※下記のリストは、日本の芸術実技系の大学院修士課程の学生を対象とした、ゼミナール形式の現代美術史の授業で用いている文献一覧です。重要文献でありながらも、別の通史の授業で説明しているために、入っていないものもありますし(ロザリンド・クラウス「指標論」等)、翻訳がない文献(ジョージ・クブラー、ニコラ・ブリオー、ジャック・ランシエール等)も除外しています。日本で現在一般的に参照される版ではないものを推奨している場合もありますが、それは、あわせて配布する予定の英語版に対応させるためです。 ジグムント・フロイト「ミケランジェロのモーセ像」渡辺哲夫訳(1914年).『フロイト全集』第13巻(岩波書店、2010年)、1-40ページ.他に『フロイト著作集』第3巻(人文書院、1969年)にも所収. ヴァルター・ベンヤミン「複製技術の時代における芸術作品」野村修訳(1936年)[第3版].『ヴァルター・ベンヤ