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注:単位=watts/kg。体重は選手の体重のみを測定。 バイク、ウェア、ウォーターボトルなどは含まれない。 左の表は、「Training and Racing with a Power Meter」(Hunter Allen、Andrew Coogan共著、2005年出版)よりの抜粋である。自転車レースのトレーニング方法を取り上げた偉大な著書であり、パワーメーターのデータ分析およびトレーニング方法に関して最も定評のある解説書である。 ここではこの表をレファレンスにしながら、2008年ツアー・オブ・カリフォルニアのプロローグにおいて圧倒的な勝利を飾ったファビアン・カンチェラーラの桁外れなパワー出力について解説する。 世界のトップレベルの自転車レースにおいては、運動能力を測定する上で、運動効率およびVO2max(最大酸素摂取量)だけでなく、パワーウェイトレシオ(出力加重費、体重1kg当たり
Valentinoからのメッセージ 15歳から28年間、サイクリングのトレーニングをしてきて、 私を含め、知り合いの多くのサイクリストが、トレーニングでアスリートとして最高のポテンシャルに 到達できる一番効果的な方法を見つけようとずっと努力してきました。 私は幸運にも、カーマイケル・トレーニング・システム(CTS)社の創業者兼CEOであり1989年からランス・アームストロングの専属コーチを務めるクリス・カーマイケルとの友情から、とても貴重な知識を得ることが出来ました。こうした経緯から、サイクリスト向けの、フィジカル、メンタル、ダイエットに関するトレーニング上のヒントや食事のレシピまでを、クリスから直接、毎月独占的に皆さんにお届け出来ることになり、サイクリングタイムのスタッフ一同とても喜んでいます。さらに、ランス・アームストロングによるトレーニング、製品試用、レース結果についてもやはり独
昨年のはじめに、私のアマチュア・サイクリングチームである「チーム・カーマイケル・トレーニング・システム・ジャパン(Team Carmichael Training Systems Japan、通称Team CTS)」を作った頃、チームメンバーの中に、脚力が無いためストレングスを強化する必要があるという選手が何人かいました。なぜなら、ハードなライディングをすると筋肉が最初にギブアップすることが多いためです。肺がヒートアップしたり息切れする前から、脚に乳酸が溜まり、全力でライディングすることが出来なくなってしまうのです。 サイクリングのライディングにおいて、脚力はもちろん重要ですが、多くのサイクリストが考えているほど重要度は高くありません。多くのプロサイクリストが見事な筋肉組織をしているのは本当ですが、脚力が成功に不可欠となる他のスポーツアスリートと比べると、プロサイクリストの筋肉は非常に細
カーボンフレームは、ちょっと前までは「プロ用は特別仕様でしっかりガッチリ」といったイメージもあったが、今ではストックの状態でそのまま供給されていることがほとんどだ。 いいフレームとは、ある程度軽くて、剛性があって、振動吸収もよくなければならない。トータルで性能を語る時代だからね。今のフレームは、硬いから振動吸収が悪い、ということもなくなった。BBあたりのダウンチューブの張り出しがこのくらいだったら踏み応えはこのくらい、積層が何層で、ハイモジュラスのこれを使ったらどのくらいになる、というのも経験的に分かってきた。そういう形状設計と、モールデッドの盛り方は計算ずくでやらなきゃいけないし、作るには職人の腕も必要。いよいよ性能の差が出る時代になってきた。 大きなメーカーに比べると、イタリアで生産されているオートクレーブ製法のフレーム、例えばインターマックスのコルサイタリアなどのように、職人が手
今回のゲストはロードレースを舞台にした青春小説ともいえるミステリー『サクリファイス』(新潮社)で、第10回大藪春彦賞を受賞した近藤史恵さん。自身もロードレースファンとのことで、その執筆の意図、舞台裏、そして近藤さん自身がどのようなサイクリング観を持っておられるかなどを語っていただいた。聞き手はプロサイクリングを追うフォトジャーナリストの綾野 真(CYCLINGTIME.com)。話は期せずしてマニアックなプロサイクリング談話になるのだった。 さっそくですが、近藤さん自身も大変なサイクリングのファンと伺っています。CYCLINGTIME.comはご覧になっていますか? はい、いつも見ています(笑)。 何がきっかけで自転車レースをミステリーの題材に使おうと思われたんですか? もともとはただのファンとして、プロサイクリングを楽しく観戦していたんですが、この小説のストーリーが頭に浮かんだから
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