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ノーベル賞
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本年5月に学研から刊行予定の別冊エソテリカ『クトゥルー神話の本(仮)』の一企画として、「800字のクトゥルー神話小説」の一般公募をおこなうことになりました。 募集要項は下記のとおりです。 ※広義のクトゥルー神話に属する、オリジナルの掌篇小説を募集します。 ※応募資格は不問。 ※応募作は商業出版社の本や雑誌で未発表のものに限ります。 ※応募原稿の上限は800字(=1行20字×40行)以内。改行などの余白も字数に含まれます。必ず1行20字×40行のフォーマットに合わせて御執筆ください。 ※応募原稿は下記のメールアドレス宛てに、DOSテキスト・ファイル形式(拡張子が「.txt」)に変換のうえ添付して、送信してください。また、文字化け対応のため、メールの本文にも必ず原稿を貼り付けてお送りください。 【応募宛先メアド】 gensou@bk1.co.jp ※メールの表題は「クトゥルー応募」と
まずは同叢書の第3弾『妖怪は繁殖する』。 巻頭インタビューに小松和彦・京極夏彦の両御大を据え、エッセイにも化野燐、東雲騎人、中山市朗、湯本豪一という烈しく既視感のある顔触れが(笑)。 また評論の部には、国文学系の論客以外に、『江戸の妖怪革命』の香川雅信や、『響鬼探究』にも御寄稿いただいた新進歴史学者・木場貴俊らも登板。『怪』とはまた一味異なる角度からの妖怪アプローチがなされている。
小生もほんのちょっとだけ参加させていただいた『書物の宇宙誌――澁澤龍彦蔵書目録』が、まもなく国書刊行会から刊行されます。 ビーケーワンでは、オリジナルの購読者特典として下記の特別企画を用意し、もう売る気まんまんです(笑)。 幻想文学のスペシャリスト東雅夫とビーケーワンのスタッフが、読者の皆さまの名代として、澁澤龍彦邸探訪&澁澤龍子さんインタビューを決行! 本書を12月10日までにお買い上げの方には、購入者特典としまして、その模様をまとめた記事とフォト・ギャラリーを配信致します。配信時期は12月下旬を予定しています。どうぞお楽しみに! ……だそうです(笑)。 ついては、このブログのコメント欄にて、下記の公募をおこないたいと思います。 ・ 澁澤龍子さんに訊いてみたい質問は?(東雅夫が貴方に代わって質問します) ・ 澁澤龍彦邸の内外で特に気になる箇所、眺めてみたいと思う場所は?(タカザワケン
先に公募のおしらせをアップしたとたん、あっちやらこっちやらで色々と反響をいただいているようで、ありがとうございます。放送終了から半年過ぎても、いまだに『響鬼』で熱くなれる方たちがいるというのは、とても心強いです、小生の姿勢に対する肯定否定を問わずね。 で、路線変更騒動以来、ときどき拝見しているあるサイトで(リンクすると迷惑かかりそうなので、やめときますが)、応募したいけれど難しそうだし、30話以降に話が及びそうだからダメかも……と書かれているのを見まして、ひとこと補足を。 まず「難しそう」という印象を与えている原因として、「人文系諸分野の専門家・研究者による論考集」と書かれていることがあるようですが、これはあくまでも「研究・評論」パートについてでして、公募企画のことではありません。むしろ公募のパートでは、老若男女(?)さまざまな『響鬼』ファンの皆さまの率直な所感を、分かりやすい、自分なりの
現在企画を進めております加門七海・東雅夫共編『響鬼探究(仮)』(国書刊行会より今冬刊行予定)では、同好の士の皆さまからの御投稿を、下記の要領にて募集いたします。 【テーマ】「私の心に響いた響鬼」 ・第29話までの『仮面ライダー響鬼』をご覧になって、どういうところに魅力を感じたか、貴方の心のどこに、この作品が「響いた」のか――真摯な思いを言葉にして伝えてください。 ・ 東や加門がこれまでに言及してきたような「鬼譚」や「オカルト・ジャパネスク」としての『響鬼』観にとらわれる必要はありません。自由な視点からお書きください。 ・第30話以降の内容に関する批判や、制作サイドに対する批判は、この公募の趣旨に沿いませんので御遠慮ください。 【原稿枚数】400字用紙換算で5枚(1行40字で50行)程度まで。 【原稿締切】2006年9月11日(月)必着 *『響鬼探究(仮)』の企画意図および概要につ
