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大谷翔平
duke-ellington.hatenablog.com
いつもの野口久光氏のエリントン紹介文、今回はこれ。 A Drum Is a Woman アーティスト: Duke Ellington 出版社/メーカー: Imports 発売日: 2014/06/17 メディア: CD この商品を含むブログを見る ドラム・イズ・ア・ウーマン デューク・エリントン楽団 (Columbia) 常に野心的な仕事をしてきたジャズ界の巨匠エリントンがまたしても新しいアイディアと意欲を示すLPを吹き込んだ。エリントンは三十年以上前にジャズをダンス・ミュージック以上のものにしようと努力し、信じ、実践していた。ダンス・バンド・リーダーとしての成功に満足せず、音詩(ママ)的な作品も書き、コンサートのための曲も作った。オペラも作曲した。「ドラム・イズ・ア・ウーマン」はドラマティックなストーリーをもった音楽である。歌もあり、ナレーションもある。ここでジャズの歴史、黒人の
エリントンの偉大さを讃える際に、その証人として必ずと言っていいいほど引き合いにされる人物が3人いる。 1人めはマイルス・デイヴィス。 マイルスは、そのあまりにも有名な言葉、「すべての音楽家は、すくなくとも1年のうち1日は楽器を横にエリントンにひざまずき、感謝の念を示すべきだ」を残し、エリントンが死んだときには「He Loved Him Madly」を録音して追悼した。「長く、遠くまで届く」芸術作品の多くは死後時間が経てば経つほど評価が高まるものだが、エレクトリック時代のマイルスもその例にもれない。そして、この曲が収録されている『Get Up With It』はその典型である1枚。 2人めはボリス・ヴィアン。 自身もジャズ・トランペッターであり、ダンス音楽としてのジャズを愛するヴィアンは、フランスの初期のエリントンを紹介し、ひいてはヨーロッパでのエリントン受容に大きな貢献を果たした。その著作
エリントンの「シェイクスピア組曲」として知られる、『サッチ・スウィート・サンダー』。この「青いイナズマ」ならぬ「甘い稲妻」、いったい何を意味しているのだろう? 今回はこのタイトルについて考えてみる。 Such Sweet Thunder アーティスト: Duke Ellington 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts. 発売日: 2008/03/01 メディア: CD 購入: 2人 クリック: 8回 この商品を含むブログ (1件) を見る この組曲は、1956年のストラトフォード・フェスティバルのために依頼されて書かれた作品であり、LPは翌年の57年にリリースされた。『女王組曲』と並んでエリントンの「組曲志向」が顕著に現れた作品でファンも多い。 「such sweet thunder」という曲名が顕著に響くのは、4小節のブリッジ部分。全楽器のトゥッティが、あたかも突然の
2022-09-10 サイモン・ラトル来日。(エリントンータケミツーラトル) 武満徹 ずいぶんご無沙汰です。 エリントンを聴くたび、エリントンについて書かなくちゃなあ、とは思うものの、その気持ちがストレスとなってなかなか筆が進まない。そんなこんなでこのブログも休業状態。 まあ、書けることを、少しずつでも書いていこうかと……文字… 2021-07-10 渋谷毅『エッセンシャル・エリントン』の「対訳」ライブ・レポート(JAZZNIN 記事から) エリントン・ナンバー トリビュート-イベント エリントン研究者-渋谷毅 その昔、『JazzNin(ジャズ人)』という雑誌がありました。 完全日本語-英語のバイリンガル・ジャズマガジンで、隔月発行。 今回は、この雑誌に掲載された渋谷毅さんの『エッセンシャル・エリントン』ライブレポです。 2021-05-22 ブログ再開。 『New Orleans Sui
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