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大谷翔平
sakabesharoushi.hatenadiary.jp
西日本豪雨の被災地は大変ですね。 猛暑も重なり、被災者の方はつらい日々だと思います。ボランティア、自衛隊等の皆様にも頭が下がります。 日本でも異常気象が、これからは普通気象になってしまうのでしょうか? 今回は労働生産性についてちょっぴり書いてみます。 6月末に働き方改革関連法案が国会で可決されました。 これによって労働基準法や労働契約法など8本の法律が一括改正されます。 この改正のなかで特に注目されているのが「時間外労働の罰則付き上限規制」>、「正規、非正規の同一労働同一賃金」や「高度プロフェッショナル制度」などですが、 その大きな狙いは、これまで「長時間労働に依存」してきた日本の雇用慣行を見直して、「仕事の効率化・労働生産性向上」を促していくことではないでしょうか。 その背景には、高齢化と人口減少が確実な日本において、今後「労働力不足が慢性化」することが予想され、 しかも先進国の中で「日
今年の春は、桜だけでなくそれ以外の花も早く、しかも一斉に咲いてるような気がします。 寒かった少し前の冬を忘れてしまいそうです。 GW前でも初夏のような日もあり、今から真夏がどのくらい暑くなるのか気になります。 さて、今回は「治療と職業生活の両立」について書きます。 企業で働いているみなさんは、毎年、健康診断を受けていると思います。 健康診断で、脳・心臓疾患につながるリスクのある血圧や血中脂質で所見のある人は、年々増加していて、平成26年では53%に上るなど、疾病のリスクを抱える労働者は増える傾向にあるようです。 さらに、職場の高齢化の進行もあり、労働者で病気を抱えている人はさらに増加すると見込まれています。 そんな中、難病や長期治療が必要な疾病にかかってしまう労働者も増えているようです。 実際、「1カ月以上連続して休業」している労働者がいる企業の割合は、精神疾患が38%、がんが21%、脳血
冬季オリンピックとパラリンピックでは日本選手が大活躍し、無事に終わりました。 凄く寒かった冬も終わり、早くも桜の開花情報。 時間はどんどん流れていきますね。困ったもんだ・・・ さて、今回は賃上げの話題にします。 政府の4年間の施策(マイナス金利政策、大規模な公共投資、民間投資の喚起等)によって、 日本経済はデフレ脱却が見えてきていると言われています。 でも、まだ私たち国民の実感はいまひとつですよね。 実際、将来の見通しも立たないし、仕事は忙しすぎて、日々の生活で明け暮れている方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか。 もう少し生活が豊かになり、余裕のある時間が持てて、将来の明るさが見えないと あまりお金は使えないですよね。 でも、現在の日本の経済成長にとって、そこが大きな足かせになっていると言われています。 個人消費や設備投資といった民需が増えないと、継続的な経済成長は見込めません。 やは
新しい年になりました。 今年も良い年になるといいですね。 程よい時間がありますので、久々にこのブログを書きたいと思います。 今年もよろしくお願いします。 さて、本題に入ります。 カリフォルニア大学バークレー校等の研究では、 「日本では、平成19年生まれの子供の半数が107歳より長く生きる」と推計されたそうです。 まだまだ超長寿社会になる可能性があります。昔の人の2倍の人生。今の若者は長いすごく人生になりますね。いいことだと思います。 でも「人生100年時代」では、安定した生活を続け、豊かな人生を送るためには「定年まで勤めて、年金で隠居生活」という単線型の人生では難しくなると思います。 おそらく何度か「人生の再設計と再スタート」をすることが必要になると思います。 また、長い間生活を支えるために、共働きの家族が増えて「家族の在り方」はもっと変化すると考えられます。 さらに、家庭の所得や教育環境
秋は美味しいものが沢山ありますが、 特に秋刀魚(サンマ)は、秋になると話題になりますよね。 でも残念ながら、今年秋のサンマは不漁で高根の花になるかもしれません。 ですが、サンマと同じように「秋が旬」と言われているイワシが、今年は獲れているそうですね。 イワシは少し苦味があって大人の味ですが、塩焼、蒲焼、梅煮、マリネなど、お酒やご飯がすすむ、美味しい料理が沢山ありますよね。 いいですねえ。 少し前のことですが、8月に残業に関する厚生労働省の報告の公表が2つありましたのでご紹介します。 「平成28年度の監督指導による賃金不払残業の是正結果」が平成29年8月9日に公表されました。 それによると、平成28年4月から平成29年3月までの1年間で、 時間外労働の割増賃金を支払っていない1,349もの企業が、 100万円以上の割増賃金を、さかのぼって支払うよう指導されました。 そのうち184企業では、1