以前このブログで著者への質問を募りました、稲生平太郎『アムネジア』インタビューが、ようやくまとまりました。 かなり立ち入った質問にもお答えいただいているので必見ですぞ。 ――まずは、作品執筆の契機と経緯を教えてください。 稲生 うーん、何か書こうと思ったんでしょうね(笑)。実のところ、最初はあからさまに、誰が読んでも実験的な小説というスタイルを考えていて、二、三年間そういう形で進めたけれど、ある段階でやっぱりこれではダメだろう、と。 ――どうしてですか? 稲生 やはり、あからさまに実験的というのは芸がないでしょう(笑)。そういうところが表面には出ていなくて、でも、本質はすこぶる過激というのがいいのではないかと思って、方針を大きく変えました。と同時に、読者に読みやすい形、読んでもらえる形にしたかった。でも、それで、すんなりいったわけじゃなくて、むしろそこからが大変だったんですけどね。
« プロフィールと年譜、更新 | メイン | 『八本脚の蝶』スタンバイ » とんでもない本が出た! ピンポーンというチャイムとともに「郵便局で〜す」の掛け声。ポストに入らない郵便物を、階上まで届けてくださったのだが、手渡すときに局員さん、「気をつけてくださいね、重いッすよ」と一言。なるほど書籍小包にしてはズシリと重い。中から出てきたのは……コレだった。 作家で仏文学者の花輪莞爾さんが、「季刊現代文学」を主舞台に営々と書き継いでこられた幻想奇想短篇101篇を集大成した『悪夢百一夜』が、ついに上梓のはこびとなったのだ。 なんと総頁数1338ページ!(しかも本文二段組!)――『広辞苑』さながら、ではなく『広辞苑』そのものの分厚さと重量である。それでいて税込定価4000円とはあまりにも破格だが、その理由を著者は「あとがき」で次のように記している。 この本の前半の五十一篇は、小沢書店の『悪夢五十
« 「ムー」でクトゥルー神話特集 | メイン | プロフィールと年譜、更新 » 【速報】響鬼研究読本、国書刊行会より刊行決定! 先にお知らせした『響き交わす響鬼――「仮面ライダー響鬼」研究読本(仮題)』ですが、このほど国書刊行会より刊行されることが正式決定しました。 内容は、小生によるルポルタージュ、インタビュー・座談会、研究論文・エッセイ、公募企画の4パートで構成される予定。国書刊行会のあんな本やこんな本と並べてもまったく違和感のない……要するにそういうタイプの本にしていきたいと思っています(分かりますね?)。 詳細は追ってまた。
« 入荷してます…… | メイン | 「鬼譚」について » 加門七海さんの「響鬼」論! 加門七海さんから添付ファイル付きのメールが到着。おやおや、「幽」の締切には早すぎるが……と思いつつ開封して、驚愕。ななな、なんと「響鬼」についての論考ではないですか。発表のアテもないまま、お書きになったものだそうで、「ブログもHPもない私が発表する場がないのが悔しくて(笑)」、当ブログに託されたとのこと。 早速一読して、ますます驚嘆。なるほど、こんな見方もあるのか……いやはや、さすがに御専門の方は迫力が違いますな。拙論では端折った部分についても、詳しく言及されておりますので、こうした観点からの「響鬼」論に御関心のある方は、ぜひとも御一読のほどを――。 『響鬼』試(私)論/加門七海 『響き交わす鬼』の中でも語っているように、私は仮面ライダーシリーズそのもののファンではない。シリーズはV3までしか観てい
« 響鬼VS桃太郎 | メイン | 入荷してます…… » 鬼譚・妖怪譚としての「響鬼」について 鬼譚・妖怪譚としての側面から見た「仮面ライダー響鬼」の考察という宿題にお返事しようとして書き始めたら、どんどんどんどん長くなってしまい、このままでは一冊の『響鬼論』になりかねないよ、どうしたものか……と思っていたところに、銀翔龍さんからまさに正鵠を射たというべきかカモネギというべきか(笑)なコメント(「大阪でも響鬼」および「響鬼をめぐる問題について」のコメント欄参照)をいただきましたので、これにお応えする形でポイントを絞って御説明してみたいと思います。 私見によれば、鬼譚・妖怪譚としての「響鬼」の世界観を支える基本原理は、陰陽道や風水などでおなじみの「陰陽」二元論であろうと思います(さらに云えば陰陽五行説ということになりますが、そこまで言及すると煩雑になりますので、ここでは省略します)。 陰陽
