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新しい流行言葉になるのか? ライセンス購入に対して、従量課金型のASP型ソフトウェア提供が最近持てはやされているが、これを英語では"Software as a Service"と言う事がある。略してSaaS。この記事は、SaaSの伸びが2004年度は前年対比40%増であったというIDCのレポートについて報じている。 "Software as a Service Seen Sprouting Legs" Internetnews.com 記事では、今が旬のSalesforce.comを始め、Siebel、GrandCentralなどの企業名が並ぶ。また、対象顧客は中小企業及び、大企業の一部門であることが多いという。 この流れはまだまだ止まらないとしているが、GrandCentralはデータ・インテグレーションをサービスとして提供しているという。果たしてASPのモデルはどこまで通用するのか。
『ソフトウエア企業の競争戦略』を読んだ。400ページを超えるので疲れるが、著者の研究とコンサルティング・ワークに裏打ちされた議論には納得させられる部分も多い。一方、著者のこの領域での研究が長いためか、ソフトウェア企業の領域が閉じたものである印象を受けることなど、物足りない側面もある。 ポイントをいくつかピックアップして紹介すると。。。 ◆国別のソフトウェア産業の比較 冒頭で欧州、日本、米国のソフトウェア業界を比較している。日本と欧米という見方はしたことがあるが、以下のように分類されるとなるほどといった感がある。SAPはやはりドイツでアメリカではないな、と納得してしまう。 ・設計における美を追求する欧州 ・高度だがイノベーションのない日本 ・品質はまあまあだが業界標準を打ち立てて大もうけする米国 ◆ソフトウェア企業の戦略軸 続いて、ソフトウェア企業の戦略を考える際の軸の定義と、それぞれの戦略
しばしば同じタイミングで全く異なる文脈から出たニュースが符号する。今回もそんなケース。 1つは日本IBMが天城にてソフトウェア会社やシステム・インテグレーターなど23社を集めてSOAの可能性について議論したという話。 『日本IBMが伊豆・天城にソフト会社/インテグレータ23社の幹部を集め、SOAの可能性を議論』 Nikkei ITPro オンデマンド型ソリューションの展開を目論むIBMがパートナーへの啓蒙活動を行ったものと理解できる。ただ、記事では「参加したパートナの多くはSOAに関して、まだ勉強/検討フェーズ。関心は高いものの、採用には慎重な姿勢をとる企業が多かった」とあるように、IBMが望むスピード感で市場は動いていないという現状を映し出している。 もう1つは、SOAの重要な要素技術であるWebサービスが抱える課題に関する話。 "Web Services Still at an Imp
MIT教授であるトマス・W・マローンの『フューチャー・オブ・ワーク』を読んだ。ネットワーク社会における組織について考察した本である。 テクノロジーの進展に伴うコミュニケーション・コストの低下に焦点を当て、社会が孤立した群れから、中央集権化された王国へ、そして最後は権力が分散化された民主制へと移行したように、企業も孤立した商店から、階層構造を持つ企業へ、そしてネットワーク型企業へと進化すると説明する。 そして、分散化にも、「ゆるやかな階層制」、「民主制」、「マーケット」の三種類があるとして、それぞれの長所・短所を議論している。その中でいろいろな組織の事例が引かれていて面白い。社内でブログを活用するGoogle、リナックスの開発形態、Wikipediaの編集方法、ゴア社の意思決定方式、イーベイの顧客民主制などなど。 そこから更に議論が急進的な方向(分散化の究極の姿)へ進む方思ったが、本書はここ
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