埼玉県の代表校が「遂に」甲子園で優勝しました。 埼玉出身者としては、本当に嬉しいですね。 さて、今回は求人に関する話題を取り上げます。 厚生労働省が 「平成28年度のハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数」 について7月7日に公表しました。 つまり、ハローワークで職を探している人が「求人票に書いてある条件」を見て応募し、 求人している会社に行ってみたら「実際の条件が異なって」いたので、 ハローワークに対して、「苦情の申し出や相談」をするという事例が発生しているので、 事例の「件数や内容」を厚生労働省が取りまとめて公表したということです。 労働条件の相違に係る申出の件数は平成28年度は、 9,299件(全国)でした。 前年度の10,937件に比べると15.0%減少しています。 少し改善しているようですが、まだ9,000件以上もあり、少なくは無いようです。
8月になると、お祭りや花火大会など、イベントが盛り沢山ですね。 故郷のお祭りを見ると、子どもの頃を思い出します。 でも、思い出と違う人達、出店や街並みなど、お祭りの雰囲気も変わり、 良いとか悪いとかではなく、「時の流れ」が心に染みます。 老けたつもりは全くありませんが・・・ ところで、「イクメン」という言葉はかなり浸透してきているようですね。よく耳にします。 ご存知のとおり「イクメン」とは「子育てする男性」のことで、 「イケメン」と語感を合わせた言葉です。 積極的に子育てを楽しみ、自身も成長していく男性像をイメージしている呼称だと思います。 ところで、実際に「イクメン」はどのくらい増えているのでしょうか? 平成28年度「雇用均等基本調査 事業所調査結果概要」によると、 「育児休業取得率」は平成28年が3.16%で、平成17年の0.5%に比較すると6倍以上増えています。 でも男性100人中3
梅雨入りして雨は降りますが、シトシトと長く雨が降るというより、 ザーっと沢山降って、カラッと晴れて暑くなるような日が多いような気がします。 最近の「梅雨らしさ」というのは自分のイメージだけで、「思い込み」なんでしょうか。 それとも、これからでしょうか。 今回は学校の話題です。 時々、生徒のいじめ、自殺、教師の不適切な言動、セクハラ、体罰・・・最近では森友、加計学園の問題など、 何かとマスコミを賑わすような「学校」に関する事件や問題が起きています。 一方で、「真面目に」「真剣に」生徒と向き合っている先生方も沢山いらっしゃると思います。 そして、その先生方の業務量が増え過ぎて手が回っていないのではないか、という番組や記事の解説なども目にします。 最近、実際に先生の仕事の負担が10年前に比べて、かなり増えているという実態が、公的な調査結果で示されました。 この公的な調査とは、 文部科学省が「エビ
梅雨入りまでの良い季節です。 でも晴れると異常に暑いし、曇りや雨だとチョッピリ寒い。 ゴルフにはいい季節ですけど。 「会社や上司に使われて働くのは嫌だなあ」と時々思う人はきっといますよね。 「だけど会社辞めて創業し独立するには資金やアイデアが不足だし、ハードルが高くて不安・・・」と考える人がほとんどだと思います。 でも、ここで取り上げる「雇用されない働き方」と言うは「独立開業」ではなく、 「個人が企業への従属関係によらないで自らの意思で働く」ことを言います。 少し前ですが、経済産業省の研究会が「雇用関係によらない働き方」について、研究報告書を平成29年3月14日に公表したので、どんな内容なのかそのポイントをまとめてみます。 この報告書は経済産業省の「雇用関係によらない働き方に関する研究会」から出されたもので、内容としては「提言」ですが、将来の日本の「働き方」のひとつの在り方を示しています。
新緑が眩しい季節になりました。 晴れると爽やかな良い時期ですよね。 ゴールデンウィークは沢山遊んで、しっかり休んで、そして・・・また元気に働かないと。 今回は「転勤」についてです。 毎年4月は人事異動に伴う「転勤」が多い月だと思います。 もしかすると最近「転勤」があり、やっと生活が落ち着いてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ここで使う「転勤」という言葉は、広域に事業活動を展開する企業において、「居住地の変更」を伴う人事異動のことです。 企業にとって「転勤」は、長期間雇う予定の人材の「適正配置」「人材育成」「昇進管理」「組織活性化」などのために行われることが多いと思います。 一方、労働者にとっては、自分のキャリア形成や生活設計に直結する大きな関心事であるだけでなく、実際に「転勤」があった場合、生活の本拠地が長期間にわたり変わり、暮らしに大きな影響を及ぼします。 さらに最近では、女性