« 講座開講のお知らせ | メイン | ダ・ヴィンチ10月号で「鬼」特集 » お詫びと訂正/『響き交わす鬼』解説中の記載について 小学館文庫版『妖怪文藝 巻之弐 響き交わす鬼』について、思いのほか早くネットのあちこちで熱い反響をいただき、とても歓んでおります。言及いただいた皆様、本当にありがとうございます。 それは良いのですが、実はちょっと困った事態が生じてしまいました。 同書の解説中で小生は―― もちろん『響鬼』を未見の方でも十分に愉しんでお読みいただける作品ばかりだが、過去と最新の〃鬼譚〃が互に響き交わすことを目指した編者の企図を十全に味わっていただくには、やはり『響鬼』をご覧いただくに如くはない。放映開始から半年を経過して、DVDの発売も開始されたところではあるし、どうか騙されたと思って、御一見のほどを――。 ……と書きましたが、肝心な個所が抜け落ちておりました。謹んで、下記の
★ ★ ★ 第6回ビーケーワン怪談大賞選考結果発表! ★ ★ ★ 毎回多くの怪談好きの方々にご注目いただいているビーケーワン怪談大賞、回を重ねるごとに応募者の数もレベルもアップし続け、ついには『てのひら怪談』・『てのひら怪談2』・『てのひら怪談 百怪繚乱篇』・『てのひら怪談 ポプラ文庫』と四冊もの子供を生み出すほどに成長しました。 遂に選考結果の発表です。 →第6回ビーケーワン怪談大賞選考会の模様はこちら 【第6回ビーケーワン怪談大賞・受賞作品】 大賞受賞作:飛雄『朝の予兆』 優秀賞受賞作:白縫いさや『傘の墓場』 優秀賞受賞作:仲町六絵『鳥の家』 佳作:我妻俊樹『百合』 佳作:ヒモロギヒロシ『トロイの人形』 佳作:金魚屋『八百年』 佳作:綾倉エリ『パッチン留め』 佳作:北詰 渚『カチンコチン』 愉しませてもらいました賞(加門七海選):蕗谷塔子『タマコ』 愉しませて
『望郷の道』 税込価格:¥1,680 (本体 :¥1,600) 日差しに春の訪れが感じられるこの頃。職場にも活気が漲ってきていることと思います。新年度が始まる桜の季節、ヤル気を奮い立たせてくれるこんな小説をお手に取ってみてはいかがでしょう。北方謙三著『望郷の道』上下巻。幻冬舎創立15周年記念特別作品です。 時は明治、日本経済の勃興期。緋鯉の彫り物を背負い家業の賭場を守る藤家の女将と出会った正太は、婿養子として藤家に入り賭場の改革を進め、見事に稼業を拡大。だが、その隆盛を妬む者たちの陰謀が背後に忍び寄っていた。正太は家族を守るために故郷を捨て、日清戦争後の混乱著しい台湾へ渡る…。 最近では『水滸伝』『楊令伝』のような迫力満点の中国歴史小説で人気を集めている北方謙三。本作では明治期の日本と台湾を舞台に、中国の古の英雄たちの戦いと同じくらい壮絶なビジネスの戦いを描いています。主人公の正太は、近
投稿者:東 雅夫|幻妖日録 |コメント (0) 2009年10月31日 01:31 幻妖ブックブログ売上げTOP10 2008年8月 幻妖ブックブログの読者はいまどんな本を読んでいるのか? 読者のみなさんがビーケーワンで購入した本の売上げベスト10(+5)を発表します。 2008年8月の月間売上げ第1位はこの本でした! ★第1位 おそろし 三島屋変調百物語事始 宮部 みゆき著 税込価格: \1,785 (本体 : \1,700) 国内送料無料でお届けできます 出版 : 角川書店 発売 : 角川グループパブリッシング ランキングの続きはこちら続きを読む... 投稿者:|お知らせ |コメント (0)|トラックバック (0) 2009年01月22日 00:46 【公募】今年もやります!「私のベスト5」 さて、ビーケーワン怪談大賞の結果発表までの時間を利用して、今年も読
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