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大谷翔平
myamadakg.hatenablog.com
選定基準としては文庫,新書など比較的安価なものということで.教科書,入門書的なものはあえて外しています.いくらでもいいものがあるので. <日本の選挙> 常井健一.2019.『無敗の男-中村喜四郎全告白』文芸春秋. マスコミの取材を拒否し続けながら衆議院選挙に勝ち続けた中村喜四郎についての ルポルタージュ. 常井健一.2020.『地方選 無風王国の「変人」を追う』KADOKAWA. 地方選挙についてのルポ。 畠山理仁.2019.『黙殺』集英社文庫. マスメディアではあまり取り上げられないマイナーな候補者たち「無頼系独立候補」 たちの選挙戦についてのルポルタージュ. 宮澤暁.2020.『ヤバい選挙』新潮新書. <ジェンダーと政治> 前田健太郎.2019.『女性のいない民主主義』岩波書店. 三浦まり編.2016.『日本の女性議員-どうすれば増えるのか』岩波書店. <民主主義の制度がどう働くか>
砂原庸介さんがご自身のブログにおいて「なぜ政治学を学ぶのか」というエントリを書かれている.それにあおられる形でなんか書きたい衝動に駆られてしまった.砂原さんの記事に別に異論があるわけじゃないのだが,一方であれを読んで政治学を勉強する気になる学生が出るとも正直思い難いなと感じたこともある.まあ自分がこれから書くものを高校生や大学生が読んで,「政治学面白そう,勉強してみよう」と思ってもらえるかどうかについては自信がないが^^;;. 政治学ってどんな学問ですかと人から聞かれて自分が一言で答えるなら,それは「政治権力」について考える学問ということになるかと思う.権力一般の理論は社会学にも研究蓄積がたくさんあるわけだけれど,政治権力,ラフに言うと政府が行使する権力とそこから派生する権力現象についてできるだけきちんと考えたいと思ったのが,政治学について学ぼうとする自分の動機だった.高校生の自分が漠然と
不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書) 作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/06/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (107件) を見るとりあえず読了というか,まだ読んでなかったことがちょっと恥ずかしいのだが.もうこの本が出て5年もたつんだなあ.手元にあるのは2003年の17刷目.いやいやウラヤマシイ. 本書は非常に魅力的な本である.今はやりの表現をするならsexyである.たとえばこんな1節に私はシビレる. 「私は未来を予言するつもりもないし,自分の正しさを布教する気もない.素描はあくまでもたたき台だが,あえてそれをやるのは,暗い顔をしてなげやりになったり,ことさらに危機を煽りたてるのをみるのに,いささか飽きたからである.(中略)もちろん日本の経済状態が良くなれば,あるいはたんにアメリカ経済の1人勝ちに翳りが出た
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