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大谷翔平
blog.goo.ne.jp/sumeshi_gigoku
続いて綿流し編Fredericaの詩。 **************************************** タマゴをじっと、温める。 温める熱が愛ならば、生まれる子供はきっと幸せ。 愛がこもって、喜びにあふれる。 タマゴをじっと、温める 温める熱が怒りなら、生まれる子供はいったい何? 私もタマゴを、温める 温める熱はガスだから、何のタマゴか興味なし。 ***************************************** 祟り編以降までやった人には説明不要だろう。とりあえず、今の詩が謎解きの方向に向かっているのとは対照的に、何かの不気味な予言めいているということを指摘しておけば十分だろう。 ただ、やはり最後の一節は気にかかる。「私」と「ガス」も去ることながら、そこに「タマゴ」という要素が入り込んでいるからだ。この文脈だと、「ガス」は目的ではない。中身に「興味なし」
続いて二編収録版について。こっちは紹介文もFredericaの詩もかなり違っている。まずは鬼隠し編の詩から掲載する。画像を載せたが、携帯の人もいると思うので文を書き出してみると、 *********************************** 今日はちょっぴりいい事があった 下駄箱の私の靴の中に画鋲が入っていたからだ。 クラスには50人もいるのに、なのに私を選んでくれた。 誰よりも想ってくれる、そんな誰かがいる証拠。 そんなささやかなうれしさを、みんなにも教えたい。 だからみんなの靴にも一粒ずつ。 ************************************ 婉曲的、抽象的な話の多い現行のFredericaの詩と比べると、格段に生活臭がある。しかも、彼女が学生であることは間違いない。「クラスには50人もいるのに」という下りが、およそ30人前後で一クラスしかない雛見沢校の
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