サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
163.43.30.42
9月特集「ひとりの夜に」。今回は、サウナ漫画『湯遊ワンダーランド』著者・まんきつさん、プロ格闘技選手・青木真也さんの対談をお届けします。さみしい瞬間は「日々たくさんある」というふたりが、過去と現在のさみしさとの向き合い方について語ります。 社会人になって、出会いは仕事絡みばかり。学生時代の友達とも、なかなか会う機会が作れずに疎遠になってしまった。周りは結婚をする人も多くて、今までみたいに気軽に遊べない。大人になってから感じる「さみしさ」は、子どもの頃よりもずっと途方もないものに感じるかもしれない。 そんな大人のさみしさを、漫画家のまんきつさんと格闘家の青木真也さんが語り合います。 一見異色の組み合わせではあるものの、孤独な作業を繰り返すお仕事であったり、既存の家族像と相容れない部分があったり、サウナが好きだったり、いくつも共通点があるおふたり。若い頃に比べて、「さみしさ」との向き合い方はど
もしもあなたの大切な人が、あなた自身が「依存症」だと告げられたらどうすればいいだろうか。厚生労働省が発表したデータによると、アルコール依存症に限った話で言えば、女性の社会進出や、高齢化を反映して、女性・高齢の患者数が増加傾向にある。 1月17日に開催された「私たちが依存症になる理由」というテーマのもと開催されたトークセッションには、約20年もの間、依存症の臨床に関わってきた斉藤章佳(さいとう・あきよし)さんと、自身も過去に買い物依存症だったと話す作家の中村うさぎさんが登壇した。 前半では、依存症の根底には、性の問題が潜んでいると斉藤さんは語ったが、ここでは、その性の問題の根っこにある男尊女卑的な価値観に触れながら、依存症からの回復モデルについて探っていく。 前半の記事はこちらから 【斉藤章佳×中村うさぎ対談】私たちは痛みを抱えて生きている。「依存症」の根底にある”性の問題” 出演者プロフィ
出産後、募るイライラと、増える夫婦喧嘩。救ってくれたのは「夫を育てる」という考え方ではなく、自分にとって一番しっくりとくる選択をすることでした。 息子が生まれてからの、この1年の間にした夫との夫婦喧嘩の数は、それまでふたりで暮らしていた7年間のトータル数を軽く上回っている。 妊娠中から、「産後は夫婦喧嘩が増える」というようなことをよく耳にしていたし、実際、子持ちの友人ばかりが参加しているグループラインには、彼女たちの配偶者への愚痴ばかりが送られてくるが、産前は「なぜそんなに怒っているのだろう」といつも疑問に思っていた。 夫婦なのだから、不満があればその都度、きちんと話し合い解決の手段を探ればいいと考えていたし、わたしはそれを実行もしていた。そもそも家のことは、互いに無理なく分担できて、ストレスなく生活していたので、喧嘩する理由もなかった。 ところが、いざ子どもが生まれた後になっては、子持ち
素敵な異性と出会うこともあれば、長く付き合っていた人と別れることもある。仕事で大きなプロジェクトが成功することもあれば、入社以来一番大きなミスをしてしまうこともある。ライターのカツセマサヒコさんが、生きていくうえで訪れるたくさんの喜びや悲しみにそっと寄り添うエッセイをお届けします。 まだ20代にもなっていない頃の話だ。 ある種の罪悪感からか、自分から別れを告げた人に、手紙を書こうとしたことがある。 恐らく、「ごめん」とか「一緒にいて楽しかった」とか、そんなしょうもないことを書くことで、「フッた自分を嫌いにならないで」とでも伝えたかったのだろう。 もしくは、「この恋を忘れないで」か。 「便箋ってあったっけ?」 母親に尋ねると、見透かされた。 「自分から別れを告げたなら、形に残るものを送るのは、やめなさい」 「復縁する気がないなら、それは優しさでもなんでもない、自己満足だよ」 母は、アイロン台
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『163.43.30.42』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く