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大谷翔平
okajima-akihiro.hatenadiary.jp
2021年12月12日 アドベントカレンダーというのがあるそうですが、今年は「言語学な人々」というアドベントカレンダーがあって、それにお誘いを頂いてホイホイと乗ってしまいました。 しかし、なんでもギリギリになってしまう私です。 adventar.org 私は日本語の研究をしているのですが、3年ほど前だったでしょうか、親元に帰ったときに、八十代の母親が小型の実用辞典を持ってきて見せるのです。これを見ながら字の練習をしていたのだが、ふと気になってページ数を数えてみたら、サ行がいちばん多い、なかでもシがいちばん多いと知った、と。 国語辞典とも言えないような用字辞典的な小型の実用辞典で、インデックスも付いていないものなので、ページ数を数えてみたようですが、その時、「この親にして、この子あり」と思ったのでした。 私は、たしか小学6年生の時に、家にあった国語辞典*1には載ってない言葉が多いように感じて
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20081228 こちらにありますように、 南陀楼綾繁&積ん読フレンズ『山からお宝 本を積まずにはいられない人のために』けものみち計画 2008.12 に、「「積ん読」の語誌」を寄稿いたしました。56-57頁。 「「積ん読」の語源」ということで、お話を頂いたのですが、どのような人が使ったのか、というような話も、ということでしたので、「語誌」にしていただきました。二頁で「語誌」を名乗るのは、少し誇大広告ぎみですが。 「はじめに」を見ますと、 何気なく使っている「積ん読」という言葉について、国語学の研究者に解説してもらった。 とあり、「ておく」の意味の変化であるとか文法かであるとかについて全く、「ておく」から「とく」への変化であるとかについても、あまり書いていないことを、申し訳なく思います。 後になって、「積ん読」の語が、『ことばの
複数の日本語 方言からはじめる言語学 (講談社選書メチエ) 作者: 八亀裕美,工藤真由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (8件) を見るをいただきました。「著者献呈」とありますし、お二人とも知り合いですので、お二方から下さったものであると、思っております。 さて、すでにネット上でも評判が出ておりますが、とても良い本であると感じます。 新書・選書の類にも、方言を紹介する本は多くありますが、類書にはないダイナミックさを持っています。方言と方言を比較したり、日本語以外の言語と比較することで、標準語よりも豊かな*1各地の言語のありかたを示そうとしているからです。 一つ一つの事項について、もう少し詳しく書いて欲しい、と思うところもありますが、そこは入門書(「最前線へとご招待」)というところで、後に挙げてあ
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