2017 - 04 - 30 転勤の雇用管理とは? 新緑が眩しい季節になりました。 晴れると爽やかな良い時期ですよね。 ゴールデンウィーク は沢山遊んで、しっかり休んで、そして・・・また元気に働かないと。 今回は「転勤」についてです。 毎年4月は人事異動に伴う「転勤」が多い月だと思います。 もしかすると最近「転勤」があり、やっと生活が落ち着いてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ここで使う「転勤」という言葉は、 広域に事業活動を展開する企業 において、「居住地の変更」を伴う人事異動のことです。 企業にとって「転勤」は、長期間雇う予定の人材の 「適正配置」「人材育成」「昇進管理」「組織活性化」 などのために行われることが多いと思います。 一方、労働者にとっては、 自分のキャリア形成や生活設計に直結 する大きな関心事であるだけでなく、実際に「転勤」があった場合、生活の本
暖かくなったり、風が吹いたり、時々寒かったり・・・花粉症にも困らせられる季節です。 でも新年度は、多くの職場では新しい顔ぶれ、新しい仕事、新しい場所でリフレッシュする時期ですよね。 忙しい時期ですが、早く慣れて、みんなで仲良くなって、働きやすい職場を作る良いタイミングかも。 厚生労働省では、省を挙げて長時間労働の是正や過労死の防止に取り組んでいるようです。 そんな中、平成29年1月20日、事業主向けに「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」が公開されました。 既に同様の内容で、平成13年4月6日に「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準」という通達も出ていました。 しかし、近年の「長時間労働による過労死」や、労働者の自己申告制の不適切な運用による「割増賃金の未払い」が続く現状等を踏まえ、使用者がどのように労働時間を適正に管理すべきかを、
2月末からプレミアムフライデーのキャンペーンが始まりました。 政府と経団連が「働き方改革」と「消費拡大」などを期待して始めたようですが、定着するのでしょうか? でも、3月31日の金曜日は花見で午後3時から飲みに行く人が増えるかも・・・ だけど、年度・月締めや異動などで忙しい人が多いのかなあ・・・ 今回は、違法な長時間労働に対する国の対応について書いてみます。 今「働き方改革実現会議」で、3月中に出される予定の実行計画に向けて残業の上限などについて、労使で議論されています。 月60時間を上限とし、繁忙期は一時的に月100時間・・・などが政府案で出ているようです。 年内には、上限時間を設定し、罰則規定を定めた労働基準法の改正が行われるかもしれません。 実際に、最近でも有名な企業で100時間を超える長時間労働による過労死など、マスコミを賑わすことがあり、相変わらず違法な長時間労働の問題は続いてい
2月になると節分があって立春になります。 早く春らしく、暖かくなると嬉しいのですが・・・ 世界中が、何となく騒がしくなっているような気がします。暖かい春のように良い方向に向かって欲しいですね。 平成29年1月1日以降、65歳以上の労働者についても、「高年齢被保険者」として雇用保険の適用の対象なりました。 いよいよ65歳以上の方も、本格的に「労働者」として働き続ける時代になってきたようです。 でも、これは今の日本人の意識に逆らったものではなく、意識の変化に合った自然な流れなのかもしれません。 というのは「平成28年版厚生労働白書」にある内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」(2013年)で、 60歳以上の男女に対し、「何歳ごろまで仕事をしたいか」についてたずねたところ、 「働けるうちはいつまでも(29.5%)」が最も多く、次いで「70歳ぐらいまで(23.6%)」、 「65歳ぐらい
