク (31)

  • 佐々木閑×宮崎哲弥『ごまかさない仏教 仏・法・僧から問い直す』新潮選書 ~知的探求を通じて仏教への愛(pema,prema)を育む~ - ひじる日々

    佐々木閑さんと宮崎哲弥さんの対談新刊『ごまかさない仏教 仏・法・僧から問い直す』(新潮社,新潮選書)を読みました。結論からいうと、たいへん読みどころの多い良書です。 ごまかさない仏教: 仏・法・僧から問い直す (新潮選書) 作者: 佐々木閑,宮崎哲弥 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/11/24 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 宮哲さんが巻頭言をユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』の引用からはじめているあたり、掴みはバッチリ。ちなみにハラリはヴィパッサナー瞑想の熱心な実践者です。仏教徒と公言しているわけではないようですが……。 書でもっとも印象的だったのは、佐々木閑さんが仏教学者の藤晃さんを名指しして「テーラワーダ歴史原理主義者」として強く批判していたことです。(165p仏教に輪廻は必要なのか,284p~295p

    佐々木閑×宮崎哲弥『ごまかさない仏教 仏・法・僧から問い直す』新潮選書 ~知的探求を通じて仏教への愛(pema,prema)を育む~ - ひじる日々
  • スマナサーラ長老の新刊(2010年7〜9月)後編 - ひじる日々

    昨日の続きです。 スマナサーラ長老の今年七月から九月までの新刊をご紹介します。 こころを清らかにする言葉 作者: アルボムッレスマナサーラ出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2010/08/28メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るこころを清らかにする言葉 イースト・プレス ¥1,260 スマナサーラ長老の既刊からピックアップした名言を右ページに配し、左ページにその簡潔な解説を載せた「名言録」です。編集を担当されたNさん(元S出版社編集長)のセンスも光ってます。長老の入門の入門にも、または新たな魅力の再発見にもなる良書だと思います。 心がフッと軽くなるブッダの瞑想 (だいわ文庫) 作者: アルボムッレ・スマナサーラ出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2010/09/10メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ

    スマナサーラ長老の新刊(2010年7〜9月)後編 - ひじる日々
  • スマナサーラ長老の新刊(2010年7〜9月)前編 - ひじる日々

    久々の更新ですが、備忘も兼ねてスマナサーラ長老の新刊(2010年7〜9月)をご紹介します。 日人が知らないブッダの話 (Esoterica Selection) 作者: アルボムッレ・スマナサーラ出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2010/07/07メディア: 単行 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る日人が知らないブッダの話 (Esoterica Selection) 学研 ¥1,575 釈迦牟尼仏陀(お釈迦さま)の生涯をテーラワーダ仏教が伝えたパーリ経典を一次資料として、一部パーリ注釈書(アッタカター)の伝承も交えながら解き明かした作品。パーリ仏典のみに依拠して漢訳の伝承は省いているが、実際には漢訳阿含で語られる仏伝の多くはパーリ注釈書で採用されているので、南北の伝承の意外な共通性や微妙な解釈の差異も発見できて面白いと思います。釈迦族という民族の出自、釈尊

    スマナサーラ長老の新刊(2010年7〜9月)前編 - ひじる日々
  • 2010年上半期に出たスマナサーラ長老の本(その2) - ひじる日々

    ※2010-07-02 2010年上半期に出たスマナサーラ長老の(その1)の続きです。 幻想を超えて 作者: アルボムッレ・スマナサーラ,夢枕獏出版社/メーカー: サンガ発売日: 2010/06/28メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る6月:幻想を超えて(夢枕獏との共著、サンガ) 作家・夢枕獏氏との対談。 私はきょう、「ミリンダ王の問い」になぞらえて、私がミリンダ王で、長老にナーガセーナ尊者の役をやっていただいて、ひとつ、胸をかりる気持ちでいろいろ仏教について質問させてもらおうと思ってきました。 このような夢枕氏の姿勢にも助けられて、一冊を通して、初期仏教のバックグラウンドから生命観、修行論までを見通せる好著に仕上がった。第一部「仏教とエロス」ではお互いの自己紹介から、世界宗教としての仏教の特色を明らかにし、第二部「天才ブッダ」では仏

