木曜日から大騒ぎになったSTAP細胞についてちょっと書いてみる。 いや、決してミーハーな気持ちでは・・・あります、はい、すみません。(^^;) 論文を掲載したNatureのNews&ViewsはPDFがフリーでダウンロードできます。 http://www.nature.com/polopoly_fs/1.14600!/menu/main/topColumns/topLeftColumn/pdf/505596a.pdf 小保方さんやSTAP細胞についての概要を説明しようと思ったけど、実は、すでにWikipedia(日本語)も作成されていました。 手っ取り早いのでそのまま拝借します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E6%BF%80%E6%83%B9%E8%B5%B7%E6%80%A7%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E7%8
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんにちは 2014年1月12日の本ブログで 「胎児・新生児のケトン体は基準値より高値。ケトン体の安全性の証明。」 という記事をかきました。 この記事で、ケトン体と記載していたのは、正確にはβヒドロキシ酪酸であり、基準値は76μmol/L以下です。 今日は、正確な記載の校正と追加です。 2014年1月12日(日) 第17回日本病態栄養学会年次学術集会(大阪国際会議場)で、宗田哲男先生が、世界初の画期的な研究成果を発表されました。 人工流産胎児(58検体)の絨毛の組織間液のβヒドロキシ酪酸値の測定です。 何と平均1730μmol/Lとかなりの高値です。 成人の基準値は76μmol/L以下なのですが、胎児の絨毛間液においては、1730μmol/Lていどが、基準値ということになります。 糖
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 らこさんから、糖尿病食事療法の変遷について、コメント・質問をいただきましたので、米国糖尿病学会の最新の情報も含めて、歴史的に検討してみます。 <米国糖尿病食事療法の変遷> 1900年代初期までは米国では糖尿病食としては、糖質制限食が主流でした。 それも、ほぼスーパー糖質制限食です。 おそらくヨーロッパでも同様であった思われます。 カルピンチョ先生のブログに 『「糖質摂取を制限して、膵を庇護しようという」発想がNaunynにより提唱されて (1898)、尿糖をチェックして、無糖尿になるまで糖質を制限する低糖質食となったのです。』 とありました。 カルピンチョ先生ありがとうございます。m(_ _)m この頃すでに、食後血糖値を上昇させるのは、3大栄養素のなかで主として糖質で
皆さん年末年始はいかがお過ごしですか? 関連情報を含む記事はこちら 大晦日には紅白歌合戦を見ながら年越しそばをすすり、おとそとおせち料理で新年を祝い、こたつに入ってぜんざいとミカンを頬張りながら箱根駅伝を見る――これらは日本で見られる一般的な正月の過ごしかたと思われます。でも、こんな糖質たっぷりの生活を数日送ると気になるのは正月太り。休み明けに、どうやって体重を落とそうか悩む人も多いのではないでしょうか? そんなあなたにおすすめしたいのが『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』(夏井睦/光文社)。著者は日本ではじめて「外傷の湿潤療法」を提唱するなど、常識と考えられていることを科学の目で見つめ直すことに定評のある、一風変わったお医者さん。彼が次に目をつけたのが「炭水化物(糖質)」なのです。きっかけは、何の気なしにはじめた糖質制限ダイエットで、なんと、半年で11キロの減量に成功
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 【13/12/28 コバタケ 4年近くになりました 久しぶりに投稿します。56歳、男です。糖質制限開始から4年近くになりました。 それまで慢性的な眼精疲労がありました。眼の奥が常にジワーと痛かったのですが、ウソのようになくなりました。あのままだったら失明しただろうと思います。 あの日のラッキーを思わずにいられません。「糖尿人が元気なのには理由がある」というタイトルを見て、糖尿病で血糖値が高いけれどスポーツや趣味に打ち込み、病気を忘れて元気にしているという趣旨の本とばかり思っていたので、本屋でその本の存在に気付いていましたが、立ち読みもする気になりませんでした。たまたまある日手に取って糖質制限に出会いました。手に取るまでに売れてしまっていればと思うと、本当に自分はラッキーだったとしか言
30歳過ぎて体重が増え出して止まらない男性諸君。原因がわかりましたよ。Published by Keiichi Yorikane on 2013年12月28日2013年12月28日 どうして体重が増えるのかわからず気持ち悪かったんですが、判明しました。 原因は糖質です。 食べ物を選ぶときに糖質を意識すれば、特につらい思いをせずとも体重が落ちていきます。 代謝を高めるために、軽い運動を継続できれば、なおよいです。 実際にやりだしたら、3週間で3kg以上減り、なお継続中なので、ご報告。 男性は30歳を過ぎたら「糖質」を意識すべし。 どうして体重が増えるのかわからず気持ち悪い 僕は20代半ばくらいまでは、どんなに飲み食いしようが、体重はほぼ64kg前後だったんですよ。 身長174cmなので、BMIで言うと、平均よりやや痩せている感じですね。 だから青年期は、体重ってそんなに気にした経験がなかった
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 糖尿人にもメタボ人にも正常人にも、等しく興味あるのが甘味料ですね。 甘味料に関する質問がよくあるので、復習を兼ねて最新情報を整理してみます。 甘味料は、まず天然甘味料と人工甘味料の、大きく2つに分けることができます。 次に、人工甘味料は、合成甘味料と糖アルコールに分けることができます。 1 天然甘味料 ショ糖(サトウキビなど)、ステビオサイド(ステビア)、グリチルリチン酸(甘草)、ソーマチン(西アフリカに生育するソーマトコッカスダニエリという赤い果実)、蜂蜜、メープルシロップ、果糖、麦芽糖、などのように、天然の植物や食品中に含まれている甘み成分を取り出し精製、濃縮した甘味料のこと。 2 人工甘味料(広義の意味) 人工的に作られた甘みのある物質のこと。合成甘味料、糖アルコ
「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。 こんばんは。 ライフワーク光野さんから、米国CBNテレビの興味深い映像情報 「動脈硬化の原因は炎症で、コレステロールではない。」 http://www.youtube.com/watch?v=Qy_Nm-L_nv0&feature=youtu.be をコメント頂きました。 ありがとうございます。 米国のテレビ放送ですが、日本語の字幕がついていますのでわかりやすいです。 健康番組ですが、司会者は有名な人のようです。 医師のインタビューと女性科学ジャーナリストの解説で構成されています。 以下は私が見た、番組内容の要約です。 「動脈硬化の原因は炎症であり、コレステロールはそれを修復していただけであり、犯人ではない。」 という主張は、日本動脈硬化学会に対して「コレステロールは高いほうが長生き
先日健康関連ニュース*1を眺めていたところ、「ナッツを毎日食べる人(1日28g以上)は20%の総死亡リスク低下」という面白い話題を目にしました。 これは医療従事者10万人以上を対象に最大30年以上追跡した大規模な研究です。食習慣については聴き取り調査でもあり、その精度は微妙ですが、その他の健康に大きく影響を与える因子も補正していますし、ナッツ類を採り入れた食生活には何か良い影響がありそうだぐらいはいえるんじゃないでしょうか。面白いですね。 記事の元となった論文 http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1307352 ナッツは脂肪分が多いので食べ過ぎは・・・という印象が強いですが、健康への良い影響が度々報告されている地中海食も脂肪エネルギー比率が高いことが知られておりますから、脂肪の量よりもその内容が大事であるというのは栄養疫学ではコンセンサスと
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