2017 - 02 - 01 いつまでも働ける時代に 高齢者 2月になると節分があって 立春 。 早く春らしく暖かくなると嬉しいのですが。 世界中が何となく騒がしくなっているような気がします。暖かい春のように良い方向に向かって欲しいですね。 平成29年1月1日以降、 65歳以上の労働者 についても、「高年齢被保険者」として 雇用保険 の適用の対象 なりました。 いよいよ65歳以上の方も、本格的に「労働者」として働き続ける時代になってきたようです。 でも、これは今の日本人の意識に逆らったものではなく、意識の変化に合った自然な流れなのかもしれません。 というのは 「平成28年版厚生労働白書」 にある 内閣府 「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」(2013年) で、 60歳以上の男女に対し、「何歳ごろまで仕事をしたいか」についてたずねたところ、 「働けるうちはいつまでも(
新たな年が始まりました。 今年もこのブログに、労務や社会保険などについて目に留まったことを、「ときどき」書いていこうと思います。 このブログをご覧くださっている皆様には、心より御礼申し上げます。 いろいろと騒がしい世の中ですが、今年が良い年になりますようお祈りいたします。 今回は「同一労働同一賃金」について、昨年末、少し動きがあったので、それについて書きます。 安倍総理が、平成28年の当初から「一億総活躍国民会議」や「働き方改革実現推進会議」や国会などで度々発言していた「同一労働同一賃金」のガイドライン案が、平成28年12月20日、政府から公表されました。 これは「正規雇用労働者(正社員、無期雇用フルタイム労働者)」と「非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)」の不合理な待遇差を無くし、 日本から「非正規雇用」という言葉を一掃することを目指すために出されたもので、
日々せわしく動き回っているうちに、 いつの間にか平成28年も最後の月になってしまいました。 今年もいろいろな出来事がありました。 リオオリンピック、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選、韓国の大統領の疑惑、都知事選と築地移転とオリンピック問題・・・他にも大きな事件が沢山あったと思います。 これらいくつかの大きな出来事から、何となく世界中で「今までの流れと異なるうねり」が始まっているように感じてしまいます。 来年はどんな年になるのでしょうか。良い年になるといいですね。 今回は、改正された主な労働関連法についてまとめようと思います。 長くなってしまいますが、読み飛ばしながら、全体のイメージを捉えていただければと思います。 最近、「労働」に関する法律がこれまでにないスピードで次々に改正され、また立法化されています。 その背景にあるのは、 近年、社会的ネットワーク(SNS)などによって、「働き方に
台風などの影響で天気が不安定な間に、いつのまにか蝉の声もほとんど聞こえなくなってしまいました。 今は秋の虫の声が少しづつ増えてきているような気がします。 なんとなく秋めいてきました。 ところで、 「イクボス」という言葉を聞いたことがありますか? 不勉強な私は、残念ながら全く知りませんでした。(よくご存じの方、すみません) 栃木県が出した「とちぎイクメン」のパンフレットを見て初めてこの言葉を知り、ちょっとだけ調べてみましたのでご紹介します。 おそらく勘のいい皆様は、この言葉を聞いただけでもう「ピンときた」と思います。 「イクボス」とは、 職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(男性、女性)のことだそうです。 そもそも、男性の従業員や部下の育児参加に理解があり、積極的
リオのオリンピックでは、日本の選手が大活躍でしたね。 テレビを沢山観ました。メダルを取る取らないにかかわらず、すごく感動しました。 4年後の東京オリンピックも楽しみです。 今回は「マタハラ対策」に関する法律改正、および政府の指針について少し書いてみます。 「雇用保険等の一部を改正する法律(育児・介護休業法、男女雇用機会均等法、雇用保険法等の改正)」が、 平成28年3月29日に参議院本会議で可決され、3月31日に公布されました。 これを受けて、平成29年1月1日から、改正された「育児介護休業法」や「男女雇用機会均等法(以下、均等法)」などが施行されます。 これら改正法の目的は、 「妊娠・出産・育児期や家族の介護が必要な時期に、男女ともに離職することなく働き続けることができるよう、仕事と家庭が両立できる社会の実現を目指し、雇用環境を整備する」ことで、 「仕事と介護の両立支援」「仕事と育児の両立