    2010年上半期に出たスマナサーラ長老の本(その2) - ひじる日々
  • 2010年上半期に出たスマナサーラ長老の本(その1) - ひじる日々

    気がつけばもう7月。今年も半年過ぎてしまった。きりがいい所なので、2010年上半期に刊行されたアルボムッレ・スマナサーラ長老の著作をまとめて紹介したい。(続き物です。) こころは原子爆弾―その巨大なパワーを有効に使う方法 作者: アルボムッレ・スマナサーラ出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2010/01/15メディア: 単行購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る1月:こころは原子爆弾―その巨大なパワーを有効に使う方法(国書刊行会) これまで施でのみ出されていた1.「こころは原子爆弾(旧題:こころのセキュリティー)と2.「仏教の『無価値』論」をカップリングして、書き下ろしの3.「感覚について」を加えた作品。ヴィパッサナー実践を続けている人の日夜の指針になると思う。1.は瞑想修行を支える三宝(仏・法・僧)随念、慈随念、不浄随念、死随念の実践となるパーリ語

    2010年上半期に出たスマナサーラ長老の本(その1) - ひじる日々
  • 「怒らないこと」はスゴ本

    怒らずに生きるための一冊。 自分を壊さないための怒り方として、[正しい怒り方]を書いた。この記事がきっかけになって、書に出会う。著者はスリランカ上座仏教の長老で、アルボムッレ・スマナサーラという。「怒り」に対する考えや姿勢を、わたしの記事なんかよりも、ずっと分かりやすく・直裁に具体的に紹介している(誓っていうが、これをタネにしてませんぞ)。怒りのない人生が欲しい方へ強くすすめる。わたしにとって、「それなんて俺」的な確認のための読書となった。次にわたしが「怒る」とき、よりその質を観ることができるだろう。 ■ 「怒り」について、誰も知らない 最初に著者は挑発する、「怒り」について誰も知らないと。「怒るのは当たり前だ」と正当化したり、「怒って何が悪い?」さもなくば「怒りたくないのに、怒ってしまう」という人は、自分にウソをついていると断言する。「当は怒りたくない」なんて言い訳して、ホントは

    「怒らないこと」はスゴ本
  • 小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」を読んで - phaの日記

    今日22時から放映される「たけしのニッポンのミカタ!」に出ます - phaニート日記 そろそろテレビ出演について一言いっとくか - phaニート日記 Amazonのほしい物リストから大量に荷物が送られてきた…… - phaニート日記 働かざるもの、飢えるべからず。 作者: 小飼弾出版社/メーカー: サンガ発売日: 2009/11/26メディア: 単行購入: 4人 クリック: 194回この商品を含むブログ (58件) を見る こないだこのブログの読者の人にAmazonのほしい物リストからこのを送って貰ったんですが(ありがとうございます)、せっかくなので読んで思ったことを書いてみようと思います。 (関連エントリ: 404 Blog Not Found:紹介 - 発売開始 - 働かざるもの、飢えるべからず。) 社会は人のためにあるのであり、人が社会のためにあるのではない。 このは第一

    小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」を読んで - phaの日記
  • おたきち雑記帳: 仏教時間管理術

    地橋 秀雄: 人生の流れを変える瞑想クイック・マニュアル―心をピュアにするヴィパッサナー瞑想入門 いくら瞑想が上達して深い禅定状態に入れるようになったからといって、日常生活のあれこれの心の悩みがそのままでは、なんの意味も無い。 その点を踏まえた諸々のアドバイスが書で読むことができる。 瞑想者にすべからくお勧めの。 (★★★★★) 宮元 啓一: ビックリ!インド人の頭の中―超論理思考を読む インド哲学の面白い話題を集めた。だが、あたしが勝手に賞賛するこのの白眉は、なんといっても古代インド最高の大哲学者 ヤージュニャヴァルキヤ 様!「それによって一切を知ることになるもの、それを何によって知ることができるであろうか」「かのものは、『に非ず、に非ず』としかいいようのない自己であり、不可捉である」「ああ、知る者を、何によって知ることができるであろうか」キャーッ!すてきいいい!なんて当のこと

