私の愛用するカメラたち。左から、Deardorff 8×10inch、自作11×14inch Wide、自作11×14inch Light Weight、国産14×17inch 今回は私がスキャナカメラにはまるきっかけの話です。私はもともと大判愛好家です。11×14インチは東京にいる頃から始めてもう25年になります。街を撮るのに飽きると、11×14インチをインドにまで持ち込んだこともありました。そして、次第に自然の風景を撮るようなり、ついには屋久島の森が撮りたくなって、とうとう会社を辞めて住み着いてしまいました。移住当時は11×14インチにプロビアを詰めて森の撮影を楽しんでいました。今でもプロビアの11×14フィルムが家の冷蔵庫に20箱も入っています。しかし、移住して7年目になって、仕事もないので必然的に銀行預金も底をついた頃、1カット2000円の現像代×撮影枚数を工面するのが厳しくなりま