オリンピックが始まりました。 ちょっと前まで、他人事のような気持ちだったのに、 開幕式を見たら、急に気分が盛り上がってきました。 日本の選手には是非頑張って欲しいですね。 今回は最近あった労災の判決について書こうと思います。 仕事が終わって、会社の上司、同僚や後輩と居酒屋で一杯・・・ということはありませんか? おそらく多くの飲み会では、仕事や職場などの話題はあっても、仕事そのものをすることはあまり無く、 人間関係を深めたり、ストレス解消する場になっているのではないでしょうか? でも、時には仕事に関係の深い会合やパーティーなどに参加することもあるかもしれませんよね。 少し前のことになりますが、平成28年7月8日の新聞やインターネット等で、 「歓送迎会後の事故、労災と認める最高裁判決」という趣旨の報道がありました。 概要は、 職場の中国人研修生との歓送迎会に参加した社員が、研修生等をアパートま
今年の梅雨は、雨量が少ないまま過ぎてしまうのでしょうか? 小雨の合間に、夏の暑い日差しも垣間見える時期になってきました。 もうすぐ暑い夏です。スタミナつけて乗り越えないと。 今回は若い人に向けて、「学生アルバイトの労働環境」について少しだけ書いてみます。 経済格差が大きく広がってきた現在、学生でも働いて学費を稼がなければならない人が増えていると思います。 そんな状況の中、学生がアルバイトをする際、会社の労働基準法違反により不利益を被ったり、学業に支障をきたしたりするなど、 「社会問題」として注目され始めています。 そこで、厚生労働省では、「学生アルバイト」の労働環境や学業への影響等を把握するために、「学生に対するアルバイトに関する意識調査」を平成27年度に行いました。 具体的には、 大学生等(大学生、大学院生、短大生、専門学校生)の意識等調査(平成27年8月27日~9月7日)の結果を、平成
7月7日は七夕ですね。(地域によっては8月7日ですが・・・) 子供のころは、短冊に願い事を書いて飾り物を竹に飾り、 クリスマスツリーのように感じ、何だかいいことがありそうな気がして楽しかったけれど、 年を重ねてからは、人の飾った七夕飾りを何気なく見るだけになってしまいました。 さて、本日の話題になります。 見知らぬ会社に求職する時や、新たな取引を開始する時、 「相手はどんな会社なのか」をインターネットで会社のホームページを調べることはありませんか? でも、その会社自身が作ったホームページを、本当に100%信じられるでしょうか? 昨今「ブラック企業」という言葉が普通に使われ、 一部の企業による「長時間労働」「未払い残業」「社会保険、労働保険の未加入」「セクハラ、パワハラ」などが大きな社会問題になっていることはご存知の通りです。 私たちは、そのような労務管理の問題に「適正に取り組んでいる会社」
前回のブログから少し時間が経ってしまいました。 お天気は不安定ですが、暑い日もありますね。 連休は過ぎ去り、仕事に没頭している方もいらっしゃる頃でしょうか。 今回は精神障害の労災について書きます。 さて、近年、仕事によるストレスが関係した労災申請が増えています。 平成26年度「過労死等の労災補償状況(平成27年6月25日公表)」によると、 精神障害の労災請求件数は 1,456件で、前年度に比べて47件増加し過去最多でした。 労災補償の支給決定件数も、497件(うち未遂を含む自殺99件)で、前年度より61件増えて過去最多でした。 以前は、発病した精神障害が業務上のものと認められるかどうかの判断が難しく、時間がかかることがあり、 その認定を迅速に行うことが求められていました。 そこで、より早く判断ができ、また分かりやすい基準として、 厚生労働省から「基発1226号第1号(平成23年12月26日
ゴールデンウィーク真っ只中ですね。 ご家族とともに気分をリフレッシュされている方も多いと思います。 一方で、被災地では追い打ちのように余震があり、不安が続いているようです。 現地の方や支援されている皆様、大変だと思いますが頑張ってください。 本日は「労働災害」について、少し書いてみます。 平成28年3月15日に発表された、労働基準局安全衛生部安全課の「平成27年における労働災害発生状況について(1月~12月末、平成28年3月速報)」 によると 死傷者数114,292人 (前年同期比 △2,941人、2.5%減少) 死亡者数932人 ( 同 △83人、8.2%減少) 重大災害266件 ( 同 △25件、8.6%減少) 一昨年、平成26年は何れも前年より増加でしたが、平成27年は減少傾向で改善しています。良いことだと思います。 でも、労災の死傷者数は11万人以上もおり、まだまだ減らす必要がある