  • 2009-10-20 - wa-blo

    ものすごく実用的な一冊。仏教っていいなぁ、と再認識させてくれた。 仕事でいちばん大切なこと 作者: アルボムッレスマナサーラ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/04/23メディア: 単行購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見る 最近、うちの奥様が知遇を得た関係で出会った。 僕は宗教はもっていないけど、仏教はわりと好き。 というようなひいき目をのぞいたとしても、非常に「使える」内容満載なだった。 書かれているのはスリランカ出身のテーラワーダ仏教ということで、日の仏教よりもより源流に近いところの、さらに長老の方が著者ということで、「悟りとは〜」的な「教え」が書かれているのかと思いきやさにあらず。 これまた当に題名に偽りなし、表紙に偽りなしの、ビジネスマンが日常使えることが、とても具体的な実践手段とともに書かれている。 lifehacks

    2009-10-20 - wa-blo
  • 仏教は自由を目指す - ひじる日々

    仏教は自由を目指す(Dhammacast) 2009年9月26日に名古屋市千種区IMYホールで開催された「名古屋初期仏教デー(講演と瞑想の会)」でのスマナサーラ長老のご法話を音声配信しました。スマナサーラ長老、冒頭でショーエンK『「ぼうず丸もうけ」のカラクリ』(ダイヤモンド社)に言及されていて興味深かったです。 仏教のありがたいところは、自分を自分で批判するところにあるんですね。批判というか、self-criticismというね、それって自己反省するよりも難しい、理性的でかっこいい態度なんです。自分たちのいけないところは、自分から真っ先に明らかにする。わざわざ他人に批判されたり、何か言われたりすると、興奮してカッとなって攻撃的になったり、自己弁護(に終始したり)する。他人が自分の過ちを示すまで待つ、というのはかっこわるいことです。そうではなくて、「その問題は、自分も知っていたんだよ」となら

    仏教は自由を目指す - ひじる日々
    ajita
    ajita 2009/09/28
    セルクマ。お坊さんのself-criticismはかっこいい。
  • 週刊文春(宮崎哲弥「仏頂面日記」)/日経新聞広告 - ひじる日々

    文藝春秋社発行『週刊文春』9月24日号掲載の評論家・宮崎哲弥氏の連載コラム「仏頂面日記」151に、スマナサーラ長老『無常の見方』(サンガ)書評が掲載されました。 「シンプルにしてラディカルな「無常」という世界認識」と題された書評の中で、宮崎氏は『無常の見方』を 仏教に関心を持つすべての人に勧められる基礎論 仏教的クリティカル・シンキングを教えてくれる希有な書 と絶賛してくださっています。 無常の見方―「聖なる真理」と「私」の幸福 (サンガ新書) 作者: アルボムッレ・スマナサーラ出版社/メーカー: サンガ発売日: 2009/08/25メディア: 新書購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る あと、今朝の日経新聞に同じくスマナサーラ長老『怒らないこと』(サンガ新書)の広告が載ったとかで、amazon.co.jpランキングが急上昇。17日20時30分現在、総合90

    週刊文春(宮崎哲弥「仏頂面日記」)/日経新聞広告 - ひじる日々
  • 業(カルマ)を語れ!輪廻を語れ!『ブッダの実践心理学』第五巻 - 管理人エムのカレーな一日

