目次へ Part 2, 黒薔薇篇 Episode #14 (opening) 草時:こんな陽の届かない地の底で、よくもそのバラは花をつけるね。 馬宮:僕の黒バラは闇を吸い込んでいるから。ねえ先輩、あの桐生生徒会長が、このところ、ずうっと休んでいるんだってさ。だから、最近の学園は静かなんだね。 草時:いいことだよ。すべからく学園とは、平和な学び舎であってしかるべきだ。 タイトル:黒薔薇の少年たち アンシー:では、失礼します。 ウテナ:ただいま、チュチュ。今日は土曜だから、クラスで騒いでたんだ。...お前のご主人も来ればよかったのに。全くつきあい悪いよな。 ウテナ:ただいま姫宮!あれ、いないのか....。パーティの残りものだよ。あー疲れた!そういえば姫宮、土曜の夜はあんまり見かけないな。...チュチュ、おまえ何か知らないか? アンシー:あ、ウテナさま。 ウテナ:お帰り。