昨日車で出かけたら、いつも以上にパトカーや白バイを見かけました。 春の全国交通安全運動が4月10日から16日だそうです。 気を引き締めて安全運転しないと。 では、今日の話題です。 社会に出て働き始めた人は、意欲をもって前向きに仕事に取り組んでいる方が多いと思います。 でも・・・就職後3年以内に会社を辞めてしまう割合は、中学卒業者で7割、高校卒業者で5割、大学卒業者で3割、 いわゆる「753現象」があると一般的に言われています。 辞めてしまう原因はいろいろとあるのでしょうが、「働くときのルールや制度を十分に理解していない」ことも理由のひとつだと思います。 今日の話題は「働くルール」という基礎的な内容にします。 ベテランの皆さまにとっては「当たり前のこと」ばかりだと思いますが、我慢してお付き合いください。 会社で働くときは、会社と労働者が「働くこと」について「契約」を結ぶことから始まります。
今、新入社員や人事異動で、慌ただしい職場も多いと思います。 4月になると、「お花見」どころではないのかなあ。 さて本題に入ります。 人口減少や産業構造の問題などから、多くの分野で労働力の確保が難しくなっています。 しかし、不足しているのは労働者に限ったことではないようです。 中小企業の経営者も・・・ 少し前に、ある中小企業診断士の方から、 税理士等とご一緒に「中小企業の事業継承問題」について取り組んでいるお話を伺いました。 「中小企業の事業継承問題」というのは、簡単に言うと「中小企業の経営者の後継者が見つからない」ということです。 少子高齢化が急速に進むなか、中小企業の経営者の平均年齢は年々上昇し、60歳を超える経営者が全体の51.8%になっています。(帝国データバンク「全国社長分析」2012年) そして、中小企業の経営者が引退する年齢は現在70歳前後になっています。(中小企業庁委託「中小
お花見の季節。 お天気が不安定で、朝夕は冷えますね。 さて、ここから今日の話題です。 「賃金構造統計基本統計調査」という国の調査をご存知ですか? これは、厚生労働省が統計法に基づいて、現金給与、超過労働給与、賞与等を毎年7月に調査するものです。 平成27年度の調査結果が、2月18日に公表されましたので、その内容をごく簡単にご紹介します。 1)一般労働者の賃金の推移 男性の平均賃金は33万5,100円で前年より、1.7%増加しました。 そして、女性は24万2,000円で1.7%増加し、 過去最高の賃金になっています。 如何ですか?本当に実感がありますか? 2)性別による一般労働者の賃金 男性も女性も50歳から54歳が賃金のピークになりますが、そのときの男女の賃金の格差は16万3,300円もあります。 この調査によると入社時には男女の賃金はほとんど差がありませんが、その後、女性の賃金の上昇が少
春分の日が過ぎて、関東地方もそろそろ桜の開花宣言。 卒業、転出や退職など、お別れの季節ですよね。 でも直ぐに入学、転入や入社などの出会いも始まる季節です。 さて、今日の話題です。 最近、運転中ラジオで国会中継を聞いていたら「奨学金の返還問題」に関する質疑応答がありました。 質疑の背景に「労働者福祉中央協議会」という組織が調査したアンケート結果(2016年2月29日発表)したデータがあったようなので、それについて少し調べてみました。 ちなみに「労働者福祉中央協議会」とは、日本の労働団体、労働者福祉に係わる事業団体、生活協同組合、地方福祉協議会等で構成されている組織です。 「奨学金の返還問題」とは・・・ 現在、学生時代に「奨学金」を利用している人は、2人に1人(34歳以下、53.2%)にも及ぶそうです。 利用している人は平均312万円を借入し、月々平均約1万7千円返還しています。500万円以上
前回のブログから、少し間が空いてしまいました。 いつも読んで頂いている皆さまには、大変感謝しております。 私事ですが、実母が亡くなりました。最後まで病床から、私に「風邪ひかないようにね」と言うような人でした。 申し訳ありませんが、今後も少しの間、ブログの記載が変則的になるかもしれません。 今回は、最近また話題になっている「同一労働同一賃金」について書きます。 安倍首相が1月22日の施政方針演説で「同一労働同一賃金」の実現を目指すと表明しました。 そして、「一億総活躍大臣」も、その実現に向けて具体案を議論していく方針を示しました。 さらに2月5日の衆院予算員会でも、首相はその「法制化」の可能性について述べました。 ご存知のとおり「同一労働同一賃金」とは、正規雇用、非正規雇用を問わず、同じ仕事には同じ賃金を払うということです。 当然のように思えますが、残念ながら日本ではそのようにはなっていませ
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