  • 『不昧因果とは』

    原始仏教の高僧A・スマナサーラ師が著書の中で説いていた言葉なんですが、とても共感しました。 「世の不幸は執着から発する。」とのこと。 それは、金銭への執着のみならず、「成功」そのものや「やりたい仕事」さらには「目標」への執着も含みます。 これは、昨今話題となっている大型手帳やワタミ社長である渡邊美樹さんが推奨している「目標管理」などの重要性とは矛盾したものです。 スマナサーラ師は、さらに続けます。「やりたいこととは、つまりできないこと。一流のアーティストなんかには皆が皆なることはできない。だからこそ、彼らはアーティストに憧憬を抱く。世の中にとって最も幸せなことは、各人が"自分の能力で十分にできること"を責任をもって為すことにある」と説いています。 これは「夢を見ること」への否定でしょうか。 私は違うと考えました。 それを考えるために、翻って禅宗の教えを見てみましょう。 禅宗「無門関」の中に

    『不昧因果とは』
  • 怒らないこと/アルボムッレ・スマナサーラ - 時々の記録

    同じ著者の「結局は自分のことを何もしらない」がよかったので、別のにも手を出してみました。 このでは、怒りがもたらす弊害について詳しく語られています。その際に、怒りそのものを詳しく分析して、同じ怒りでもいろいろな種類があることがわかりやすく解説されていました。そして、その怒りをどう抑えるか。怒りが人間にとっていかに有害なものなのかがよくわりました。 ただ、このの中で例としてあげられている「突然誰かにのこぎりで体を切られても怒らない」という心境にまで達するのは、かなり難しそうだなあと思いました。(^^; 切られた瞬間は、痛くて怒っている暇もないでしょうが、後からその時のことを思い出したら、やはり腹を立ててしまうと思うんですよね。 このでちょっと気になったのは、話の途中で予想外に横文字が登場することです。怒りの状態を詳しく説明するために、パーリ語にある単語を持ち出されるのは納得できるので

  • タナアゲちゃんのひとりごと : 怒らないこと

  • わたしの書棚 名越康文(なこし・やすふみ)さんが語るおすすめ本 : 新s あらたにす(日経・朝日・読売)

    <名越康文さんが語るおすすめ>『怒らないこと』アルボムッレ・スマナサーラ著 カウンセラーとして臨床に携わる一方、ソフトな語り口と親しみやすいキャラクターで、テレビやラジオなどのコメンテーターとしても活躍する名越康文さん。精神科医という西洋医学に関わる名越さんが今“ハマっている”のは意外にも仏教に関するでした。 ◆西洋心理学と心へのアプローチが違う初期仏教 人文学部特認教授を務める京都精華大学のイベントで浄土真宗のお坊様と対談したんです。その時に、お釈迦様の教えを忠実に守っているスリランカの初期仏教の長老、スマナサーラさんが書かれた『怒らないこと』をそのイベントに参加されていた版元の方にいただいたんです。何気なく読み始めたのですが、そこに綴られているのは、今まで私が勉強していた西洋心理学とは全く違った観点から人の心理について書かれていました。 かんたんに言うと、西洋の心理学は幼年時代に

    ajita
    ajita 2009/08/10
    スマナサーラ長老の『怒らないこと』などを紹介。
  • 捨てて生きる―『【生きる】論』スマナサーラ - ニート☆ポップ教NEO

    スマナサーラ長老の新刊。屋で見かけて装丁が良かったので思わず購入。 [生きる]論 作者: アルボムッレ・スマナサーラ出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/07/09メディア: 単行購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (11件) を見る というよりは詩集のような感じで、数行に結晶化された長老の127の至言が1ページにつき1つずつ語られている。かといって前後のつながりが無いわけではなく普通にとして読める。 126、127ページの15章「捨てて生きる」から引用。 生きることは捨てることです。われわれはものを捨てて、捨てて、進んでいきます。おもちゃを捨てないと大人になれないように、成長とはなにかを捨てることなのです。捨てて、捨てて、進むことは、正しい生き方です。 人間は、なんでもいいから得ること取ることが、成功する人生だと勘違いしているのです。それはアベコベで

    捨てて生きる―『【生きる】論』スマナサーラ - ニート☆ポップ教NEO
  • 「こころ」は成長する - 左斜め45度

  • とはいってもねぇ・・・

  • 君とボク、そして一杯のコーヒー。 対談本 「出家の覚悟−日本を救う仏教からのアプローチ」  南直哉、 スマナサーラ長老