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ノーベル賞
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児童書出版にこれから関わる人、関わり始めた人が持つ疑問、問題などに答え、建設的コミュニケーションを目指す真面目な絵本の仕事質問箱。 前半は田中清代の若手時代の経済的な問題について暑く語っております。久々エントリを書く話題が出来ましたので、質問コーナーの間に挟ませていただきますm(_ _)m 先日、月刊誌の編集者と仕事の用事が終わった後に、何気なく世間話(編集者との世間話ってこの仕事ではかなり重要なのではありますが…ネタが生まれたり、ね)をしていたところ、意外なお話を伺ったので、これは是非みんなで共有しなくちゃと思いました。一応そのときに、ブログに書きたい旨もお話しました。 まず本題の前に、状況説明から。 毎年たくさんの日本人イラストレーターが入選している、「ボローニャ国際絵本原画展」ですが、最近はその成果として、日本人イラストレーターが海外から絵本を出すことが増えています。それだけ
児童書出版にこれから関わる人、関わり始めた人が持つ疑問、問題などに答え、気休めにしてもらおうとする、真面目な絵本の仕事質問箱。 前半は田中清代の若手時代の経済的な問題について暑く語っております。はじめまして。しゃもあと申します。 私は、印刷会社で働いている社会人4年目です。 単なる印刷だけでなく、出版コンテンツの流通にも関わる仕事をしております。 そこで絵本に興味がありまして、いくつか質問させてください。 【Q1】 出版不況がさけばれていますが、児童書市場は1998年を底に毎年1000億程度の規模で安定して推移しています。 作家、編集者、書店員などの方たちは、どのように感じているのでしょうか? 具体的には、「絵本はそれなりに売れているor思ったより売れていない」 「あくまで数字で、収入など実感として感じられない」 「大人が買うようになって市場は広がった」など、お願いしま
児童書出版にこれから関わる人、関わり始めた人が持つ疑問、問題などに答え、気休めにしてもらおうとする、真面目な絵本の仕事質問箱。 前半は田中清代の若手時代の経済的な問題について暑く語っております。セブンアンドワイHLDGSの四季報に、幻冬舎の見城徹さんと、7&YHLDGS会長の鈴木敏文さんの対談が掲載されていました。いつものように引用させて頂きます〜。 ** 鈴木>出版界がいまのように厳しい状況になった原因の一つには、過去の経験で本や雑誌をつくり続けてきたことがあると思います。かつて婦人雑誌は、毎年1月は何、2月は何と、各号のテーマが歳時記のように決まっていました。それを繰り返してきた結果、だんだん読者の生活感覚から離れてしまったのだと思います。そういう過去の経験を崩していかなければ、読者は去ってしまいます。 見城>時代はどんどん変化し、読者の求めているものも変わっていきます。編集者
絵本や出版に関わる人々は、仲良しだけど何か欠けている、と感じます。フリーランサーはなぜ食べて行けないのか?そのへんもっとおおっぴらに情報交換をしましょうという参加型のブログ。投稿お待ちしています。先日書いたエントリを受けて、一通のメールを頂きました。(ありがとうございました!) 図書館で働く方からのご意見でした。 それによると、 * 図書館などで行われるお話会は、基本的には個別読書(親子、教師と生徒、などの近距離読書)があってこそ。各家庭に絵本を紹介し届ける役割としてやっています。 * 絵本パフォーマンスで生活を成り立たせるのは違うと思う。子どもには確かに受けます。おもしろいのは才能だと思うけれど、読み方がおもしろいだけ、芸人と一緒です。 * 読み聞かせのプロをつくってしまうと、その資格を問われてくる。お母さんたちは上手、下手を権威あるところからの資格がないと読み聞かせはで
絵本や出版に関わる人々は、仲良しだけど何か欠けている、と感じます。フリーランサーはなぜ食べて行けないのか?そのへんもっとおおっぴらに情報交換をしましょうという参加型のブログ。投稿お待ちしています。先日、自分の個展にて、色々な方から直接、ブログについてのコメントをもらいました。 そのなかで印象深かったのはやはり、 「イラストレーターの収入は依然として、サラリーマンとは比べるべくもなく低い」 という話でした。 そんな中、マガジンハウスやベネッセが最近持ち出したという”「再びイラストの使用料を買い取りにしたい」という方針を打ち出した”とのニュースをここ数ヶ月間に知りました。 買い取りの場合、イラスト一点につきある程度の金額を支払ったあとは、 出版社は何回でもそのイラストを使う事が出来ます。 印税、または都度使用料の場合、一回に支払われる金額(契約)には使用限度が設定されます。(都度使用料の場合、
絵本や出版に関わる人々は、仲良しだけど何か欠けている、と感じます。フリーランサーはなぜ食べて行けないのか?そのへんもっとおおっぴらに情報交換をしましょうという参加型のブログ。投稿お待ちしています。はじめまして、先ほどこのHPを初めて拝見し、ぱらぱらといくつかを読ませていただきました。とても興味深いことを話されていました。そこで、すこしぼくも思っていることを聞いてもらおうと、書き込むことにしました。 まず、ぼくがこの業界の構造的な弱みと考えているのは----------- 絵本という商品は「マーケティングすべき読者と購買者はだれなのか」ということがハッキリシナイということです。 普通、商品は買う人に向けて作られますが、絵本は買う人(大人)と読者(子ども)が違うのという複雑な構造にあります。 絵本は一般に子どもの本と位置づけされていますが、子どもがお金を握りしめて絵本を買いに行くことは
皆様、ご無沙汰をしております。 このブログを書き始めてから、7年程経ちました。 記事の情報が古くなっていること、私の考えにも変化があることなどいくつかの理由で、最近お問い合わせなどにも答えにくくなっています。 そこで、2012年10月31日をもちまして、ブログをひとまず非公開にし、その後日程は未定ですが、バックアップ後に閉鎖としたいと考えております。 長い間応援をいただき、ありがとうございました! 田中清代
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